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世の中の喫煙者叩きの風潮がいかに狂ってるか思い知らされたオレ

先日、彼女さんと一緒に行きつけの飲み屋さんに行った所、地元の人気店なためか店内が酷く混雑していた。カウンター席に2つだけ空きがあったので、とりあえずそこに腰を下ろしたのだが、従業員がみなパニくっており、飲み物の注文も取りに来れない有り様。

仕方ないので食べ物が来るまでまったり待っていようとタバコを吸い始めたのだが、隣の席の中年女性達が即座に 「ゲホゲホ」 と咽始めた。

オレは 「ああ、タバコ苦手だったか、申し訳ないな」 と思って火を消そうと思ったんだが、それより早くオバハンの声が。


「あー、けむいけむい。世の中にはタバコ苦手な人もいるんですよぉ~」


この小声で仲間内で話をしてるような素振りなんだけど、絶対にオレにだけは聞こえるように発している絶妙な音量加減といい、嫌味っぽい口調といい、オレ様は一発で火病をこじらせかけ、消そうと思ってたタバコを再びふかし始める。(←この辺がオレの心の狭さ)

でもな、別にそこは禁煙席でもないし、そもそもこの店は全席喫煙席なわけだし、オレは何も悪い事はしていないと思うんだが。タバコの煙が苦手なら喫煙可能な店に来なけりゃいいんじゃないのか?

それか手間でも店の人に相談して、タバコの煙が苦手だから喫煙席を作ってくれとお願いするとか、色々と前向きな解決策はあると思うんだけれども。

っていうかさ、ハッキリと 「申し訳ないけどタバコ苦手なのよ」 と言ってくれれば吸わないって。それをなんで遠回しに嫌味を吐いて他人を自分の思い通りに動かそうとするかね。オレ大嫌いなんだけどそういうヤツ。

まあしかしババア(悪意に満ちて参りました!) の勢いは衰えを見せず、さらに露骨な行動に出るようになる。


「そういえばマスクあったのよねマスク。どこいったかしらね~?」


と、自分のバックをカウンターの上に置いて、わざと目立つような仕草と声で風邪用のマスクを取り出し装着。

てかババアよ、マスクしなけりゃタバコに耐えられないほど苦手なら、悪い事言わないから禁煙席のある店に行けって。ここはサラリーマンのお父さんが美味い肴で一杯引っ掛けて幸せになるような店だぞ?ヘビースモーカーのオレだって、例えばラーメン屋とかフレンチとか、食べ物の香りが台無しになっちゃうような店じゃタバコは吸わないよ。でもここは飲み屋なのよ!


「日本の人はもっとマナーいいと思ったんだけどねえ。この間韓国に行った時でももう少しマトモだったわよ~」


よし、じゃあお前は韓国に住め。誰も文句言わないから韓国に永住しろ。タバコを吸う側だけにマナーが要求されるわけじゃねえだろ。タバコを拒否する側のマナーをなぜ誰も追及しないのか!

この辺りになるとオレはもう逆に面白くなってきて、1本吸い終わったと見せかけてチェーンスモークしてみたりして遊び始める。

オレが全く動じず、逆に嬉しそうにタバコを吸い続けているのがわかったのか、ババアの矛先はなぜか店に向く。


「ねえ注文!」

「すみません、少々お待ちください!」 (従業員は混雑パニック中)

「あーはいはい、待ちますよ~。ずっと待ちますよ~。儲かってらっしゃいますもんね~。」


ババアよ、ちょっと店内を見れば明らかに混みすぎて回ってないのわかるよなあ?ホールも厨房も大車輪なのは見れば理解できるよな?誰もが 「人気店だからしょうがないよねえ」 って我慢してんのわかるよな?オレなんか最初のビールが出てくるまでに20分くらいかかったけど、店の惨状を見れば仕方ないと思ったぞ?

