とある摂食障害の女性が回復するプロセス
摂食障害や醜形恐怖、そして自分の見た目への強いコンプレックスに悩む女性は、とても多いと思います。
今回は、そんな女性たちがどんな風に回復していくのか、そのプロセスをイメージしてみようと思います。
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まず、摂食障害や醜形恐怖に悩む女性というのは、スタート地点で「見た目に関する痛み」を抱えていることが多いです。
親から外見について何か言われた経験、小学校のときに周囲から見た目をからかわれた経験、
そして「もっと可愛くなければ価値がない」という社会的な洗脳。
そうした積み重ねが「美=価値」という思い込みを強化してしまうのです。
そこから多くの人は、「もっと可愛くならなきゃ」とダイエットや整形、美容に走ります。
そのまま美容・整形・ダイエットを繰り返す人生を送る人もいれば、
途中で「もうこんなことはしたくない」「心の暴走が怖い」と感じて、心のケアへとシフトする人もいます。
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その回復のプロセスで最初に出てくる壁は、
「頭では分かっているけど、“可愛くなくてもいい”を受け入れられない」という部分です。
なぜなら、長年信じてきた「美こそ価値」という価値観を手放すことは、
まるで自分の存在意義そのものを否定するような恐怖を伴うからです。
摂食障害や醜形恐怖は、文化的に相対化された「美」という価値に自分の存在価値を依存させてしまう、
いわば“超・他人軸”の生き方です。
だからこそ、回復には「他人にどう見られるか」ではなく、
「私はここにいる」「私が存在している」という内側の感覚に戻すフェーズが必要です。
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ただし、頭で「自分軸になろう」としてもすぐには難しい。
なぜなら、脅迫的に“可愛くなければならない”と感じる人の身体は、常に緊張と不安に支配されているからです。
その状態で「可愛くなくてもいいよ」と言われても、心には響きません。
まず必要なのは、「安心できる時間」を増やすこと。
ホッとできる時間、ぼんやりできる時間、リラックスできる時間を少しずつ増やしていくことです。
最初は「リラックスを頑張る」という逆説的な状態になるかもしれません。
でも、その“安心できる身体”を取り戻すことこそが、回復の第一歩になります。
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リラックスできる時間が増えてきたら、
次は「美以外の楽しみ」を見つけていきます。
料理でも旅行でも、推し活でもキャラクターでも構いません。
「緊張した身体で“もっと可愛くならなきゃ”と責め続けていた自分」から、
「ちょっとワクワクするものを見つけてみよう」と意識を動かすのです。
この自分責めは罪悪感に根ざしており、
罪悪感とは、本来外に出したい怒りを自分に向けてしまう状態。
その怒りを少しずつ“好奇心”に変えていくことで、
世界の見え方が変わり始めます。
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つまり、摂食障害や醜形恐怖からの回復とは、
「美に囚われた他人軸の生き方」から、
「私はここにいる」という自分軸の感覚を取り戻すプロセス。
そしてそれは、
外側の評価から自由になり、
内側の“存在している感覚”へと帰っていく旅なのです。
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