レオ・レオニの絵本。谷川俊太郎さん訳。


たぶん、レオ・レオニの絵本のなかでは一番有名な作品かな。みんなで力を合わせて、大きな魚を追い出そう!というのが、いかにも和を重んじる日本でウケそうなストーリー。でも、アメリカではどうなんだろう。


スイミーって、赤い魚の群れの中でなぜか一匹だけ黒いんだけど、それが原因でいじめられたりしないところが好き。


そして群れが全滅して、ひとりで泳いでるときに出会ういろんな生物のカラフルなこと!


なかでも私は海藻が一番好きかな(笑)。この技法、レオ・レオニは草とか表現するのにけっこう使いますよね。見てて飽きないな〜。


 

 

●レオ・レオニの本(隠居の本棚より)