レオ・レオニの絵本、谷川俊太郎さん訳。
農夫が畑で育てた麦を、6羽のカラスがついばんでしまうので双方大喧嘩!その顛末は…。
なんで3羽でもなく10羽でもなく、6羽なんだろう。
この絵本、話し合うことの大切さを説いてる…というのが正解だと思うんだけど、そもそもこの大喧嘩の発端には、「オレの食いもんがなくなってしまう!」という恐怖があると思ったんですよね。でも、麦畑を荒らす前に、からすは何を食べてたんだろうか。そして農夫は麦畑を荒らされる前はどうしてたんだろうか。
私には、この双方がどこかで矩をこえてしまったんじゃないか、という気がして、話し合いの大切さよりは、分相応って大切だよなぁ、と思いました。
こりゃ学校の国語で読解の点数低いわけだよ…。
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●レオ・レオニの絵本(隠居の本棚より)
・『スイミー』
・『シオドアとものいうきのこ』
・『びっくりたまご』
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