ロゼッタへの道 -17ページ目

新年会

「先生がこのところ毎晩眠らせてくれないから、今日はずっと眠いです」

「なにいってるんだ、今夜も眠らせないよ」


・・・卒論の締め切りまぎわの教員と学生(女)の会話です。なんだか誤解されそうですね。


 四回生が卒論の締め切り前で泣いているなか、三回生と新年コンパをしました。就職活動と卒論をはさんだこの二つの学年の学生の様子は、まるで製品の使用前と使用後のように対照的です。

 で、恒例のボーリング大会ですが、残念ながら私はトータルで二位。デカビタCを飲みながら、三連続ストライクで迎えた最終局面の最後の最後で集中力が切れました・・・。

 三回生は四月までゼミはなしですが、その代わり、これから春休みのあいだに地獄の就職活動が彼らを待っています。がんばってください。 しばらくはこんな笑顔をみれないかもしれませんからね・・・。四回生は、まだ二日ほど寝ないでがんばってください。






しかし、ニュースをネットでみてたら変な記事が。なにこれ ?男の胸毛は環境セクハラですか・・・。アホちゃうか?化粧品CMの女の産毛はいいのか?うちの教員にはヒゲ生やした先生が多いんだけど、あれも環境セクハラなんだろうな、きっと。

 なんだか戦前の日本で展覧会のヌード絵画を禁止した話を思い出した。「不快」の一言でなんでも片づけられるんだなあ。伝統的な祭りの風景がテレビで流されなくなる日も近そう。ああ不快、不快。

正月が終わった

 あけましておめでとうございます。

 正月が終わり、さっそく学生の卒論指導がはじまりました。休みなんてあっというまですね。

 休みのあいだに仕事をしようと努力したのですが、けっきょく実家に帰ったら帰ったで忙しくて、何もできませんでした。

 年末に比叡山に登りおさめしましたが、その御利益もなく、年始のあまりの寒さに風邪をひいてしまいました。下りで撮った、寒々しい比叡山の行者道の傍らにあった石仏の写真です。ちょっと画像ソフトでいじってみました。




年末


 四回生の秋葉原みやげ


 今日の卒論相談を最後に、ほぼ今年の大学業務は終えることができました。卒論の締め切りまであと二週間になりました。現時点で書き終わっていない四回生たちには大晦日も正月もないことでしょう。

 こっちは、これから正月の用意と年明け締め切りの仕事が残っています。考えてみたら四回生たちとあまり状況は変わりませんね。

 今年は受け持っているクラスの学生が亡くなったり、実験的な授業をしてみたり、ゼミ合宿したり、といろいろとありましたが、あとは年明けの授業と試験を残すのみです。ただし会議はその後も続くんですけどね。


 ということで、学生の皆さんもよい年末年始を。


 

追い込み

   

遠目に食い物かと思って近づいたら松の実だった


 授業は終わりましたが、にもかかわらず卒論の締め切りに追われる四回生の指導に、大学に通っています。今日は学生との待ち合わせの時間に遅れてしまい、学生から「遅い」と怒られました。「でも、こんなことになるのは君たちが書くのが遅いからじゃないか」とぶつぶつ言い返しましたが、追いつめられている学生たちには聞いてもらえませんでした。

 そういえば、私も締め切りがあるんですよね。このままだと学生のこと言えないな・・・。と思いながら、今日は月がきれいだったので撮りました。夜空がきれいな時期になりましたねえ。







忘年会

 忘年会のシーズンがやってきました。すでに今週だけで4回の忘年会をこなしているため、どうも胃腸の調子が悪いです。昨日の忘年会では、「せっかくこの一年間ダイエットしてきたのに、この一週間で全部パーだよ」という同僚の呪詛に満ちた声が漏れるくらい、この時期は高カロリー食のオンパレードです。

 この職場に勤めるまでは、忘年会シーズンの胃腸薬のCMをみるたびに「胃を壊すほど食わなきゃいいじゃないか」と笑ってたのですが、最近はCMの意味がよくわかりました。胃が荒れるのは、胃が壊れるほど食べるせいじゃなくて、年齢とともに胃が弱っていくからなんですね。最近になって気づきました。

 いったいなぜ食事のない忘年会がないのか、そもそも集まることに食べることがつきものなのはどうしてなのか。いつか切実に考えなくてはならない問題になるような気がします。


 ところで、今日は古典研究会(仮称)の活動の一環で、びわ湖ホールで開催されたシルヴィ・ギエム のリサイタルをみてきました。


 二階の席でした

 窓からびわ湖がみえる

 

 当然ながら写真は禁じられていたので、休憩時間の風景だけ。けっこう大きなホールで、いろいろと大物を呼んでがんばっているようです。滋賀県はただでさえ文化施設に乏しいところなので(パチンコはいっぱいあるけどね!)、これからもがんばってほしいものです。