そんでもって注文を取りに来てもらえなくて (といっても数分) イライラしたのか、ババアの目は再度オレ様に。


「若い人はやっぱよくないわねえ。タバコは殺人罪よ~。○○さんそう思わない?」


そうだね、タバコは周囲の人間にも害が及ぶからね。オレも隣の席にいるのがお前じゃなかったらタバコ吸わないよ。


「私は喫煙者だった時から他人のタバコの煙が大嫌いでね~。」


元喫煙者かよ!だったら今の自分が喫煙者時代の自分の隣に座ってたとしたらどうよ?そういう風に考えれば、いくらなんでも今の自分の言動がおかしいとわかるだろ!それに何よ、自分が吸うのは良くて人の煙が気に入らないってロジックは。そりゃお前が単にわがままで自分勝手なだけじゃねえか!

ちょっと頭の中がプチプチと音を立ててしまい、「ちくら (実名報道) のお父さんごめんなさい!もう怒鳴ります!」 と心の中で謝罪をしてババアに文句を言おうとした瞬間、何気なく厨房のお父さんと目が合う。お父さん苦笑いでペコリ。

ですよね~、さっきから黙々と料理を作ってるお父さんにも聞こえてましたよね~。このババアの声、小声なふりしてデカイっすもんねえ…。

お父さんの申し訳なさそうな顔を見てしまい、怒るに怒れなくなるオレ。そうだよな、ただでさえ混雑してて大変なのに、これで客同士が揉めてちゃシャレにならんよな。そう思ってババアをからかうのをやめ、タバコも消して飯と酒に集中するオレ。


「はーヤレヤレ、やっと生き返ったわ~。息ができるって幸せね~」


もうオレには何も聞こえない。きっと幻聴。



あのね、オレが思うにね、タバコってのは百害あって一利なしなのはわかるのね?吸う側には常に 「わきまえる」 事が要求されるのも当然だと思うのね?

でも吸う事が許されてる場所の場合は、タバコを拒否する側にマナーが必要だと思うのよ。オレだって禁煙席でタバコ吸ってて文句言われたから怒ってるわけじゃないし、喫煙席であっても小さい子供とかが近くにいたら吸わないし、さっきも言ったけどお店によっては絶対に吸わないし。それ以外の場合でも、近くの席の人間がタバコが苦手だと言ってくれれば我慢しますよ。

でもハッキリ言って欲しいのよね。直接自分で何か主張するわけでもなく、聞こえるように嫌味を垂れ流して相手をコントロールしようという発想が気に入らない。それとたまにいるんだけど、普通に 「タバコ苦手」 って言えばいいのに、いきなり怒り出すヤツとかがいるのよ。喫煙席だからタバコを吸ってたら、最初から激怒モードで 「こっちはタバコ苦手なのよ!」 と怒鳴られたり。

そんなのポカーンですわ。

普通に 「申し訳ないけどタバコ控えてもらえますか?」 とか言ってくれればいいじゃん。なんでそれが出来ないで、さも自分が正義かのように極端な言動に出るんだろうか?

喫煙席でタバコ吸うのって悪なのか?世間の禁煙ブームは悪い事ではないと思うけど、なんかもう魔女狩りの域に達してない?

そもそも国が長年に渡って国民にこれだけ中毒性の高い物を売りつけてたのに、世の風潮が変わったからって一気に "悪" とするってのはおかしいだろ。タバコ1個の値段の9割以上が税金ってなんだよそれ。

何がむかつくって、そういう声に流されて、調子に乗って笠にかかって叩こうとする今回のババアみたいなバカが許せない。

自分なりにマナーを考えて吸ってる喫煙者であっても、そこまで酷い扱いを受けなきゃイカンのか?何かがおかしいと思わない?

世の中が中国を叩いていれば、深く考えもせずに右へ習えで中国を叩き、韓国を叩いていれば韓国を叩き。そして喫煙者に対してもヒステリックに叩き。

それがちゃんと考えた上での自分の意見ならいいけど、殆どの人間がただ流されて正しい事をしている気になってるだけじゃん。バカかとアホかと。


正義漢ぶりたいなら、まずは自分の脳みそで考えろ。調べろ。それで出た結論であれば尊重する。そうでないならそれがどんなに正しい意見でもゴミだ。

言葉を発するだけじゃなくてそれに血肉を通わせろ。そうでないならその言葉はお前の物じゃない。自分の言葉じゃないなら聞く価値もない。


と、ネットの片隅で社会的弱者の喫煙者が火病っているわけであります。



都会的な板橋の祭り

今日はナウでヤングなシティである板橋で、最も最先端なお祭りが行われる日である。

その名も「田遊び」

五穀豊饒を祈る大昔から続く由緒正しいお祭りなのである。

とりあえずアレだよな。板橋が23区ってのはデマだな。

中板橋なんか一番メジャーなお祭りがヘソ踊りだし、それに至っては何が目的なのかすらわからんな。

というわけで、今から取材のために泣く泣く田遊びに行ってきます。

ちなみに最寄り駅は新高島平駅です。(公称徒歩15分)

