明けない夜はない…よね。
津波で家族を失った井上真央が、思い出の残る空き家として貸し出したら、釣りが大好きな菅田将暉が東京からやってきた、という話。笑いの部分は少ないけど、重くなりがちなテーマをポップに、でもしっかり伝えるという点で、脚本のクドカンはよかったのでは。まあ都会もんと地元民との文化の違いからの激突〜いろいろあって和解という王道パターンだけど、そこに家族を失った悲しみとどう向き合い、折り合いをつけるのか?そしてそれは自分だけで抱えなくてもいいよね?そんな問いかけがまぶしてあった。ただ、亡くした子どもたちの「思い出のアルバム」は卑怯すぎるやろ。