シンポジウム
先日お知らせした「出来事のポリティクス」(6月中旬刊)の著者であるマウリツィオ・ラッツァラート氏を京都に迎えて、立命館大学で討論会が開催されます。詳細はこちら 。
「労働・雇用・保障のオルタナティヴ」
日時 6/23(月) 14-18時
場所 立命館大学衣笠キャンパス 学而館2F第研究室
発表予定者: マウリツィオ・ラッツァラート、渡邉琢、橋口昌治、中倉智徳 (敬称略)
コメンテーター: 酒井隆史、廣瀬純、村澤真保呂 (敬称略)
主催:立命館大学生存学研究センター
共催:龍谷大学国際社会文化研究所
ああ、それより明日の発表の準備をしなくちゃ・・・(泣)
近刊
昨年冬から取り組んでいた翻訳書が、「排除型社会 」と同じ洛北出版から、ようやく公刊の運びとなりました。いや、これもけっこう時間かかったなあ。
6月中旬に印刷が上がり、7月上旬には書店に並ぶそうです。昨年出した「模倣の法則 」の関連で翻訳を引き受けたのですけど、その著者が6月中旬に来日して講演会が開かれる予定です。
主として立命館大学が招待者として講演会を企画しているのですが、龍谷大学とも共同で講演会を開く予定です。また詳細が決まりしだい、アップしたいと思います。
学会
週末に関西社会学会に参加するために、四国の松山大学まで行ってきました。自動車で行ったのですが、いや遠かった。ほぼ350キロをずっと高速道路で移動したのですが、途中で背中が痛くなって、何度もサービスエリアで休憩と取ったためか、たどり着くまで5時間もかかりました。
キャンパスを歩いてみて、なんとなく懐かしい感じが。よく考えてみたら、構内のいろんなところにビラが貼ってあるからだ、ということに気づきました。うちの大学はビラ貼り禁止(当局に許可を受けたビラだけが掲示板に貼られる)なので、こういうところに来たら少しほっとします。
ガラスに直貼り
で、帰りに知人たちと川釣りへ。そしたら、最初に入った川で、いきなり川の主とおぼしき大物がかかってびっくり。
これまでの川釣り歴で最高サイズの大物でした。他にもアマゴがたくさん釣れて、このところ休みなく仕事に追われていたので、ちょうどよいリフレッシュになりました。
夕方に納竿して高速道路で帰ったのですが、釣りの疲れと重なって、帰宅が午前2時頃。背中いたい。
無農薬米
この週末、京都府丹後半島の山奥にある上世屋集落まで、田植えの体験見学に行ってきました。ここの田んぼは、いわゆる「棚田」といわれる山の傾斜を利用した田んぼで、一枚一枚の田んぼが小さくて、収穫効率は悪いのですが、水がきれいで寒暖の差が激しいため、おいしい米がとれるそうです。
今回は飯尾醸造 さんからのお誘いで、飯尾醸造が管理している田んぼで、無農薬米の苗を植える作業の見学兼手伝いに学生を連れていったきました。飯尾醸造さんとは、一昨年来のおつきあいで、昨年も学生たちがお世話になっています。
作業は、田んぼに再生紙のロールをしきながら、そこに小さな穴をつくって一苗ずつ植えていくというものです。
説明を受けたときはかんたんそうに思ったのですが、実際に作業をしてみると、泥のなかを中腰で後ろ向きに移動しながら重たいロールを引っ張りつつ苗を植える、というのはほんとうにきつかった。がんばりすぎたせいか、帰ったら足腰が立たないくらい筋肉痛になりました。ふだんペンより重たいもん持たない身ですから・・・。
完成!
途中、田んぼの横にある社で休憩。社長さんによれば、昨秋この地域を舞台に加藤ローザ主演の映画の撮影がおこなわれ、この社でも撮影があったそうです。
加藤ローザの残り香は・・・
作業が終わったら、飯尾醸造の秋山さんに酢づくりの蔵を案内してもらいました。ここのお酢、ほんとうにおいしい。某ミツカンの酢をそのまま飲むとむせますが、ここのお酢はそのままでも飲めます。酢酸の比率自体は同じらしいのですが、うまみが多いので、酢酸のきつさがやわらぐそうです。使用している米の量も、同じ分量の酢で三倍近く使っているそうです。
蔵のなか
作業にはけっこうたくさんのお客さんが来ておられ、飯尾醸造の酢づくりに賛同した熱心なファンの方々が多くいらっしゃいました。