次に近いのは下赤塚駅か地下鉄赤塚駅です。(共に公称徒歩25分)


気になる人は今すぐ赤塚諏訪神社にGOだぜ!

板橋で起きた大事件シリーズ 「淡水魚水族館」編

板橋本のネタ集めのために雪の中あちこち徘徊しているオレなんですが、ふと思い出した事が。

板橋区には 「板橋こども動物園 」 という謎のスポットが存在する。

そこにはオレが子供の頃からヒツジ・ヤギ・シカなどが放し飼いになっていて、誰でも無料で直接触れ合えるという心温まるスポットなんだが、他にもフランミンゴやクジャクまで居たりしてラインナップが意味不明。さらに時間が合えばポニーにも乗れちゃうという微妙なサービスがあったりするんだが、あらゆる面で何かが足りない。全体的なトーンとしては壮絶にユルい。あまりにユルすぎて、区民から見事に無視されているほどである。(せっかくの動物園なのに!)

そんなこども動物園のレポはこちら。


でまあここは動物園というより、広い公園として利用している人の方が多いんだけど、前は敷地内に 「板橋淡水魚水族館」 という水族館まであったのね?

展示されてるのがコイ・イワナ・アユ・メダカ・タナゴ・ブルーギル・ブラックバス・ウーパールーパー・ピラニア…と、全くもって華がない。

しかしジオラマみたいに水槽を作り込んだりしてて、日曜日とかに小さい子供を連れてくにはちょうどいいかなっていう、個人的には 「アリなんじゃない?」 っていう場所だったのよ。

そういや何を考えたんだか、名前だけ見てピラニアと間違えたんだか、ただでさえ水族館自体が狭いっていうのに世界最大の淡水魚ことピラルク まで飼ってみたりして、そのピラルクがすくすく育って水槽に収まらなくなるという訳のわからなさもステキ。

仮にも区の施設なんだから、1日2日じゃなくて、3年くらい先の事まで考えましょう。

動物園といい水族館といい、施設の発想はステキなのに、どうしてこう "足りない" のだろうか。それがまた板橋らしくてチャームポイントにも思えるんだけれども。

■参考リンク
淡水魚水族館を訪れた人のレポ



で、そんな淡水魚水族館であるとき大事件が起きる。

この水族館は、水槽の中に手を入れられるくらい客との距離が近く、なおかつ殆どの水槽に蓋が付いていないという 「古きよき日本」 を思わせる構造だったんだが、それが見事に仇となった。




「4月のお魚 天然物のウナギ」



はい、もうご理解いただけましたね?



そうです。その通りなんです。

「ウナギも淡水魚だろう」 という発想で展示されていた "天然物の" ウナギさんが、あっという間に行方不明になってしまったのです。




4月11日に水槽内のウナギが
行方不明
になってしまいました。なぜ?
逃げ出さないはずなのに…。
とっても悲しいです。
ウナギさん!どこに行ったの?


「4月のお魚」 として展示されていたんだから、ウナギが水槽に入れられたのは4月に入ってからだろう。という事は、長く見積もってもわずか10日の間に何者かに盗まれたという事だ。

張り紙には行方不明と書いてあるが、そんなもん頭の悪いDQNか、ホームレス辺りに食料として持って行かれたに決まってる。

不必要に "天然物のウナギ" だなんて煽るからじゃないかな!!

展示するウナギに天然物もクソもねえだろ!なんでそんな余計なとこで変なプライド見せてんだよ!「ウチのは天然物っすから」 とか言って有り難がられるのはうなぎ屋だけだろ!水族館で 「ほぉ、ここのは天然物だね?」 とかウンチク垂れてる京極さん(美味しんぼ) みたいなオヤジは見た事ねえよ!

