ロゼッタへの道 -15ページ目

台湾

 学生の卒業ゼミ旅行で2泊3日で台湾に行ってきました。

 故宮博物館で捕まった白タクの運ちゃんが「台湾は自由ね!」と連呼するだけあって、とても自由な雰囲気の国でした。いや、楽しかった。また行きたいです。


 夜の市場で


 台北の街角


 故宮博物館からの眺望


 台湾デザート「豆花」


 でも、帰ってすぐ休む間もなく学科の懇談会の準備があり、本日はその進行役を務めたのですが、さすがに疲れがたまっているのでもう寝ます。


入試

 入試のピークを迎えました。受験生の皆さんは大変ですね。でも、試験する側も大変なんですよね、この時期は。今日はそれほど寒くなくて助かりましたが、すぐに寒波がやってくるみたいですね。憂鬱・・・。


 ちなみに、このあいだ研究会が終わった後、カメラ用の部品を探しに街を歩いていたら、新型カメラの宣伝をしていたので、ふらふらっと建物のなかに入ると、宣伝のイベントの一環で、撮影会みたいなことをしていました。

 ちょうどカメラをもっていたのと、案内の人に「どうぞ試してください」と言われたので、ちょっと参加してみました。

 もともとポートレイトには興味がなかったのですが、最近カエルのミイラを載せたために、某同僚から「死の世界を撮る男」みたいなレッテルを貼られてしまったので、がんばって生きた人間にも挑戦してみました。なかなか新鮮な経験でしたが、やっぱり人間は苦手だな。だって、対象に意識があるから。けっきょく、まともに撮れたのは一枚きりで、すぐに引き上げました。




でも、カメラを向けたら即座に「ニコッ」と微笑んで目をこちらに向けるのは、さすがにプロだなあと感心しました。


 

 

口頭試問

 4回生の卒業論文の口頭試問も無事に終わり、今日は卒論終了の飲み会が京都でありました。途中、誕生日を祝ってもらい、プレゼントをいただきました(号泣)。


 どうもありがとう。先生は感激してます>4回生の皆さん。


 肩もみ機。助かります!

 手作り人形。私の姿のようです。


 その後、二次会はボウリング場へ。1ゲームめは3位でしたが、2ゲームめは172点で1位に。まあこんなもんかな。社会人になっても挑戦はいつでも受けて立ちますから、せいぜい腕を磨いてくださいね>皆さん。


 いずれにしても、これで単位が取れていれば、皆さん無事卒業です。






宇宙パワー

 今日は夕方からの仕事だったので、その前に比叡山に登ってきました。

 すると、これまで何度も写真をアップしているいつもの地蔵さんに供えてある花が、この一カ月以上もまったくしおれないで咲いています。



 不老不死の花


 「さすが霊山だけあるな、行者に宇宙パワーでも注入されてるんだろう」と、登りのときは何となく感心していたのですが、下りのときにやっぱり怪しいと思って近づいてみると・・・造花でした。


どうして最初に気づかなかったのか・・・


 道はスキー場状態でしたが、今回はスポーツ店で1000円で売っていたゴム製の滑り止めをもっていったので、雪道でも転びませんでした。


 ちなみに、サーバー会社にお金を払わなかったせいで、気づいたらHPがとうとう閉鎖されていました。あのサーバーは、使用料がけっこうが高かったわりに容量が少なく、かといって大学から補助があるわけでもないので、お金を払うのが馬鹿馬鹿しくなったためです。ほんとうなら大学のwebサーバーが使えるといいのですが、これがまたセキュリティ至上主義で、家からアクセスさせてくれないから使い物にならないんだよね。


 いずれにしろ、近いうちに内容も一新して別のサーバーに引っ越ししたいと思います。

講演会

 大阪大学の人間科学部で講演会 があり、無事終了してようやく帰ってきました。私ともうひとり、40分ずつの講演だったのですが、途中で脇道に逸れたりして、予定していた原稿の半分くらいしか話ができないまま、最後のほうはかなり端折ってしまいました。自己紹介しているだけで10分くらいかかったのが原因かなあ。


 お招きいただいた檜垣先生は、フランス現代思想の専門家としていろいろと著作も多い方なので、厳しく突っ込まれたらどうしようと緊張していたのですが、とてもソフトで気さくな方で、途中でフォローも入れてくださり、けっこう気楽に話をつづけることができました。ありがとうございました>檜垣先生。


 最初は「こんなマイナーな古典についての講演で、せいぜい10人も来てくれたらいいほうだよね」と、もうひとりの講演者と話していたのですが、小雨の中、けっこうな数のお客さんが来てくれたのでびっくりしました。知り合いの編集者の方々もわざわざ京都からつたない話を聴きにきていただいて恐縮です。

 

 学生さんたちは、哲学や人類学、社会学とけっこう多彩で、二次会で飲みながら、自分のいた大学院のことを思い出して、「そういえば自分もこんな時期があったなあ」と懐かしく感じました。やはり学際領域の大学院っていうのは、独特の雰囲気がありますね。いろいろと難しい問題があるかもしれませんが、やはり閉塞感がないのが素晴らしい点だと思います。自分自身、今から思えば、大学院のときが一番いい時代だったように思います。

 

 でも、他大学の大学院生と話すのって、ほんとうに久しぶりで、いい刺激になりました。