レオ・レオニの絵本で、谷川俊太郎さん訳。とはいっても文章はほんの少し。


たぶん鉛筆一本で、浜辺にあるさまざまな形・大きさの石を描きまくり。うんうん、この縞模様に、堆積して固まり、そして波にあらわれて角がとれて丸くなっていった時間の流れを感じるよね…。わかるよレオニ。


そしてページをめくっていくと、だんだん、「そんな石はねーよ」と思うんだけど、思うのに、なぜか質感とか重さが、手に取るようにありありと想像できるのが不思議。どーなってんの!?


今すぐ石にさわりたくなる絵本です。(なんじゃそれ)

 

 


●レオ・レオニの絵本(隠居の本棚より)

・『スイミー