まあそれはともかく、盗んだヤツも大馬鹿だよなあ。いくら天然物と言ったって、水族館で飾られてたウナギを食いたいと思うか?まともな生活レベルの人間だったら普通はスルーだろ?どんだけ物理的にも精神的にも貧しいんだよって話ですよ。

それに他にも食用にできる淡水魚がたくさんいたのに、盗まれたのは "天然物の" ウナギだけなんだから、これはもう明らかに張り紙が間違ってた。

板橋区民の民度の低さを見誤ったのもそうだし、そんな特ア根性を持った住民が大勢いる地域で、不用意に "天然物" なんて謳っちゃったのもマズイ。そんなもん玄関の外にわざわざ金庫の扉を開けて置いておくようなもんだ。板橋区民の貧民っぷりを抜きにしても、安全のためにせめて水槽に蓋くらい付けとこうよ。


※ちなみにこの淡水魚水族館は、施設の老朽化を理由に、2004年に閉館しました。



それによくよく考えてみたらこども動物園にいる動物もヒツジとかシカとかヤギだよね?という事は、それも食用にできない事もないんだよなあ。

そのうち板橋ご自慢の民度の低い日本人なんだか特ア人なんだかわからん連中に 「ジビエだやっほぉーい!」 と持って行かれる可能性がないとは言えないわな。

試しに園内に 「シカやヒツジの肉は大変美味な事で知られています」 とか書いといてみなよ。3日で行方不明になるから。



というわけで、板橋というのはこういう場所なんです。

せっかく素晴らしい施設があるのに、それを活かせない貧しい人間があまりに多いんです。

調べるほどに板橋本の原稿書くのが辛くなってきたお…。



■写真協力
・板橋区最狂の食い道楽女王



【突発旅行】和倉温泉 渡月庵 その2 →和倉ぶらり旅

すっかり更新し忘れてた。

というわけで、今回は和倉温泉渡月庵さんのお風呂と、和倉温泉の街中の様子をご紹介。




こちらは渡月庵の貸切風呂の脱衣所。どうでもいい事なんだが、足ツボマッサージ機が使い放題なのが気に入った。(貧乏性)





貸切風呂なのに全体的に広く、湯船は大人が5人くらい足を延ばして入ってもまだ余裕がありそう。これなら三世代家族6人とかでもゆったりできるんじゃないか?

和倉のお湯は海が近いからか塩分が強く、あっという間に全身が温まる。問題なのが皮膚に疾患のある人にはちょっと刺激が強いかな?という点。入ってれば慣れるレベルだけどね。




内湯の隣には露天風呂もあり。残念ながら広々とした景観はないんだが、その代わりに整えられた庭園が見れる。雰囲気の良いお風呂なので、夫婦とかカップルでのんびりするのに最適じゃないかと。




そんでもって渡月庵にはもう一つ貸切のお風呂がある。
この古い蔵のような建物に入ってみると…。






中には妙にコジャレたスペースが。洗面台からお化粧台からトイレまで見事なまでに若いおにゃの子が好きそうな造り。キレイすぎてオレのようなこ汚いオッサンには居心地が悪い!





こっちのお風呂はちょっと狭めで、大人が2人も入ったらギュウギュウである。ただトンネルのように出っ張った部分(写真下)があって、そこはちょうど1人がスッポリと納まるくらいのスペースがある。オレみたいな "閉所好き" ならすんごい落ち着くと思うんだが、閉所恐怖症の人は嫌がるだろうなあ。(個人的にはこのトンネル風呂にハマってるのが最高に気持ちいい)





でもってお風呂の隣の部屋では岩盤浴が楽しめる。洋風なんだけど、どこか和のテイストを感じるノスタルジックな内装で、寝転がってて気分がいい。それほど強烈な熱さはないんだが、20分も寝てると汗ダクダク。

あー、女の子にはこっちの岩盤浴の方が受けがいいかもしれんなあ。家族で行くとか、高齢者を連れて行くなら最初に紹介したお風呂の方がいいと思うけど、若いカップルとかにはこっちの方がオススメだなあ。(早い話が両方入れという事なんだが)




