稲垣えみ子さんの、一人で飲みに行ける人になるエッセイ。


数々のエッセイをものしてきたアフロ稲垣さん、おお~今度は一人飲みエッセイですかぁ。たしかにね、ちょっと旅先で、あるいは出張先で、ちょっと一杯やってくかぁなんつって、のれんをくぐり、お店の大将や地元の常連客とほんわか楽しく時間を過ごし、さらりとその場をあとにする…うん、カッコイイ。


そんな大人に憧れて稲垣さん、いろんな店にひとりで行ってみるのだが、ぜんぜん楽しくない。これはなぜなのか!?ってところからはじまって、店が悪い客が悪いという前に、まずは自分を顧みるのです。そして周囲を観察し、失敗をくり返し、たどり着いた結論がこれ。


「本当に大事なのは店選びではない。大事なのは自分自身の『振る舞い』だ。客としての態度だ。自らの振る舞い次第で、どんな店も天国にも地獄にもなる。つまりは自分自身が宝の山なのだ」


つまりですね、良い店に行くんじゃない、行った店を良い場所にしていくこと、これが一人飲みの極意…っていうかこれ、人生の極意じゃないの?自分が行く場所が天国になる。これができるようになれば、人生、何を恐れることがあるだろうか!?


まあ私、あんまりお酒のまないから、居酒屋には行かないんだけど、いろんな場面に応用できるような気がするのですよね。で、真っ先に思いつくのが地元。大っ嫌いな地元(笑)。できるか?だってマイナス地点からのスタートなのだよ!う~んどうかなぁ。


 






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