朝晩冷えるようになりましたね。
風邪などひかれていませんか?
秋は、1年でもっとも好きな季節でもありますが、徐々に朝晩が冷えてくるのは、少しだけ身体に堪えますね。
でも、この寒暖差によって、油絵のような紅葉を見ることができますし、秋の味覚も味わえるわけですから、ちょっとだけ我慢ですね。
さて、本日は表題のテーマでお話をさせて頂きたく存じます。
昨今の金利上昇局面により、住宅ローン金利も軒並み上昇局面に入っております。
3回ないし4回の金利見直しがあった金融機関もありますので、なかなかのハイペースでの金利上昇になります。
預貯金金利も上がってはいますが、貸付金利の方の上昇率が圧倒的に高い様に感じます。
本来、預貯金は私たちが金融機関に貸しているお金でもあるので、こちらも同等の金利を付けてほしいものです。
住宅ローンの借り入れをされている方も多いと思いますので、このローン金利局面での家計の在り方について、お話が出来たらと思います。
まず、金利上昇については、金利の動きを我々が予測することは大変難しく、そこにフォーカスをするよりも、「今の家計で、いくらまでのローン返済が可能か」や、「手元に現金をいくら残しておくべきか」などを明確に把握していくが重要になってきます。
具体的な対策として・・・。
■現状のローンの把握
→現在、ご自身が借りているローンの状況の把握
「全期間固定」「固定金利期間選択型」「変動金利」など(125%ルール?5年ルール?)
→現在の残債額
→返済額(月々・ボーナス)・・・年間返済額
→手取り年収の確認
→返済負担率(目安;手取りの20~25%以内)
(※変動金利には「5年ルール(毎月の返済額の見直しは5年に1回)」や「125%ルール(返済額の見直しの上限)」が適用されている場合があります。これらは返済額の急増を抑えますが、適用金利が上がれば利息分が増え、元金の減りが遅くなる点に注意が必要です。)
■手元資金状況の把握
→手元資金(流動性資金)の状況の確認
→金利上昇不安から、繰り上げ返済を急ぐあまり、手元資金を減らしてしまうなどは、家計全般ではリスクになる可能性があります。
→緊急予備資金として、300~500万円は手元に確保しておけるのがベスト
■資産運用の状況把握
→変額保険やNISA、iDeCo等で資産運用をされている方も多いと思います。
借入金利と資産運用での長期運用によるゲインとのバランスを検討することも重要。ただし、資産運用はマイナスの運用もあることを留意。
■固定費の見直し
→通信費やサブスク等の固定費の確認
→不要なクレジットカードの整理(年会費だけでも数万円になることも)
→収支バランスの確認
→食費・外食費など見えにくい支出の把握など。
■■■家計の「基礎体力」を整える!■■■
『払ったつもり貯金』
例えば、現在の住宅ローンを変動金利で借り入れされている方については、この『払ったつもり貯金』は、家計の基礎体力を整える上で、重要になります。
●現在の返済額(変動金利)月々100,000円のケース
仮に固定金利での返済だった場合には、月々120,000円の返済となる場合、差額の20,000円を『払ったつもり貯金』していくスキームです。
繰上げ返済や借り換えなどの見直しの方法としてありますが、この『払ったつもり貯金」であれば、仮に借入金利が、変動金利→固定金利まで上昇したとしても、返済する体力を持っていることの証明になりますから、「我が家は、月々120,000円の返済に耐えられる体力を持っている証明」になります。
この『払ったつもり貯金』は、金利上昇時のバッファとなるだけでなく、繰り上げ返済の原資にもなりますので、とても重要となります。
中には、この『払ったつもり貯金』分を資産運用に回せば良いのでは?とお考えになる方も多いと思いますが、個人的には、「これはこれ」「それはそれ」という考え方をしておくことが安全だと思います。
資産運用に回す資金は、別枠で検討されることが望ましく、あくまでも『払ったつもり貯金』については、ローン返済に充てた『つもり』の貯金という捉え方をしてほしいと思います。
■■■ライフプランの再構築■■■
何といっても、『ライフプランの再構築』が最も重要な改善策になると思っております。
子育て世帯の場合、教育費がピークを迎える時期と金利上昇が重なる可能性を考慮する必要があります。
現在の「家計の余力」を客観的に把握し、無理のない予算内で生活できるプランを維持していくことも重要です。
金利上昇を不安材料としてだけでなく、「家計全体を見直すチャンス」と捉え、まずは現在の収支と契約条件の整理から着手することをお勧めします。
ということで、やはり「ライフプラン」は、とても重要になってきますので、この機会に再構築をしてみてはいかがでしょうか?


