惜しい。
刑務所や拘置所の中の人たちに、身内や支援者が差し入れする品を売ったり、届けるのを代行する商売「差入店」。幸い使ったことはないが、映画とかで見たことはある。あまり知られていなくて、人のネガティブな場に近いという点で「おくりびと」に近い映画だと思う。丸山くん演じる主人公が差入屋になった理由、仕事としての葛藤と世間からの目、依頼者と届け先の心情。うまく描いていたと思うけど、範囲が広すぎる。それぞれ深い理由や言葉にならない感情がたっぷりあるのに、見せたいポイントが多すぎて散漫にならざるを得ない。2時間の映画でなく、NHKのドラマとかでじっくりリメイクして欲しい物語だと思う。