ちくら(和食) ※紹介2回目 | C.I.L.

ちくら(和食) ※紹介2回目

今回は紹介2度目となる和食の名店 「彩膳ちくら」 の登場です。


■前回紹介した記事

http://ameblo.jp/oharan/entry-10013945103.html


なんか店のオヤジが腕を骨折して大変だという話を聞かされたので、お店の営業が再開された頃合を見計らって突撃してみた。


ちくらのオヤジは板橋ののん兵衛にとってのゴッドハンドなんだから、身体を労わって欲しいものである。





で、ちくらといえばお通し。

席に座ると同時にちゃんと手間のかかった和惣菜が必ず2品出てくるというこの喜び。ほんと嬉しくて涙がちょちょぎれる。


やっぱね、春雨サラダとかマヨネーズで和えたツナマカロニとかじゃちょっと寂しいんですよ。できればお通しの段階でその店の力量を思い知らせて欲しいんでございますよ。





この日は妙に混雑してて厨房がテンパっていたため、汁カップル緊急ミーティングの結果、簡単な居酒屋メニューをたくさん頼もうという意見でまとまった。


写真は茹でたアピオスとかいう芋なんだか豆なんだか。食物繊維が豊富だとか、栄養価が高いとか、でもそんなの関係ねー!お芋と豆の中間っぽい感じで地味~に美味い。





こちらはカボチャとチーズの何か。具体的になんだったかは忘れた。健忘は酒飲みにとってよくあることだから気にするな。


ただ味は覚えてるってのが不思議なんだよなあ。カボチャの甘みとチーズのコクと、ほのかに和味噌の味もしたはず。なんだっけかなあ?カボチャのチーズ味噌焼きとかそんな名前だった気がする。





ちくらの隠れた名品の一つである、茹でた落花生。普通に塩茹でした落花生を冷ませただけなんだが、これが不思議と美味い。塩加減なのか他にも裏技があるんだか知らないが美味い。


コレと焼酎の組み合わせはかなりの黄金率である。





今年は秋刀魚が美味かった…。毎年秋口には必ず秋刀魚を食べてるけども、今年はどこで食べても美味かった。


写真の秋刀魚も脂の乗りがベストで肉厚でこれ以上ない素晴らしい焼き秋刀魚でございました。


マグロを制限されても別にどうってことないが、アジと秋刀魚を奪われたらオレは欧米にテロを仕掛ける。





なんだか気分的に妙にお魚デーだったので、刺身の盛り合わせ。ここの刺し盛りはデフォルトで金目なんかの皮をあぶってから出してくれるのが嬉しいんだよねえ。どうしても焼酎を飲みすぎるんだよねえ。





この感じは多分ばくらいだと思うんだけど、頼んだ記憶がねー!

これいつ頼んだ?誰が頼んだ?写真に写ってるってことは頼んだんだよな?健忘症が進んでるなあ。ヤバイなあ…。





こちらはねぎ味噌。これは覚えてる。オレがどうしても食べたくて頼んだんだ。一口食べただけで酒じゃなくてご飯が欲しくなる。しかし米を食うと酒が飲めなくなるので我慢。このマゾプレイが最高。





サラダほうれんそう。ほうれんそうをそのまま食べるというシンプルメニュー。酒と塩で荒れたお腹に優しそうだが、ふと生野菜ってお腹に悪い気がした。合間に野菜を挟みたいのであれば、明らかに温野菜にすべきである。





ちくら名物の一つである小鍋餃子。美味しいお出汁の中に野菜やキノコ、そして餃子が入っている。餃子の中身は確かマグロだったはず。優しいお味の汁物としていただけます。





ベタベタな居酒屋メニューが食べたくなったので、ガーリック手羽を頼んでみた。ちくらといえば和食の名店というイメージだが、こういった普通の居酒屋メニューも美味しかったりする。たぶんオヤジがのん兵衛だからだ。(客が減ると仕事中に呑み始めるので注意)





これはサービスで出してくれた蛸の卵。つぶつぶしゃりしゃりしててまさに珍味。薄めのお出汁に浸してあるので、飽きのこない味付けでよし。




■総評

ここに来るたびによくもまあ板橋にこんな凄い店があるよなあと思う。魅力的なメニューが多いので、中々気になった物を全部食べるという王様プレイができないのが悔しい。


本当はこの店のなめろうとご飯と味噌汁で〆るのが美しい日本人だと思うんだが、いつも呑みすぎ&食べすぎで〆まで到達しないんだよなあ。1品2品減らせよって話なんだけど、ちくらには学習能力を拒絶する何かがあるのよね。


大衆居酒屋なんかに比べると値段が高めなのがちょっと難点ではあるけれども、そんなの比べる方が悪いという話である。大人だけ行け、子供は行くなということで。(といっても1人3~4千円もあれば充分なんだけどね)


仕事帰りとかに 「ちょっと引っ掛けてくか~」 ってこんな店に入る大人はちょっとステキ。まさにオレが子供の頃に憧れた大人像である。


とりあえず板橋界隈の飲み屋じゃ一番だと思うので、100点満点で95点くらい付けちゃおう。


都営三田線の板橋区役所前駅から歩いて1分という好立地だし、騙されたと思って行ってみるといいよ。(変に混雑する場合もあるので電話予約してからの方がいい)




■ちくら(和食)

住所:東京都板橋区板橋2-65-5 大原ビル2F
電話:03-5375-3777
定休:日曜・祝日
平日:17:00 - 23:00
土曜:17:00 - 23:00