岩盤浴でたっぷり汗を流したら、美味しい朝ご飯をモリモリ食おう。なんかもう理想的な旅館の朝食って感じで幸せすぎる。やっぱ日本人は米と魚だ。



<和倉温泉ぶらり旅>

・和倉温泉
もともとは1200年ほど前に温泉として開かれたのが始まりだといわれているが、それは現在の場所ではなく、山の麓に湧いていた。それが、永承年間(1046~53)に地震が起きて源泉が閉ざされてしまい、行き場のなくなった湯が、七尾湾内に噴き出し、珍しい海中の温泉となった。

海に湯が噴出したことが人間に分かったのは、シラサギが海で羽を休めている姿を、村人が目撃したからだという。その姿はまるで人が沐浴をしているようだったといわれている。

初めは、潮が引いた時に湯をくみ上げて使っていたものが、七尾の城主畠山氏や加賀藩の前田氏が徐々に整備し、明治になって山を開いて、さらに旅館などに内湯が引かれるようになって、現在の温泉街になったそうだ。また、1963年にはボーリングによって新しい源泉も発見された。

現在の七尾の海はとても静かだ。能登半島が日本海を、あたかも左腕で抱えるように包み込んでいるが、その中でさらに包み込まれているのが七尾湾だ。七尾湾には能登島が浮かび、湾内は北湾、西湾、南湾に分かれている。この西湾をすぐ目の前に見て、和倉温泉の温泉がある。良泉が湧き出ている他に、風光明媚というのは、温泉の条件としては最高だろう。

(中略)

地殻変動によって湯が湧き出し、その湯に動物が浸かっているのを人が目撃する。苦労をしてその湯を人が利用するようになり、為政者もそれを助け、明治以降に近代化が進み、誰もが利用できるようになった。同じような経緯は多くの温泉地で耳にする。温泉はただそこに湧いているだけでは、湧水でしかなく、人の手が関わることで始めて温泉としての意味をなす。そこに、動物が一役買っている、というのも面白いものだ。(取材:岩間靖典)

ツムラ温泉科学プロジェクト から引用)


和倉のオフィシャルサイトにある説明書きよりも良い文章だったので、思わず引用してみた。




宝仙閣の専務であるbee氏に案内してもらって、街中をお散歩してみた。最初に訪れたのは渡月庵のすぐ近くにある、スクナビコナが祀ってある神社。その名も少比古那神社。

国津神(と呼ばれた人たち) は能登くんだりまで逃げてきたんだろうか?






こちらは和倉の湯元広場。源泉が命の温泉街だけあって、お湯自体を祀っているみたいね。よく見ると 「湧く浦」 と書いてあって、これが和倉の由来なんだろうなと勝手に解釈。確かにすぐ目の前が七尾湾だし、納得できる名前だ。




温泉かけ薬師如来像さん。何かいわれがあるのかと思いきや、bee氏も 「これ何でしょうね?」 と首をひねっていた。誰かが勝手に作ったと解釈していいのか?それともbee氏がいい加減なのか!?




こちらは弁天崎公園の中にある弁天様のお社。こっちはちゃんとしたいわれがあって、何でもこの公園はその昔海を隔てた先に浮かぶ孤島だったらしい。それが明治時代に埋め立てられて、今のように地続きになったそうな。




案内役のbee氏が 「俺はこのフォントが凄く好きなんですよ」 と紹介してくれたバスターミナル。確かにレトロな造りで可愛らしい。これで走ってるバスがボンネットバスだったら最高。(未確認)




こちらはbee氏の実家でもある宝仙閣さん。今回泊まった渡月庵はこの別館である。










七尾湾があまりにキレイだったから無心で写真を撮りまくってみた。bee氏も 「こんな色の海は珍しいですよ」 と言っていたので、本当にレアなんだろう。

この青を基調としていて、そこにクリーム色だったり、紫だったり、少し赤が入ってたりという色合いは素晴らしいの一言。それにこの日の七尾湾は凄く水面が穏やかだったんで、不思議な滑らかさがあった。まるで鏡みたいなんだけど、鏡よりももっと柔らかい物というかなんというか。



