【心の傷を治すのに、麻酔は邪魔な件】
歯が痛いと、治療するのに麻酔をして、
痛くないようにしてから治療します。
でも、心の傷を治すときには、
麻酔はむしろ逆効果になります。
もちろん、
心に傷がありすぎて眠れないとか、
幻覚を見るとか、
強迫性障害が出すぎる、
不安がありすぎるという時には、
麻酔としてのお薬が有効ですけれども、
それは一時的に抑えるための処置で。
体の傷は、
麻酔で痛みを抑えている間に
治ることがあるんだけれども、
心の傷はそうじゃないのがとても厄介。
感情は
正しく繋がるとなくなっていく
正しく感じると感情はなくなることと、
今の感情の8割は過去のものであるという、
この二大原則が全てを表している。
なので麻酔をしてしまうと、
本物の感情に繋がれなくなって、
どんどんどんどんネガティブな感情が
溜まっていくんです。
麻酔はごまかしているだけなんです。
それが必要なときには必要だけれども、
根本解決をしようとすると。
麻酔が邪魔になってしまうのです。
ここで私がしている心理療法は、
過去に溜まった感情を
感じていくという作業です。
これをするだけで
半年で5人のクライアントさんが結婚したり、
自分のやりたかった仕事ができたり、
職場で言えなかったことが言えたりするので、
本当に効果があるなあと
10年間のクライアントさんとのことを
見て思っています。
ここで少し話はそれて
実は、親が新興宗教にハマっていたり、
本人が入信していたりする方というのは、
実は強烈なマインドブロックが
かかっています
もちろんその新興宗教が
悪いわけではありません。
言っていることは
きっとそれなりに
正しかったり
あと所属意識が安心感を生むのだろうけれど
その教義が自分が気づいていないような
根深い部分にまでしっかりと根付いているんです。
とあるクライアントさんの場合
は恋愛で「相手が好きかどうか?」
がわからず、相手の期待に応えて
すぐに体を許してしまう
「都合のいい女」として
扱われることが多い。
そんなクライアントさんのこと
彼女は常に3人くらいの男性と
関係を持っていて、
「どの人にすればいいか?わからない」
ということで悩んでいました。
客観的に見るとどの男性からも
都合よく扱われているだけで
彼女は「自分がどうしたいか?」が
一番大切なんだけれど
「あなたは誰が好きなの?」
とを聞かれるとものすごい拒否反応が起こって、
悪魔払いのようなセッションになってしまいました。
彼女の親はとある新興宗教の活動を
熱心に取り組んでいて
「わがままはダメだ」
「自分のことよりも他人のために
しなきゃいけない」
をとても大切にされていました。
幼い彼女と兄弟をおいて
活動に出かけて行ってたという
「家族よりも教団の方が大事」
彼女自身は入信していなかったけれど
日々の「わがままいっちゃだめ」
という言葉と
「家族よりも教団の方が大事」
という行動から
「自分がどうしたいか?」=「わがまま」
「わがまま」=「ダメ」
がインプットされてしまったのだ。
そしてそれをやぶることは
彼女にとってはとっても
「危険」で「怖いこと」
なので
すっかりマインドコントロールが
キマってしまったのである。
なのでセッションで
「自分がどうしたいか?」
というところに
アクセスしようとすると、
椅子に座っていられないような
拒否反応が出ていた。
私はいろんな手を使って
彼女のマインドブロックに
かからないような回り道で
彼女のセッションをしていた。
私は心理療法をやっているのか
悪魔払いをやっているのか
よくわからなかった。
それぐらい
「わがままを言ってはいけない」
というマインドブロックが
かかっている人からすると、
自分の中にある
「わたしはこうしたい」という気持ちは
家族のや親の所属しているコミュニティの
禁忌を侵すような「悪魔のようなもの」に
なっていたのかもしれない。
彼女の核心になる本物の感情は
「わがままをいうと見捨てられそうで怖い」
である。
/
「怖い」という感情は怖すぎて
一人で抜くことができない。
\
彼女の例は極端かもしれないけれども
こうしたいけどできない
頭でこうしたらいいからいいのはわかっているけれど、
なかなか心がついていかない
とにかく気持ちが満たされない
みたいな心の問題を解決するには
本物の気持ちに繋がるしかないのです。
そして感情というのは
思考というよりも
動物的なものであり
「頭の整理や理解」「知識」より
身体性を伴っている。
大泣きした後に
すっきりするような感覚や
めちゃめちゃ詰まってた
う〇こが出た時のすっきり感に近い。
「分かる」「知っている」というよりも
「体験する」ことが
必要になってくるのである。
なので
「本物の感情につながることの大切さ」を
いくら言葉で説明しても 伝わりづらく
すっきりした経験をした後でしか
「ああそういうことか」
が分からないので
文字媒体のメディアではその大切さが
伝わらないというのがもどかしいのである。
でもがんばる!
