レオ・レオニの絵本、谷川俊太郎さん訳。
ねずみのニコラスたちは、のはらでのいちごをかじっていますが、甘くておいしいのはすでに鳥たちが食べたあと…。甘くておいしいやつを探しに、ニコラスは一人で遠出をするのだが…。
のいちごを食べてしまうのも鳥なら、ニコラスに襲いかかるのも鳥で、そしてニコラスを助けるのも鳥。
一件のことで全体を判断すると、物事が簡単にすむんだよね。その、一件で簡単にしたがる人は、どういう経緯でそうなってるのかを想像するのと面白い。
レオ・レオニのコラージュで描いたねずみ、かわいいんだよね〜。あと石のマーブルの感じも。
●レオ・レオニの絵本(隠居の本棚より)
・『スイミー』
・『シオドアとものいうきのこ』
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