「もう疲れたよ」にきく8つの習慣】

 

習慣1 「ありのままの自分」を受け入れる

習慣2 自分を知る

習慣3 失敗や欠点を糧にする

習慣4 負の感情とうまく付き合う

習慣5 建設的に考える

習慣6 大局から見る

習慣7 共感する

習慣8 勇気を持つ

 

「どんな状況にあっても、どんな能力が劣っていても、

 それだけで人生は決まらない。

 その後の人生をどうするかは、自分で決められる」

 

「仕事・家庭・住む家を失ったという状況でも、

 この先、くよくよと嘆いて生きるか、

 それともこの経験をバネにして生きるか、

 私はどちらの道も選べるのだ」

 

「過去は問わない。他人のせいにしない。

 自分が未来に向けて、今から何ができるか」

 

それを考えるのがアドラー心理学。

 

           『働く人のためのアドラー心理学

                    岩井俊憲

 

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おはようございます!

 

昨日は、久しぶりに「もう疲れたよ」って気持ちが湧き出てきて、

 

スマホで、「読書メモ」リストに

 

「もう疲れたよ」と検索したら、出てきたのが本書。笑

 

 

岩井先生には、一時期、大変お世話になっておりました。

 

おかげさまで、だいぶ、「ダメな自分を受け入れる勇気」

 

「ダメな自分を好きになる勇気」を持つことができるように

 

なってきましたが。

 

 

まだまだ、内面の奥の奥の奥の方に、

 

「自分はダメなヤツ」

 

と思い込んでいる自分がいるようで。笑

 

 

昨日、そして、今朝も、そんな自分が自分を責めてました。

 

 

アドラー心理学では、人は、9歳〜10歳くらいまでに、

 

(1)自己概念

(2)自己理想

(3)世界像

 

この3つを持つ、と言われています。

 

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(1)自己概念=自分のことをどういう人間だと思っているか

(2)自己理想=どうあらねばならないと思っているか

(3)世界像 =そんな自分に対して、世界はどうだと思っているか

 

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この3つを、まずは自覚すること。

 

自分に気づくからこそ、変えること、やめることができますね。

 

 

僕の場合は、かつて

 

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(1)自己概念=自分はダメなヤツ

(2)自己理想=がんばらねばならない、失敗してはならない

(3)世界像 =周りは敵だらけ

 

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こんなふうに思っていたので、しんどかった。苦しかった。

 

そして、その根っこが、まだまだ残っている感じ。

 

歯を抜いたけど、根っこがまだあった。

 

そんな感じです。

 

 

岩井先生は、こんなふうに書かれています。

 

 

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「わかっちゃいるのにやめられない」というのは、

要は「やめたくない」ということ。

 

行動を変えるのも、習慣を変えるのも、性格を変えるのも、

人生を変えるのも、すべては「自分の心」次第。

 

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本当に、その通りだなと思います。

 

 

言ってしまえば、起こっている出来事は、

 

自分のそういった内面に気づかせるために起こっていること、

 

自分の内面が見せている世界、なんですよね。

 

 

「自分はどうせダメなヤツ」と根っこで思っているから、

 

「ダメなヤツ」だと思わせる出来事がやってくる。

 

 

岩井先生は、こんな問いも投げかけられています。

 

 

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「あなたは今の自分にイエスと言えますか?」

 

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かつての僕は、「イエス」と言えませんでした。

 

 

フランクルの『夜と霧』や『それでも人生にイエスと言う』

 

などを読みながら、

 

「どうしたらもっと自分を認められるんだろう?」

 

と思いながら、自分と向き合ってきました。

 

 

岩井先生はこう書かれています。

 

 

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「ありのままの自分」を受け入れるためには、

時に体力や気力が必要。

 

「ありのままの自分」を受け入れる前に、

まずは、あなたの心を体を脳をいたわり養生すること。

 

自分なりの養生を見つけよう。

 

 

朝起きたら、生きている実感を味わう。

 

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本当に、まずは自分を満たすことが先。許すことが先。

 

 

自分を認めて、満たして、緩めて、頑張ってる自分に感謝して、

 

その上で、自分を受け入れていく。

 

 

「ダメだと思っちゃうよね〜」

 

「当然だよ。生きていればそんなこともあるよ」

 

「頑張ってるよ」

 

「生きてるだけで素晴らしいことだよ」

 

「大丈夫。大丈夫」

 

「ますますより良い自分になれるね♪」

 

「さらに自分の深いところに気づけてよかったね」

 

「もっともっとより良くなるよ」

 

「どんどん変わっていけるよ」

 

「もっともっといろんな物事を楽しんじゃってね」

 

 

普段は、朝4時半に起きてから、30分間のお風呂読書タイム。

 

今朝は、お風呂にボ〜ッと浸かりながら、

 

こんな自分との対話を繰り返しながら、

 

自分のインナーチャイルド(内側にいる子供の頃の自分)を

 

癒す時間を過ごしました。

 

 

その後、妻にも、

 

「ちょっと聞いてもらってもいい?」

 

と話して、多少解消。

 

 

まだまだ、これからですが、

 

「どうしたらより良くなるかな?」

 

「何だったらできるかな?」

 

と、未来に目を向けて、

 

せっかくいただいたこの命、今日も、輝かせます!

 

 

 

 

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【本日の質問】

 

自分自身のことを、どんな人間だと思っていますか?

 

自分は「どうあらねばならない」と思っていますか?

 

世界や周りの人を、どんな存在だと思っていますか?

 

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まずは、自覚すること、気づくこと。

 

 

「クセに気づく。そうすれば、クセは段々と変えられる」

 

 

聞き方にしろ、生き方にしろ、考え方にしろ、

 

まずは、気づくことが大事。

 

 

「あ、今、いつもの自分が出たぞ」

 

と思えたら、そこから変えることができるようになる。

 

そう信じています。

 

 

岩井先生は、ベートーヴェンのこんな言葉も引用されていました。

 

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「勇気を出せ。

 

 たとえ肉体に、いかなる欠点があろうとも、

 

 我が魂はこれに打ち勝たなければならない」

 

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こんな気概を持て、とは言いませんが、

 

こんな気迫を持って生きたベートーヴェンだからこそ、

 

音楽家としての命ともいえる「聴力」を失っても、

 

素晴らしい作品の数々を生み出すことができたのですね。

 

 

僕には、聞こえる耳がある。

 

僕には、見える目がある。

 

タイピングができる指がある。

 

自分の意思で行きたいところに行ける足がある。

 

心臓は動いていてくれる。

 

家族がいる。

 

妻がいる。子供たちがいる。

 

仕事がある。働ける場所がある。

 

共に働く仲間がいる。

 

言葉を話せる口がある。

 

美味しいものを味わえる舌がある。

 

食べ物を噛み砕ける歯がある。

 

食べたものを消化してくれる胃腸がある。

 

60兆とも70兆とも言われる細胞が、みんな頑張って体を動かしてくれる。

 

 

本当に、あるものに意識を向けたら、ありがたいことだらけ。

 

奇跡的な命に、今日も感謝です!

 

 

さてと、今日も生きてますね!

 

 

今日も楽しみましょう!

 

 

お読みいただき、ありがとうございます!