ワイルド・ワンズ解散後、

ZOO(男女各2名の

ポップコーラスグループ)

の活動を終えた植田芳暁が、
ビーチ・ボーイズのような、

層の厚いコーラスグループ

を目指して結成した

7人組バンドの

ファーストアルバム

(77年発売)。


メンバーは

植田芳暁(AG)、

上田司(Per)、

河越秀彦(Dr)、

関原幸男(B)、

植村侑広(G)、

渡辺敏之(G)、

中島茂夫(G)。


和製BEACH BOYSを

標榜していただけのことはあり、
全員がヴォーカルおよび

コーラスをとれるのが

大きな特徴で、

シングルになった

黄色いワーゲン」や

スケートボート・ジャイブ」

などのオリジナルの作品

に加えて、
BEACH BOYSのナンバー

HAWAII」

SURFIN' U.S.A.」など、
当時からコーラスアレンジの

腕を磨いていた植田氏

(およびバンドメンバー)

のアレンジによる
このグループの個性である、

層の厚いコーラスが

なによりも印象的。


その後

もう1枚アルバムを出すが、

同じころ

ワイルド・ワンズの活動が

再開したこともあってか、

活動を休止。


実働期間は

2年足らずと短かったが、

個性的なグループとして

記憶に残る。


なお、プロデューサーは

元ヴィレッジ・シンガーズの

小松久氏。(★★★)

(2009.10.3記)

 

ワイルド・ワンズの解散後、

それぞれの活動に

分かれたメンバーでしたが、

植田さんはZOOという、

若い女性が2人、

大柄な男性と植田さんという

4人組のヴォーカルグループを

結成しました。

 

テレビで何度か

見たことがありますが

楽器も持たず、

スタンドマイクの前で
楽しそうに歌いながら踊りまくる

植田さんの姿に、

驚いたものです。

 

↓ZOOのシングル盤

(全3枚)のジャケットです。

 

ZOOの楽曲は、

この6曲がすべてだと思いますが、

すべて加瀬邦彦さんの

作曲ナンバーでした。

 

そのZOOの

解散後に結成したのが

このグループだったのですが、

ここでもドラムではなく、

アコースティックギターの

ご担当でした。

 

ドラムを叩きながら歌う

植田さんのファンだったので、

もう叩かないのかと

思っていたところ、

ワイルド・ワンズの

再活動が始まります。

 

器用な方なのでしょうが、

植田さんはやっぱり、

ドラムがいちばん

似合いますよね!

 

 *過去記事

 (加瀬邦彦と)ザ・ワイルド・ワンズ

アルバム第2集

アルバム第3集

リサイタル!'68

リサイタル '69 

ワイルドワンズのすべて~想い出の渚

きかなくてもいいのかな

HAPPY END CONCERT

GSオリジナル・ストック① ザ・ワイルド・ワンズ

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