■特別付録 その1

渡月庵のすぐ前の入り江にたたずむサギ(?)の人。bee氏いわく 「この人はうちで一番の常連なんですよ」 とのこと。いつも同じ場所にいるらしい。



■特別付録 その2

異国人パブ。激しくレトロ。レトロって言うかむしろ物悲しい。異国人パブて。異国人て。



■参考リンク
前回紹介した夕飯はこちら
和倉温泉
宝仙閣
渡月庵

※今回紹介した貸切風呂は有料なので、上のオフィシャルサイトを見て貸切風呂とご飯のコースがセットになってるプランを選ぶといいかも。

ちなみにオレが今回お願いしたのは、和牛ステーキと舟盛りのコースと、貸切風呂の湯音がセットになったプランで、1泊14,700円だった。それに貸切岩盤浴の夢蔵が50分で2,800円なので、総額で1泊17,000円くらい。

お手頃なお値段なので、記念日かなんかにちょっとリッチな旅行なぞ楽しんでみたらどうだろ。(問題は能登までの交通費と移動時間なんだがな!)



【突発旅行】和倉温泉 渡月庵 その1

さて突発旅行レポ2回目。今回は和倉温泉の渡月庵をご紹介。


ちなみに渡月庵とは以前訪れた宝仙閣 の別館で、大正時代に建てられた数寄屋造りのなんともレトロな建物。前々から一度ここに泊まってみたくてうずうずしていたのよね。




上は昼間に撮影した外観で、日が暮れると下の写真のようにライトアップされる。宿の目の前にある池は、実はすぐ目の前の海から入り込んでいる入り江だったりする。






逆の角度から見てみると、これが入り江だとよくわかる。写真の奥に写っているのが日本海様で、目の前にある橋が渡月庵の名前の由来になった渡月橋。










宿の中はとにかくレトロな雰囲気で満ち満ちている。何気ないところに細かい細工が施されていたり、下世話にならない程度に間接照明を活用していたり、癒し度は抜群。


渡月庵は和倉温泉にある宿の中でも特に小さいけれども、それを上手く魅力にしていると感じる。





ちなみにオレが一番気に入ったのは階段だったりする。なんかこの階段好きだ~。昔の自分の家を思い出す。(生まれた家が古臭い大正時代の建物だったのよ)





館内着として浴衣や丹前やどてらが部屋に備え付けられているんだけど、女性はカラフルな浴衣を選ばせて貰えるようだ。ズルイ。オレ様もお花の柄の浴衣を着たい。差別だ。





渡月庵の玄関先には、無料で誰でも入れる足湯がある。腰のあたる部分が岩盤浴の石になっており、散策に疲れた時にぐったりするといいんじゃないかと。




<お待ちかねのグルメコーナー!>

今回は専務のbee氏に 「通常料金で通常のご飯でいいですから!食いきれなくて残すのもったいないんで!」 と伝え、渡月庵のサイトに載っていた 「平日限定マル得プラン」 というヤツをお願いしてみた。


渡月庵のマル得プラン

内容はちょこちょこ変わるらしいが、今回は和牛のステーキと、舟盛りと、通常のお料理 と、予約制の貸切温泉(有料) がセットになって、お1人様1泊14,700円というお値打ち価格。(普通にバラでお願いすると19,000円くらいか?)




一度食べて 「すげえ美味い!」 とわかっているので、席についた時点でワクワクドキドキ。餌を待つ犬のような心境である。




とりあえずカニ。オレ様はカニって実はそんなに好きでもないんだが、なんか知らんけど彼女さんと一言も口をきかずに無言で身を取り出していた。傍から見たらえらく殺伐としたカップルだと思われるに違いない。


お酢が酸っぱすぎず甘すぎずカニの風味を殺さずで程よく、ずるずるむしゃむしゃと口一杯にほうばってしまう。やっぱ土地の力って偉大。




オレの中で大ヒット商品に認定したナマコのみぞれ和え。もうね、ナマコがつるっとして、プルンとして、コリコリっと歯に抵抗を感じた時には噛み切れているという絶妙な食感で、なんていうか最高。


bee氏に 「このナマコ凄い美味いよ!」 と喜びを伝えたところ、「え?そうなんですか?ナマコってこういう物だと思ってました。」 と一言。


淡い殺意を覚えた。




焼き鯖寿司と、海老に味噌を乗せたのと、笹餅のような餡子の入ったお団子。焼き鯖寿司があまりに美味いのは前回と同様。海老自体のミソの風味がすごく濃厚で、ほんのり甘いお味噌との相性もばっちり。気付くと手づかみでジュルジュル吸い付いていたオレがいる。優しい甘さの餡子も口直しにぴったり。




