4月も中盤になり、穏やかな毎日ですね。
桜が満開の時期は、雨風が強く、ゆっくりとお花見・・・とはいきませんでしたが、葉桜からいよいよ初夏に向けて、季節は移り替わろうとしています。
本日は、表題の通り、「金利のある時代にどう対応するか」というテーマでお話をしたいと思います。
いよいよ、金利の影響が表面化してきている感覚をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
住宅ローンなどをお持ちの方は、借入金利が何段か上がっているかと思います。
125%ルールや5年ルールのある変動金利型住宅ローンを借りている方は、当面の返済額アップは表面化しないとは思いますが、それでも借入額に対しての利息が大きくなっている現実は否めないところです。
借り換えを検討される方も多くご相談に乗らせて頂いておりますが、変動金利→固定金利という考えになりそうですが、固定金利は長期金利がすでに上がっている影響もあり、金利も高めでもあります。
国債金利も上がる傾向にあり、長期金利も上がっていく見込み・・・。
フラット35などへの借り換えを検討される方もいるかと思いますが、融資申し込みから実行までの期間を要する場合の注意点として、「実行時の金利」が適用になる点です。
借入の申込時よりも実行時の金利が上がっているという状況もありますので、ご注意ください。
住宅ローンについては、私個人の意見ですが、これから挙げる一定のルールを参考になさっていただけたらと思っております。
①フルローンは、「いつの世」の借り入れでも”リスキー”
→超低金利の時代に、とても多かったのですが、借入額に手数料なども含めてフルフルローンを組まれている方も散見いたしました。
手持ち金を出さなくても、住宅が購入できるメリットがある一方、一時的に支払えばよい手数料などにも30年ないし35年の金利を乗せて借入しているという事実をしっかりと認識しておく必要があります。
②頭金(自己資金)は、購入金額の20%以上が望ましい。
→何といっても、頭金が20%程度準備できてからの住宅購入が望ましいと思います。
特に今後の金利上昇局面ではなおさらだと考えています。
その昔、住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)で借り入れをする際には、購入金額の80%までの融資がルールでした。
現在は、自己資金0円でも借り入れ可能ですが、それでも多くの方が10〜20%の自己資金を準備しています。
当然ながら、購入資金の10〜20%分の金利を引き下げるメリットもありますから、ある意味、「正しい購入方法」ということだと思います。
③超長期の返済期間はリスキー
→物件価格の高騰などもあり、借入期間を超長期で組むケースも多く聞きます。
しかし、原則として勇退時までに完済できるスケジュールが最も正しいわけですし、団体信用生命保険の加入があるとは言え、有事の際に返済ができない状況もあり得るわけですから、その点のリスクコントロールは、とても大切です。
せめて、退職金で完済できる状況での計画がベターです。
④返済割合は、「手取りの25%以内」が望ましい。
→返済をしていくのは、あくまでも「手取収入」ですから、まずは手取収入を把握することと、その収入の25%以内に返済が可能かどうか・・・を計算していく必要があります。
物件の状況やご家族状況によっては、30%弱までは可能枠ではありますが、返済負担率が低ければ低いほど、安定的な経営になります。
⑤「払ったつもり”貯金”をしよう」
→実際には、変動金利で借り入れをし返済をしていく計画で進めていくとしても、固定金利で返済した”つもり”で計画をしていくことを言います。
つまり、計画上は、固定金利(高い金利で返済)したつもりで、返済枠をつくっていきます。
■5,000万円を35年返済した場合
フラット35(当初金利:1.49%)
月々返済額152,847円 年間返済額1,834,164円
変動金利(当初金利:0.945%)
月々返済額139,964円 年間返済額1,678,368円
※月々返済額の差額;12,883円
実際の返済は、変動金利の139,964円をしていくのですが、計画としては固定金利の152,847円を返済しているというルールで返済していくということです。
もっとわかりやすくお話をしますと、返済用の口座(金融機関)の口座に毎月、固定金利の返済額分を入れておく→実際には変動金利の返済額分だけが振替される→毎月差額の12,883円が口座に残る→年間で154,596円が口座に溜まっていくことに。→10年で1,545,960円!
当然ながら、今後の状況で返済額が上がっていく可能性もありますが、返済の体力として、固定金利で返済をしている体力がある状態で返済をしていますので、返済額UPの影響を受けにくくなるメリットもあります。
何ごとも体力勝負ですね!
この5つのルールは、どのような局面でも、「正しいルール」だと考えておりますので、ご参考になさってください。
一方で、住宅ローンの返済が始まっても、「積立計画」は継続していく必要があります。
両輪で計画を実行していくことが、しっかりと人生を前進させていくことにつながります。
さて、ここからのお話はさらに重要です!
「金利のある時代」を生きていくということは、インフレに負けない運用をしていく必要があるということです。
これまでのデフレの時代では、定期預金あるいは普通預金でも預金をしていることが、資産を守ることにつながっていました。
デフレの時代とは、モノの価値が下がり、お金の価値が上がる時代だったからです。
一方、これからは、インフレ(実際には、スタグフレーション状態は継続していると考えています。)に時代になり、「モノの価値が上がり、お金の価値が下がる」時代になっています。
つまり、預貯金を持っているだけでは、資産が”目減り”してしまう時代になってしまいました。
仮に預貯金が1,000万円・預貯金金利0.3%の場合で試算をしてみます。
①インフレ(物価上昇率1%)の場合、30年後には、1,000万円→809万円
②インフレ(物価上昇率2%)の場合、30年後には、1,000万円→597万円
③インフレ(物価上昇率3%)の場合、30年後には、1,000万円→439万円
さらに、円安は続いている状況ですから「円」を保有している状況では、外貨に対しても負けてしまう状況になっているのが現実です。
手元資金がある方は、ある方なりの・・・。
まだ、手元資金は動かせない方は、コツコツと・・・。
いずれにしても、資産を増やすということと、資産を減らさないということにアクションを起こしていく必要があります。
「円→外貨」という選択肢もありますし、株式や債券、金・銀等、あるいは投資信託なども検討が必要です。
投資はハードルが高い・・・という方も多いと思います。
外貨建ての定期預金や保険商品も多く販売されていますし、変額保険なども人気です。
また、NISAやiDeCoなどをスタートされる方も増えてきました。
とは言え、スタートラインには立っているけれど、一歩が出せない状態の方も多くいらっしゃいます。
まずは、気軽にご相談を頂けましたら、”優しく”サポートをさせて頂きますので、ご連絡をお待ちしております。
月々5,000円からでも、何かしらの資産運用に着手していくことが重要です。
年間で60,000円
10年で600,000万円
そこに金利(運用成果)がついてくる(予定)わけです。
まずは、”はじめの一歩”が大切です。