ロゼッタへの道 -4ページ目

マウス肩

 年末に26インチのモニタを買いました。これまでのモニタがにじむようになったのと、深草の同僚が30インチのモニタを使っているのをみて、とても便利そうだったからです。
 26インチ、というか解像度1920*1200ってどれくらいの広さかっていうと、Excelを起動したときにA列からZ列までぴったり表示されるくらいの大きさです。
 これがとても便利で、論文などのPDFファイルを見開きで表示しても字がストレスなく読める!ワードで書きながらネットで検索するときにウィンドウを入れ替えなくて済む!など、とても使いやすくなりました。26インチで4万円を切ってるんですから、IT業界の技術革新ってほんとうに早いですね。

 しかし、思わぬところに落とし穴が。モニタを買い換えたのに、マウスの移動速度を設定しなおすのを忘れてました。画面が大きくなったのにマウスの移動速度がそのままなので、マウスの移動距離がやたら増えてしまい、年始になって作業中に右肩から首に違和感が。しまいには、とうとう痛くて右肩が上がらなくなり、首が右に回らなくなってしまいました(泣)。いわゆるマウス症候群 とかマウス肩と呼ばれるやつです。さらに頭痛はするわ、眠りは浅くなるわ、憂鬱になるわで、途方にくれてしまいました。

 それで知人に相談して、ちょっと高かったのですが、背に腹は代えられず、webでこれ を注文。明日届くそうです。これで痛みがなくなるといいのですが・・・。

  ロゼッタへの道 救世主になるか?

 今日のコンパでは、首に湿布を貼っているのを学生に笑われました。



 






 卒論がようやく終わり、提出後のごたごたも片づいたかと思うと、さっそく後期試験と入試のシーズンに突入です。あと私自身の締め切りも(涙)。寝る暇がない・・・。
 年末年始の大学って、自分が昔大学生だった頃って、もっとのんびりしていた印象があったのですが、ほんとうに忙しいですね。文科省が半期15回以上の授業回数を確保しろなんて馬鹿な指導してるから、祭日つぶして授業や会議をしなくちゃいけないし。歴史的には経済的にかつてないほど豊かになっているにもかかわらず、時間的にはかつてないほど貧しくなるなんて、人類はどこに向かうんでしょうか。
 ちなみに昨日は雪が降り、朝晩の冷え込みが激しいです。比良山は雪景色。スキーシーズンですね。


ロゼッタへの道  雪の比良山

ロゼッタへの道  卒論指導の標語


卒論締め切り間近

 新年あけましておめでとうございます。

 ところで、すでに新年になって早々、大学の構内は殺気だった雰囲気に包まれています。そう、4回生の卒業論文の締め切りがあるのです。
 わがゼミ生も指導教官に似たのか、ギリギリになって慌てています。

 他方、まだ卒論まであと一年ある3回生のゼミで新年コンパがあり、そのときに学生たちが誕生日を祝ってくれました(号泣)。
 

ロゼッタへの道  

 ケーキではなく、教官の大好きなプリンのようです。ありがとう、3回生のみなさん!
 でも楽しいコンパが終わったら、駅前の居酒屋で今度は4回生の指導が待っていました。終わったら午前3時(泣)。無事に卒業してくださいね・・・。

 



 

 

完成品

 夏休みから10月にかけて追い込まれていた翻訳の見本がようやく手元に届きました。今回もなかなかしゃれたデザインで、けっこうかっこいいです。

ロゼッタへの道

 すでにAmazonでも表紙のイメージが張られていました。価格は当初4400円だったのですが、なぜか3940円に。以前の「模倣の法則」が6000円近くしたことを考えれば、ページ数がだいたい半分くらいなので、まあ妥当なところでしょうね。
 今回は、「社会法則」という著作と「モナド論と社会学」という論文の二本立てになっています。前者の「社会法則」は、すでに大正時代から戦前にかけて三度も翻訳されていて、今回が四度目になります。むしろ後者の「モナド論と社会学」のほうが今回の目玉なんじゃないかと思っています。
 毎回のことですけれど、こうやって完成品が届くと、これまでのしんどさを忘れて「ああ、やってよかった」と思います。今回も河出書房の編集者の方にはひとかたならぬお世話になりました。ほんとうに、このご時世によく出してくれたと感謝しております。

 これで平成版のタルド翻訳も二冊目になりますが、次がどうなるのでしょうね。売れ行き次第ではもう一冊ということになってくれたら嬉しいのですが。といっても、私も大学の仕事のほうがどんどん忙しくなってきて、なかなかこういう時間がかかる翻訳がしづらくなっているのも確かなのですけれど。できれば「刑事哲学」か「法の変遷」のどちらかをこの二、三年以内に手がけられたらよいなと思っていますが・・・。

(追記)
 さっそく月曜社のブログ で好意的に紹介されてました。ありがたい話です。

コップの中の嵐


 といっても、どこかの大学の話じゃありません。それは書けないからね。
 年代物のストロボを手に入れて、これまで使いでのなかったマクロレンズで遊んでみました。
 まず普通に撮ってみると・・・

ロゼッタへの道

ロゼッタへの道

 これだけじゃ面白くないので、コップの下に青い陶器の皿などを置いてみると・・・

ロゼッタへの道

ロゼッタへの道

 なんだかCGみたい。でも、デジカメとコンピュータで処理してるから、厳密にいえばCGですね。
 いや、ほんとうはこんな遊びをしている暇はないんですけど。