トランプ米大統領の命令によって、アメリカ軍が1月3日未明、イラクの首都バグダッドの国際空港で、イラン革命防衛隊のガセム・ソレイマニ司令官をドローン攻撃で殺害した。
ソレイマニ司令官は、イラン革命防衛隊で対外工作を担う特殊部隊「コッズ部隊」を20年以上、率いてきた比類なき軍事指導者だ。イラン国内では最高指導者ハメネイ師に続き、事実上ナンバー2の実力者とみられてきた。そして、イランの国民的英雄とみなされてきた。それは、ハメネイ師がソレイマニ氏の死亡を受け、イラン全土が3日間喪に服すことを発表したことからもうかがえる。
一方、アメリカは2007年10月、ソレイマニ司令官をテロリストに指定し、経済金融制裁を科してきた。トランプ大統領も1月3日、支持基盤のキリスト教福音派向けの集会で「昨夜、私の指示でアメリカ軍は空爆を成功させ、テロリストを殺害した」と述べた。
そのうえで、アメリカ国務省高官は「1942年にヤマモトを撃墜したようなものだ。おやまあ!なぜ我々がこうしたことをするのか、わざわざ説明しなくてはいけないのか(笑)」と述べた。別のアメリカ国務省高官は、ソレイマニ司令官が”大変能力のあるテロリスト“で、同司令官がいなくてはイランの部隊は苦しむだろうと語った。
山本五十六元帥は連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃など太平洋戦争緒戦での勝利の諸作戦を立案指揮した。そして、アメリカ国務省高官が指摘した1942年ではなく、実際は1943年にブーゲンビル島上空でアメリカ軍機に迎撃され、59歳の若さで戦死した。
==(以上、引用終わり)==
アメちゃんはよく言えば大雑把、悪く言えば無神経。
911の跡地をグラウンドゼロと名付けたり、戦争中の敵司令官暗殺と国際法上問題があると思われる他国の司令官暗殺を同列にするのはいかがなものか?
民間人数万人を一瞬で蒸発させて十万人以上が放射能障害に苦しむことになった原爆投下とたかが高層ビルにジャンボ機が突っ込んだぐらいのことを一緒にするな、と。
戦争中の敵国の司令官はテロリストじゃないでしょう?
まあ、平時に他国の軍隊の司令官を(うーん、こいつはテロリスト!だから、暗殺してもノープロブレム!)
それが通るのなら、何でもありですなw
まあ、それがある意味、米国支配層の本音。
(ルールを決めるのはオレたちだ!)
朝日新聞を読んでいる団塊のおっさん(というか、もはやお爺さん)は、
「トランプみたいな大統領が…」
というけれど、アレもまたわかりやすい米国人なのだ。
ゆかぴょんが
「ゆうて、トランプぐらい公約実行率(←達成率ではない)が高い大統領は近年珍しいですよ」
「日本の民主党政権と同じで、オバマやヒラリーは口だけの理想論、裏では汚職売国当たり前でしたやん」
「トランプ当選でわかったことは、おまえはまだグンマを…、もとい、米国の東西海岸以外を知らないということでしたやん」
と諭してあげるも、アベガーアベガーの朝日新聞読者には通用せず。
まあ、無職バツイチ子供部屋おばさんが正論を言ったところで誰も聞く耳は持ちません。
「何を言ったか」ではなく、「誰が言ったか」が大事な中世ジャップランドですからな。
戦後から75年経過、「自分の身は自分で守るしかない」という古今東西永遠の真理を忘れてしまって長いですからな。
「国際社会には警察も裁判所もない(自力救済の原則)」
当ったり前じゃーないですか。
先進国中の先進国、民主主義の総本山の米国ですら、トランプのような大統領が生まれる。
そうであれば、「トランプみたいな大統領が…」と女々しいことを言うのではなく、「だったら、日本はどうするか?」でしょう?
「どうなる、とは漢の思案ではない。婦女子のいうことだ。おとことは、どうする、ということ以外に思案はないぞ」
(司馬遼太郎「燃えよ剣」の土方歳三の台詞より)
戦後から75年、平和ボケ、サラリーマンボケもそろそろ限界。
親兄弟親類縁者友人知人にはそれ相応の愛情・友情があり、日本国・日本国民に幸あれと願う一方で、平和ボケや社畜ボケやパヨチンの巻き添えになるのはまっぴら御免と思うのもまた偽らざる本音なのである。
人は皆エゴイスト、それぞれの幸せや欲望を追及するのは人の世の常。
ゆかぴょんもそうするけど、後で泣きを見ても知らんぞな、と思う新春の1日であった。ちゃんちゃん。