今年の読書まとめ、どんどん振り返っていきます。今日は絵本!


今年いちばん出会えてよかった絵本作家、ってことでいうと、間違いなくペク・ヒナさん。立体物を写真に撮る、それでいて写真じゃないとできない瞬間を切り取るという、独特の表現~!こんなの見たことない!そういうものに出会えたとき、嬉しくなっちゃいますよね。


絵本ってコントみたいだなぁと思うことがある。え、この話、どこに向かっていくの…?と気になってページをめくると、秀逸なオチがドーン!今年の「大変よくオチましたでしょう」部門最優秀賞です。


夢から覚めたあの子とはきっとうまく喋れない』が素晴らしかったので、ホントはマンガ部門で選出しようと思った宮崎夏次系さん、絵本も手がけていらして、迷ったんだけどこちらで選出。主人公の女の子たちのやさしさの乱反射、あれを私は忘れることはないと思う。

絵本って、こういうことができるんだ~!って感動した作品。事前情報ナシで読んだのもよかった。とにかく装丁も絵も紙も、すべてがゆっくりとていねいにつくられた本。速読みたいなのと対極にある読書時間を提供してくれます。


岩崎書店から出てる、私の大好きな怪談えほんシリーズ。このシリーズのいくつかの作品は、絵と文章、どちらが欠けてもダメ、ふたつが補い合ってものすごい境地に到達しててすごいのです。それでいて超怖い!!

 

 

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よんだ絵本まとめ 2022 



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