本日のお刺身さんたち。鮪に烏賊に海老に寒鰤にサザエに子持ちの鰆にと盛りだくさん。どれもこれも美味しいなあ。魚目当てで能登に引っ越してやろうかと思う。




日本が誇るスーパースター寒鰤さん。脂が乗りまくりでとろっとろ。コリっとした食感を感じた時には溶けてなくなっているというなんとも贅沢なバランス。


中国人とかアメリカ人は鮪だけ食ってればいいんじゃないか?その代わり鰤と鯵と鯖は渡さん!鰹も鰯もやらん!お魚天国日本を舐めるな!鰯を増やすためにクジラを殺しまくれ!(なぜか激昂)




食前酒の梅酒と、岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。


海苔の佃煮の中にサザエが入っていると思え。


岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。岩海苔サザエ。






鴨の朴葉焼き。鴨以外にもキノコだなんだと具沢山。お味噌の風味が強すぎず、優しくマイルドなので食べやすい。よくある味噌が濃すぎるのは苦手なんだけど、ここのは味のバランスがいいなあ。酒とも合うけど米が食いたい!





そして名物の茶碗蒸し。とにかくお出汁が美味しく、あっさり薄味で柔らかい。ついついズルズルっと一気食いしてしまう。(→そして火傷)




カニの酒蒸しっぽいなにか。ミソたっぷりで身もギッシリでうめえ…。しかも残った汁が海草とカニしか入ってないはずなのに、和風ブイヤベースと呼びたくなるような濃厚な味わいで…。


オレ、宝仙閣の子供になろうかな。beeタンさ、ちょっとオレと立場変わらない?なんなら彼女さんも付けるから。




そんでもって牛肉。海の幸を堪能した後にビーフなステーキ。ニヤニヤしながら野菜から丁寧に焼き始めるオレ。言うなれば鉄板奉行。





お野菜に火が通ったので、嬉々として肉を焼き始める。




<その頃彼女さんの鉄板は!?>





なんだよこの残飯。


同じ物が出てるはずなのにこの差はなんだ?

なんで一気に鉄板の上にぶちまけるんだ?




<その頃オレの鉄板は!?>




お肉にも程よく火が通り始めてまさに食べごろ。お野菜にも軽く焼き目がついて、見た目にも美味しそうだ。




<その頃彼女さんの鉄板は!?>




まるで小学生が作った野菜炒めのよう。美的センスのカケラもない…。一応、一通り火は通ってそうなのが救いか?



気を取り直して鱈鍋。お豆腐にお野菜に鱈にと具沢山で、あっさりお出汁で美味。しかし彼女さんは 「味薄いな!」 と文句を言いつつ、せっかくのお上品な関西風のお出汁に刺身用の醤油をだらり。


こいつと食事すんの嫌になってきたお…。





女々しいオレと比べて、明らかに猛々しすぎる彼女さんの豪快な食事作法には目をつぶり、ラストの蛤の炊き込みご飯をいただく。


1食分ずつ小さいお釜で炊き上げてくれるので、出来上がるまでに30分くらいかかるんだが、待たされるだけあって美味いのよ。とても美味しいのよ。ホカホカご飯におこげが交じり合って、そこに蛤ですよ。もうね、オレをどうするつもりなのかと問い詰めたい。




大敗北を喫した前回とは打って変わって、今回はなんとか食べ切りました。食後のパイナップルの程よい甘味と酸味に癒されます。


部屋に戻って自分の腹を見てみたら、臨月みたいな感じだったけどな!




■総評

やっぱりすごくおいちい。



~次回~

『和倉といえば温泉っすよね!』



■参考リンク
以前アップした和倉温泉の記事
和倉温泉 宝仙閣