今日もお酒が -18ページ目

今日は手抜き料理

 毎日毎日気合をいれて料理を作ることは難しい。そして、毎日毎日、都合のいい食材がみつかり、それが懐具合に見合うとも限らない。家にあるもので手軽に、そして以外にいけるじゃないか、なんてものを食さねばならぬ日もある。

 今日がそんな日。週のはじめは仕事にものりきれないし、なんとはなしにだるかったりもする。休んで疲れがとれるよりも、なまる歳になってしまったか、などと悲しくもあったりして。


 冷蔵庫をあけると、あるのは油揚げと白菜。これを煮てしまえ。鍋に手抜き出しのつゆを薄めたものをはり、一口大に切った油揚げをいれて火にかける。油揚げに味が含んできたところで、ザク切りにした白菜を投入。あとはことこと煮るだけ。

 白菜が煮えたら皿にとってできあがり。ちょっと七味をふって頂く。こんなに手抜きなものが、美味いじゃないか。

 これ、かまぼこやちくわがあれば入れても良いし、卵でとじても、ボリュームもでて美味しい。

八百屋をのぞく

 筍、そろそろないか、と八百屋をのぞいた。まだ、鹿児島産の早掘りのみ。600円と手が出せない値段でもないけど、見送る。今年は寒かったから、まだまだなんだなあ。

 筍といえば、もう何年も前になるけど、地元の農家さんが持ってきてくれた、という朝掘りの筍を八百屋でゆずってもらったことがある。「これはあく抜きしなくていいからねえ。そのまま焼いてもおいしいし、皮むいちゃって、スライス、さっと湯がいて酢味噌で食べてもいいよ」

 ということだったので、焼き筍と刺身(?)を満喫したのだったが、二度とあんなことはないんだろうなあ。

 魚屋をのぞくと、金目が安いので、骨のついているほうの身を一枚購入。骨から出汁がでるから、そのまま酒と醤油だけでも煮られるし、醤油のかわりに塩を使って酒蒸にもできる。

 今日は酒蒸にしよう。鍋に金目の身を入れ、半分身がかくれるくらい水、あとかぶるまで酒を注ぐ。塩を小さじ1杯くらい。しょうがのスライスをいれ、ふたをしめてそのまま中火にかけ、煮立ってきたら弱火にする。時々、ふたをとって、魚の状態を確認。火が通ったらとりだす。煮汁の味を確認し、味が足りないようなら塩をたす。白髪葱を加えてひと煮たちさせ、金目に煮汁をかけまわしてできあがり。

 いやあ、日本酒にあいそう。

失敗のあさり

 近所の炉辺のアサリ売り、昨日は休みのようだったので、仕様がなく、スーパーで購入。

 表記は地元産、見た目も間違いなく国産なので買ったんだけど。

 火を通してびっくり。身はたっぷりあるのに食感がふにゃふにゃ。歯ごたえも味もあったもんじゃない。鍋の出汁を飲んでみても、全然。

 これが、いわゆる、ストックものなのか??

 貝類を購入して、初めてハズレに遭遇。しかも、旬のアサリだよ。

 出汁の失敗の湯豆腐は、すべてが、からまわり。

 こんなままで、月曜日の朝。

 土曜日にメジに会って、最高の週末を終えるはずだったのに、なんてこたい。

 

春の肴を考えていたら

一転して今日は寒いこと。糠床も良く漬かるようになったので、余裕をかましていたら、お昼ごろ混ぜてみるとひんやり。こりゃ今宵のつまみには間に合わない。ここまであったかくなっては、と白菜漬もやめる算段だったのだが。

 まあ、先週漬けた白菜はまだ残っているし、火曜日からはまた春になるらしいので、塩漬けはもうやめにしよう。これからは、春キャベツの糠漬でいくことにして。

 寒さがぶりかえしてきたおかげで、湯豆腐でもやろうか、なんて気分になってくる。もうじき、食べる気もしなくなるだろうし。今宵は、糠床も間に合わないことだし、大根と白菜、アサリをたした、湯豆腐鍋でもいきますか。

 と、方針をたてて、買い物に出発だ。

ようやくメジがあった

 お酒を買いに出たついでに、魚が充実している例のスーパーまで足をのばした。土曜日に行くのは初めて。一目散に鮮魚売り場へ。

 いつも刺身用のさくを売ってるところをみると、刺身になったものしか置いてない。夕方じゃ、ダメなのかな。みんな、出来上がったものを購入した方が、この時間からじゃ楽だもの。しかし、その刺身のパックが安い。天然のイナダとそのほか3品ほど盛り合わせたものが580円。かなり、食指を動かされた。しかし、製品になったものは味が落ちるから買わない、というポリシーは守りたい。あきらめれば、いいんじゃん、と思いながら、ぐるぐるまわってみると、なんと、鮮魚の並んでいる中に、ぽつんと生かつお、生本マグロ(メジ)ついでに書くと特選シールのはられたものが、3パックだけあった。800円、少々高いか。

 でも、その3つのうちひとつが、ハラミ。もう、買うしかない。期待してなかったから、かごも持ってなかったけど、パックをつかんで一目散にレジまで。だって、かご取りに行ってくるまでに、なくなっちゃうかもしれない。それほどまでに、私はメジマグロを渇望していたのだ。

