「ホータン王国(ガンダーラ語:コータンナ、英: Kingdom of Khotan)はシルクロードの一つ西域南道沿いにあった仏教王国。

タリム盆地のタクラマカン砂漠の南に位置する。現在では中華人民共和国新疆ウイグル自治区にあたる。漢語では于闐(うてん)、于寘(うてん)。コータン王国とも書かれる。

伝説によると、インドの仏教徒皇帝アショーカの長男が、紀元前3世紀初めに国の基礎を建てたという。

 

 

しかしながら、これより数世紀前から月氏による中国(現在の中国でなく西域を除く地域)との軟玉、硬玉の貿易があったことが知られている。

ホータンで産出する玉は「禺氏の玉」と呼ばれ、貴重な上あまり産出しない中国では珍重された。これが和田玉である。この禺氏は月氏のことである。」

Wikipedia "ホータン王国"

玉の産地で知られるホータンの古名を「瞿薩旦那 ゴスタナ」と言う。ゴスタナは午の国という意味だが「牛頭天王」はおそらくゴスタナの名乗りだと思われます。

ゴスタナ(ホータン)
牛頭天王

「フェニキア文字のアレフはヘブライ語 elef 「牡牛」と関係し、その字形(∀)は牛の頭を正面から描いた形と見ることができる。」

Wikipedia "フェニキア文字"

アルファベットのアルファは牛の頭を指しますが、ホータンの住民"Arhat"は アルファ人のことでしょう。禺氏は牛氏です。

Arhat(ホータン人)
アルファ人
阿羅漢

 

 

「牛頭天王は、平安京の祇園社の祭神であるところから祇園天神とも称され、平安時代から行疫神として崇め信じられてきたが、御霊信仰の影響から当初は御霊を鎮めるために祭り、

やがて平安末期には疫病神を鎮め退散させるために花笠や山鉾を出して市中を練り歩いて鎮祭するようになった。これが京都の祇園祭の起源である。」

えあみ 疫
エア(エンキ えき 疫)

また「早くに『中外妙』の中で、祇園天神は神農ではないかとする説が提示されている。東密の事相書である『覚禅鈔』にも神農との同体が説かれている。」

Wikipedia "牛頭天王"

神農とは炎帝(閻魔王)のことだから 牛頭天王はエンキと見て間違いないでしょう。

「鎌倉時代後半の卜部兼方『釈日本紀』に引用された『豊後國風土記』逸文では、「牛頭天王」の表記はなく、

「武塔神」および「速須佐雄」と記述され、富貴な弟の巨旦将来と貧しい兄蘇民将来の説話を記している。」

巨 旦
コータン(ホータン)
瞿薩旦 (禺スタン)

「それに対し、『先代旧事本紀』ではオオナムチノミコト(大国主)の荒魂が牛頭天王であると解説する。」

ヤマタノオロチ(エンキ)を切った速須佐雄が牛頭天王であったり エンキの子マルドゥクに比定した大国主とされたりする矛盾は「名乗り」の継承が原因です。

 

 

『祇園牛頭天王御縁起』では牛頭天王は武答天皇の太子として登場し、牛頭天皇とも表記され、八大竜王の一、沙掲羅竜王の娘の頗梨采女を妃として八王子を生んだという。

園 祇
エンキ(牛頭天王)
縁 起