2020/01/10(金)→2020/1/17(金)

 

日経平均:23,850→24,041

ダウ平均:28,823→29,348

ドル円   :109.47→110.15

 

米中両国は15日午後(日本時間16日未明)、ホワイトハウスで貿易協議「第1段階」の合意文書に署名。

◆中国が米国産品の輸入拡大や知的財産権保護などに応じる。

 第1段階合意は、農産品や知財権、金融サービス、為替など対立が小さい分野に限定。

 中国は今後2年間で2000億ドル(約22兆円)相当の米国産品やサービスの購入を増やす。

 中国の合意履行を毎月検証し、罰則規定では関税再発動も視野に入れている。

◆米国は貿易戦争が本格化した2018年夏以降で初めて制裁関税の一部を引き下げる
 米国は署名から30日後、昨年9月に発動した制裁第4弾(1120億ドル)の税率を現行の15%から半分に引き下げる。

 制裁第1~3弾(2500億ドル)は据え置きで、過去1年半に制裁対象となった中国製品計3700億ドル相当の全てに関税が残る。

ということで、NY市場は上昇し、東証も追随で円安株高。
 
 

一応の合意はしたけれど、中国が米国から2200億ドル(約22兆円)も何を買うんですかね?

農産物、ジャンボジェット機ぐらいしか思いつきませんが、それでは到底足りないでしょう。

「今まで盗んだ知財の請求書だ!懲罰的賠償額も載せておいたぞ!」であれば100兆円でも紙切れ一枚で済むんでしょうけど。

 

トランプはバカじゃないので、支那の「買います(買うとは言っていない)」の詐術は百も承知。

支那が約束を守らないこと前提で、合意履行を検証の仕組みと罰則を定めてます。

11月の大統領選を睨んで、脅したり、賺したり、先送りしたり…、米国はそれでOK牧場。

再選してからが真・トランプ劇場の幕開けなのです。

 

一方、支那はというと…。

制裁関税第1~3弾は据え置き、第4弾も15%→7.5%に引き下げるだけなので、苦しいのは変わらず。

支那をサプライチェーンから外す動きは続くでしょうから、首が締まっていく状況。

戦前の大日本帝国を見るようですが、今回はロシアやイランとの協力関係、EU(オレは嫌な思いしてねーから。儲けさせてくれるなら考えるで)、アジア・中東・アフリカ市場、などがあるわけで「撃ちてし止まん」とまではならないんじゃないかな~、と。

 

ただ、終身国家主席様にまで登り詰めた習近平は、(何とかしろや、全国に親父の御真影まで飾らせておいてこの様かよ!)と批判が高まることでしょうから、針のむしろですなw

 

【ゆかぴょんPF】

2019年末 基準値156,099千円

01/10(金)157,459千円→01/17(金)158,298千円

(先週末比 + 839千円 +0.53%)

(昨年末比 +2,199千円 +1.40%)

 

ギャンブル銘柄コムシードに一喜一憂した1週間でした。

木曜に利益確定していれば…と反省のゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。