「柔和な者」はフォースを持たない、その意味では弱い人だ。
それは腕力もずる賢さもないが、しかし、花のようにやさしい人のことだろう。
花は優しいばかりではなく、パワーにあふれている。
その香り、柔らかさ、美しい色彩の力で、人を、虫を、魅了する。
また、自らを果実へと変える力もある。
柔和で、優しく、謙虚な花の力、それはフォースではない。
そしてそれこそが、「いる」力、「ある」力としてのパワーだ。
『よきことはカタツムリのように』
辻信一
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おはようございます!
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昨日は、ここ2ヶ月、全力で突っ走ってきた一つの節目となるお仕事の日でした。
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「志師塾」を運営しているエクスウィルパートナーズに参画させていただいたのが、12月14日。
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そこから、「とにかく早く、交流会をスタートさせたい」
「まずは1本、打ち上げることが大事」
と思いながら、打ち合わせを重ね、準備を整え、迎えた昨日。
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33名のお申し込みで、26名の参加。
終了後には、10名程の方々が、定期的な交流会に会員として参加したいという意思表示。
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とりあえず、まずは一山越えた、一つの節目を迎えた、
これから、更なる高みに向けて、歩みを進めるベースキャンプが作れた、
そんな気持ちを味わっています。
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「コミュニティをつくる」ということ。
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2009年に新潟・粟島に1年間のボランティアに行って以来、
ず〜っと思っていたことだったと感じています。
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「聴き合う文化をつくる」
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コーチとして独立して以来、掲げてきた大命題。
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「家庭に・職場に・地域に、『心を育み合う関係性』を育てる」
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そんな風に言葉を変えたりしながら、
目指すべきところは同じところ。
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「じゃあ、どうしたら作れるかな?」
と思いながら、歩み続けてきた気がしていますし、
これからも、歩を進めていくんだろうと思っています。
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カルチャー・クリエイティブ = 文化を創る
元来、文化とは創るものではなく、ただその中へ生まれてきては、
淡々と受け継いでいくもの。
しかし、ぼくたちの生きているこの大転換の時代には、
すべての変革運動は、同時に、価値観や世界観の転換を伴う、
文化の創り直しのプロセスでなければなりません。
環境運動は、だから、環境・文化運動であり、
政治変革は、政治・文化運動であり、
経済変革は、経済・文化運動なのです。
文化を創るというからには、それは気の遠くなるような気の長い、
スローな話に違いありません。
その長い道のりを、淡々と、そして楽しく歩んで行く覚悟を
持たなければならないでしょう。
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自分の世代では完結しない物語、それが、
「文化をつくる」
ということだと思っています。
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何のために文化をつくるのか!?
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現代人は、知識を頭に詰め込むのに忙しいが、
肝心なのは、それを知恵に変えること。
そして、それは、体で考えることを通して初めて可能になるのだ。
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頭一辺倒、知識に偏りすぎている現代社会。
もっともっと、心で感じたり、人と対話したりすることで、
違いを感じたり、違いを受け入れたりすることが、
必要だと思っています。
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ダイヤモンドは、ダイヤモンドでしか磨かれないように、
人は人でしか磨かれない。
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だからこそ、そんな「魂を磨き合うような関係性」があるコミュニティを、
家庭に・職場に・地域に、作っていきたいと思ってきました。
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まずは、「志師塾」卒業生のコミュニティ、「インサイドアウト」から。
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そして、参加されている方々の先にあるコミュニティへ。
さらに、その先のコミュニティへ。
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「心を育み合う関係性」の連鎖を、
「聴き合う」ということ、「違うを認め合う」ということの連鎖を、
起こしていけたらと思っています。
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人が、人と、お互いの想いを聴き合いながら、生きていく姿は、
本当に、尊い、美しい、かけがえのないものだと思うから
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人が、他人と出会い、他人を尊重し、他人への貢献を意識し、
自分にできる「今ここ」に心を込めて生きていく。
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その先にこそ、本当に豊かな世界があると信じて。
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僕も、ハチドリのひとしずくですが、
「今ここ」に心を込めて、できることをやっていきます!
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【本日の質問】
自分自身の命の花をより美しく咲かせるために、
今日は、何をしますか?
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未来に向けて、より大きな、美しい花を咲かせるために、
何をしていきますか?
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今日も生きてますね!
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本書には、こんな言葉もありました。
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「スローライフ」とは、単に「のんびり生きる」ことではない。
「今・ここ」を懸命に生き、楽しみ、味わい尽くすこと。
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人口350人の新潟・粟島に3年間住んだ経験から
「スローライフは忙しい」
これは紛れもない事実だと感じています。
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ただ、忙しさの質は違うかもしれませんが、
自然と繋がりながら、自然と対話しながら、
その時々に合った必要なことをやっていく。
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手を使い、足を使い、体を使い、五感を使って、
「今ここ」に心を込めて、未来へのタネを蒔いていく。
未来への命を育んでいく。
未来への希望を育てていく。
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根っこに愛があるからこそ、愛が育まれ、愛が伝わっていきますね!
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何をするかも大事。
どんな想いから、どんな状態で、それをするかはもっと大事。
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「あり方」もバッチリと整えて、今日も、豊かな今を、
思う存分、楽しみましょう!
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お読みいただき、ありがとうございます!
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追伸:志師塾卒業生以外でも参加できる交流会も開催しています。
興味のある方は、「知恵の場オフィス 交流会」と検索してみてください。