完成品
夏休みから10月にかけて追い込まれていた翻訳の見本がようやく手元に届きました。今回もなかなかしゃれたデザインで、けっこうかっこいいです。
すでにAmazonでも表紙のイメージが張られていました。価格は当初4400円だったのですが、なぜか3940円に。以前の「模倣の法則」が6000円近くしたことを考えれば、ページ数がだいたい半分くらいなので、まあ妥当なところでしょうね。
今回は、「社会法則」という著作と「モナド論と社会学」という論文の二本立てになっています。前者の「社会法則」は、すでに大正時代から戦前にかけて三度も翻訳されていて、今回が四度目になります。むしろ後者の「モナド論と社会学」のほうが今回の目玉なんじゃないかと思っています。
毎回のことですけれど、こうやって完成品が届くと、これまでのしんどさを忘れて「ああ、やってよかった」と思います。今回も河出書房の編集者の方にはひとかたならぬお世話になりました。ほんとうに、このご時世によく出してくれたと感謝しております。
これで平成版のタルド翻訳も二冊目になりますが、次がどうなるのでしょうね。売れ行き次第ではもう一冊ということになってくれたら嬉しいのですが。といっても、私も大学の仕事のほうがどんどん忙しくなってきて、なかなかこういう時間がかかる翻訳がしづらくなっているのも確かなのですけれど。できれば「刑事哲学」か「法の変遷」のどちらかをこの二、三年以内に手がけられたらよいなと思っていますが・・・。
(追記)
さっそく月曜社のブログ で好意的に紹介されてました。ありがたい話です。

すでにAmazonでも表紙のイメージが張られていました。価格は当初4400円だったのですが、なぜか3940円に。以前の「模倣の法則」が6000円近くしたことを考えれば、ページ数がだいたい半分くらいなので、まあ妥当なところでしょうね。
今回は、「社会法則」という著作と「モナド論と社会学」という論文の二本立てになっています。前者の「社会法則」は、すでに大正時代から戦前にかけて三度も翻訳されていて、今回が四度目になります。むしろ後者の「モナド論と社会学」のほうが今回の目玉なんじゃないかと思っています。
毎回のことですけれど、こうやって完成品が届くと、これまでのしんどさを忘れて「ああ、やってよかった」と思います。今回も河出書房の編集者の方にはひとかたならぬお世話になりました。ほんとうに、このご時世によく出してくれたと感謝しております。
これで平成版のタルド翻訳も二冊目になりますが、次がどうなるのでしょうね。売れ行き次第ではもう一冊ということになってくれたら嬉しいのですが。といっても、私も大学の仕事のほうがどんどん忙しくなってきて、なかなかこういう時間がかかる翻訳がしづらくなっているのも確かなのですけれど。できれば「刑事哲学」か「法の変遷」のどちらかをこの二、三年以内に手がけられたらよいなと思っていますが・・・。
(追記)
さっそく月曜社のブログ で好意的に紹介されてました。ありがたい話です。