もうちょい、元気な時に見たかった。
震災の翌日に生まれた在日韓国人3世の苦悩と再生の物語。周りは大変だったを繰り返すが、決して自分事にはさせてもらえない震災の記憶。自分ではどうしようもないが重くのしかかる家族の問題。主演の富田望生の熱演は光ったけど、前半は泣いてわめいてばかりで、見ていてこっちの気持ちもしんどくなるばかりだった。でも後半、周りの人たちに恵まれ、再生の道を歩み始めるターンではいくつも心に残るセリフがあった。
生きてたら、そりゃいろいろあるわな。
こういう血の通った仕事したいよな。儲からへんけど
居心地のいい場所ってのは、人それぞれ
家族って・・・難しいな。
特に2番目に出会えたのが、今日の収穫だ。