 てなわけで、白菜とアサリ、エリンギの味噌鍋(ピリカラ)でビールをやってから、日本酒に切り替えた頃に、本日は待望のメジマグロ、いただきます。
やったね。

お茶

 飲んだ後、美味しいものに、ラーメンや蕎麦などの麺類もあるけど、お茶も美味しい。酔っぱらって、いれるのはたいへんだけど。

 私が飲んでいるのは、静岡でも、宇治でも、はたまた八女でもなく、熊本のお茶。蒸したあとで火入れをする独特の製法の玉緑茶というやつで、一般の製法によるお茶より香ばしさが感じられるうえに、後味もさわやかで、旨みも強い。

 おまけに、無農薬栽培。有名産地でもなく、自製自園のため価格も安い、で、言うことなし。ここで、お茶を買い続けていて、在庫を切らしたとき、スーパーなんかで、3倍くらいの値段のお茶を買ってみても、口に合わなくて、飲みきることがたいへんなくらいで。

 私の母親などは、ここの100円の番茶を愛飲しており、「これ飲んだら他、飲めないよ」などとのたまっている。社長さんにその旨伝えると、地元でも、こんなものばかり売れて高いのが売れなくて困っちゃう、と苦笑いされてました。

 実家の方にはまずいこと、教えちゃったのかな。自分はもちろん、もっと高いお茶飲んでますよ。

金曜日の悪天候

が、ここずっと続いている。週末グルメを目指すものにとって、なんともやりいれない週末ばかり。

 また、ここでメジマグロの話題をとりあげてからというものの、私の周辺のスーパーではとんとみかけなくなってしまったのも、悲しい限り。ここで気分を盛り上げて買い物に出かけて、さあ、料理して食べるぞ、というものもあるのだが、メジに関してはそのひとつだった。そういえば、手を出しやすくなる価格になる天然ぶりも、あまり見かけないし。

 結局、今週末は、あさり料理でもいくことになるのだろうか。寒いらしいし、体のあったまるものでも考えてみよう。

 

秋と冬に食べたくなるもの

 それは、天麩羅。もちろん、魚介類にも季節ごとの旬があり、そのおりごとに食しておいしいものはある。初夏のキス、夏の岩がきや鮎なんかはこたえられない。

 しかし、今の季節の山菜や、秋の茸。これらの独特の風味や食感は、天麩羅で頂いてこそ、と思うのだ。塩を振って噛み締めると、衣に守られていたその鮮烈な香と味が飛び出してくる。ふきのとう、たらの芽、行者にんにく、筍なんかも旨い。

 この季節のめぐみを味わうには、やはり、専門店にでかけるべきだろうか。

たけのこ

 早掘りのたけのこは、今では鹿児島産のものが年末くらいから売られている。あくもえぐみも少なくて、さっと湯がいて酢味噌で食べたりすると確かにおいしい。でも、あの独特の香は、やはり暖かくなって来た頃に、「ああ、今年も春がきたんだなあ」と、なごむ系統のように思う。厳寒期にはふさわしくないし、なにより、こぶし大のもので1本800円前後と値段もばか高い。

 パックにつめられた筍は、一年中売られているけれど、ペーハー調整剤のせいで味はすっぱいは、食感はねとねと、香はさっぱり。やはり、この季節ならではの生のたけのこを味わいたい。

 かといって、本当の生を購入してきても、あく抜きするための大型の鍋がない場合も結構ある。そんなときは、スーパーではなく、普段は行かないかもしれない八百屋さんをのぞいてみるとよい。生といっしょに、自分の店であく抜きしたものを皮付きのまま水にひたして売っているところがあるからだ。

 みつけたら即購入。家に帰ったら皮をむき、適当な大きさに切って、タッパーにいれ、水につけて冷蔵庫に入れておけば3日くらいはもつ。あとは、好きなときに好きなように調理すればいいんだから。

 私は、穂先のやわらかい部分は薄切りにして酢味噌で頂き、根っこに近い部分は、含め煮にして食するのが好み。愛用のツユの素を普段より薄めにのばし、食べやすい大きさに切ったたけのこをいれ、落し蓋をして強火にかけ、煮立ってきたら弱火。そのまま15分くらい。ここで、強烈に味を含ませないのがポイント。たけのこ独特の味わいは残さなきゃ。火をとめたら、もどしたワカメをいれてもういちど落し蓋をして、そのまま冷ます。

 この含め煮にかぶりついて、じゅわっとしみだしてくる独特の味わいと香を感じた瞬間、ああ、この季節がまた訪れてくれたのだ、としみじみと感じるのだ。

急に暖かくなった

 日曜日までは、ふうふういいながら、湯豆腐やおでんを食べるのが幸せな気候だったのに、昨日今日と、一気に春めいてしまった。肴、考えきゃ。もっとも、まだまだ、寒い日もくるのだろうけれど。

 今日あたりは部屋の中なんかぽかぽかで、冷奴でも美味しく食べられそうないきおい。糠床に手を入れると、冷水の中に入れたようにひやっとしていたのがうそのようになってる。漬物自体も、辛さがたっていたのに、今日のは酸味が感じられていかにもヌカヅケといった風味。こうまで、劇的に変化するものなのだなあ、と、いまさらながらしみじみする。

 また、ヤリイカを買ってきて、今日は1ぱい煮付けて、1ぱいは刺身、1ぱいは葱、韮とヌタにでもしよう。少しは春めいてるでしょ。