カニ光線

ライブ
突然ですが、ライブに出ました。
・・・・・うそです。よく学生からこのボーカルの人に似てるって言われるんですけど、どうでしょうか。
ところで、昨日は経済学部主催のシンポジウムでパネラーとして参加しました。橋本努先生の「経済倫理学-あなたはなに主義?」 という新刊本の記念ディスカッションです。
この本は、政治イデオロギーのアンケートに答えながら、経済のあり方と政治体制について考える、という学生向けの啓蒙書です。来場したお客さんたちのほとんどは「リベラリスト」でしたが、私は「地域型コミュニタリアニスト」に分類されてしまいました・・・微妙。しかも100人以上いるなかで2人だけ。ほかにも「新保守主義(ネオコン)」に分類されたお客さんがショック受けてたみたいです。たぶん、経済学を専攻する学生さんたちが多かったことも影響しているのかもしれません。
アンケートの内容については賛否両論あるかもしれませんけど、大学世界のなかで忘れ去られがちな社会思想がどんなに実践的な学問かを示すという意味では、とてもすばらしい試みだと思います。また、経済学以外の社会科学の人たちも含めて、いろんな立場から議論するきっかけになるような内容でした。
個人的には、社会学と経済学のイデオロギー的基盤の違いがはっきりわかって面白かったです。二次会と三次会もなかなか有意義でした。ありがとうございました>関係者の皆様。
さっそく後期が始まってしまいましたが、こちらは夏休みの宿題に終われまくってこれまでの二週間以上ひいひいしてます。これから翻訳作業の締め切り、論文の締め切り、研究会発表・・・と今後の二週間のうちにすべてやってくるので、たぶん10/12の後は倒れると思います。
マクロ
すっかり更新を忘れてました。
今日は京都駅で卒論の中間検討会。
とはいえ、自分が指定した時間をすっかり間違えていて、学生たちを待たせるはめに。
その罪悪感もあって、喫茶店で待たせたぶんをごちそうしたうえに、飲み会や二次会でもつい多めに出して、けっきょくすかんぴん(泣)。
しかも卒論の用意していたの二人だけ(泣)。
帰ってから、このところ締め切りに追われて真っ青になっている翻訳をしこしことやっていて、さすがに集中力がとぎれました。
それで気晴らしに、文献複写用に購入したのに使い物にならなかった50mmマクロレンズを使ってみることにしました。
(注1)ちなみにマクロレンズっていうのは拡大用レンズのことなのですが、実は文献複写に一番ぴったりしたレンズなのです。というのも、カメラのレンズって、実は平板なもの(とくに本)を撮るのが一番苦手で、たいていぐにゃっと歪曲が目立ったり、周辺にピントがあわなかったりするのですが、マクロレンズはそういうことがないからなんですね。
(注2)使いものにならなかったのは、僕自身が勘違いしていて、フィルムの一眼レフだと50mmが標準的な画角なんですが、デジタル一眼になると75mm、つまり準望遠レンズになってしまうのを忘れていたのです。
で、microcosme(ミクロコスモス)っていう文字を接写してみました。
いや、ただの締め切りからの逃避です。
(補足)
マクロレンズってすごいと思ったら、手持ちのリコーのコンパクトデジカメでもっと綺麗に撮れるじゃないか!
せっかくマクロレンズ買ったのに、ますます使い道がないよ・・・