大切なんだもの💖
「感情は感じたらなくなりますよ」とか、
「感情を感じることがとても大事ですよ」
と言うと
「私はめちゃくちゃ怒りっぽいですけれども~」
「怒った時は腹が立って腹が立って眠れなくなりますぅ 」
と言われることがあります。
実は本物の感情は感じたらなくなるので
怒りっぽい人の
怒りは本物の感情ではありません。
その人たちが怒っている時、
イライラしている時は大体悲しい時で
現代人は特に本物の感情に
つながりにくくなっています。
さらに言うと、
「泣いても無駄だ」みたいなことを
言う人もいますが、
それは
「うん〇を人にぶつけないとでない」
と言っているようなもので、
本物の感情というのは
ただ一人で感じるだけでいいのです。
でももちろんそれができないからこじれているわけで
できなくなった理由というのは、
泣いたり嫌だと言うと
怒られるかもしれない
見捨てられるかもしれない
という不安が
本物の感情を感じるのに蓋をしている。
この「見捨てられるかもしれない不安」
が漬物石の石のようになって、
/
そんなことしたくない
嫌だ
構ってほしい
泣きたい
\
という本物の感情に蓋をしている場合が多い
この「見捨てられ不安」がとても厄介なものである。
ちなみに私はこの見捨てられ不安がきつすぎて、
まず怖いという感情が「わからない」
ということからのスタートだった。
自分では自分のことを全然怖がりじゃないし、
むしろ自信満々で
怖いものなんてないぐらいに思っていた。
そんな私が自分の見捨てられ不安に気づいたのは
オープンカウンセリングである。
私が勉強していた時のカウンセリング手法が
一人がカウンセリングを受けているのを
集団で見るという方法だった。
その時に似たパターンの時だけ
異様に眠くなるという現象があった。
先生に、
「すごい眠くなるセッションがあるんです。
何でですかね?」
と質問すると、
先生は
「自分が見ないように蓋をしていたものが
目の前で繰り広げられていると
シャッターが降りて眠くなるということが起きる」
と言われました。
ああ!なるほど!
私が眠くなるセッションは、
父親が怖すぎて我慢しているタイプの女性のものだった。
「ああ私は「怖い」を我慢しているのだなぁ」
と受け入れざるを得なかった。
私はそこを克服するために
個人カウンセリングを申し込んだ。
すると核心に触れたような瞬間に意識が遠のくのだ。
雪山で遭難した人が起きるような眠気が襲ってきた。
「まつこさん まつこさん」
とカウンセリングのカウンセラーの先生の声が聞こえた。
「まつこさん大丈夫ですか?
どうしますか?
カウンセリングを続けますか? 」
先生の声が遠くに聞こえる。
そのカウンセリングは結構高額で、
「このまま眠っては〇万円が無駄になってしまう!」
そんな気持ちから必死で目を開けて、睡魔と戦った。
余談だが、ガチのカウンセリングは高くないといけないとわたしは思った。
〇千円だったらそのまま睡魔に身をゆだねてしまうと思う。
カウンセリングが高い理由はここにありますよ。
余談以上!
そのようなカウンセリングを続けながら、
「怖い」という気持ちは
安心感がないと一人で感じることができないから、
安心感を入れていきましょうねということで、
安心感を入れるセッションをひたすら受けた。
私が最近愛着のことをうるさく話しているのはそういうことである。
でも残念なことに愛着が安定することや
恐怖が抜けるというのは
身体的なことなので、
なかなか文字で言っても伝わらないなあ。
がんばるけどwww
その愛着が身体に溜まって、
「怖い」が抜け出すと、
やっと「嫌だ」とか「悲しい」という感覚が
抜けるようになってきた。
そうすると憑き物がとれたように
執着していた「あの人」が
気持ち悪くなってきたのである。
ほんとうに 毒が抜けたような感覚だった。
途中から長い自分語りになってしまいましたが
「感情を正しく感じる」というのは本当に大切で、
でもなかなか簡単なことではなかった
私の経験をシェアしてきます。
私はとても重症な患者だったので
回り道をしたけれども、
脅すみたいに
なってしまっているかもしれないれど、
こんな重症な私でも
解決できるんだから
きっとあなたも大丈夫💖
初めての方は体験カウンセリングから
お越し下さいm(__)m
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