戸田ボートコースに遠征する際、必ず訪れる店がある。ホームセンターとすき屋のある通りを直進した場所にあるインドカレー屋。1年生当時、初めて戸田を訪れた際の最終日昼食が丁度、マネご飯が出ない自由時間となっていた。何を食べたいという訳でもなく、そうはいっても「せっかくの旅先だしチェーン店は嫌だ」といういつもの拘りは健在のまま、適当に行動圏をぷらぷらと歩いたお昼時。そろそろ空腹が限界に達しようとしていた頃、ランチタイムメニュー最安値800円などという冗談みたいな安さの看板が目につき、吸い寄せられるように入店した。注文時は失礼ながら詐欺ではないかとも疑ったのだが、インドカレー屋特有のドレッシングがかかったサラダに始まり、しっかりしたクオリティのナンとカレーに加え恐らく人生で飲んだ中で一番旨いラッシー、サービスの無料お代わりナンに果てはデザートのヨーグルトと、とにかく至れり尽くせりのメニューをお出しされ、帰るころには逆の意味で店の原価率を疑う羽目になったのはいい思い出である。

美味しい、安い、しかも穴場的な魅力もある。僕にとってこれ以上ない、理想的な昼食。行きつけにならない理由がない。申し訳ないことに店名は覚えていないのだが、逆に覚えていないのはそれだけ。国艇をはじめとする宿泊施設からの道のりや店内の内装、果てはお替りナンを勧めてくれる店員さんの声と顔に至るまで、事細かに思い出せるほどに通い詰めた。ある時はひとりで、あるときは集められる限りの部員を誘って、またある時は親友とふたりで。戸田遠征の際に訪れなかった回は、文字通りなかったと断言できる。

 さてそんな店なのだが、本日また別の親友に紹介しようと意気揚々と乗り込んだところ、まさかの内装工事中であった。よく見るとグーグルマップにも臨時休業の文字。完全に僕の過失である。このまま閉店してしまうのか、それともいつか復活してくれるのか。それを知る術は僕にはない。ただ、マップ上の情報である臨時休業が文字通りの「臨時休業」であると願うのみである。正直なところ、200~300円程度の値上げをされても喜んで払うほどに気に入っている店なので、是非また復活してほしいところである。その暁には今度こそ、親友に紹介したい。

 

 そんな合宿後のハプニングがありながらも、ともあれ本日の午前練を以て、6日間に及んだ合宿は幕を閉じた。と、ここまで書いて席を立とうとした瞬間、左足の裏に激痛が走った。こむら返りのような肉離れのような、強い揉み返しといった印象の原因は明白、昨日漕手とともに行った陸トレのランメニューと連日に渡る徒歩移動である。もともと練習後に違和感はあったので、その爆弾が爆発したようだ。現に執筆している今、歩くだけで結構な痛みである。一過性のものであると信じたいが、万一そうでなかった場合明日の御朱印巡りスケジュールを大幅に見直す必要に迫られる。

 

 兎に角、起こってしまった以上今は軽症であることを祈るしかない。

 

 さて改めて。本日の午前練を以て、6日間に及んだ合宿は幕を閉じた。体調不良やそもそもの多忙によりボート部から少し距離を置いていたなかで、久々に乗った艇が戸田のボートコース、それも金大さんとの混成クルー。正直に言えばとても緊張したし、少しばかり怖かった。

 

 そもそも戸田の狭いコースに抱いていた苦手意識、お世辞にも高いとは言えないCOX技量、初対面に近いクルーを乗せる不安。そもそも僕自身、初対面の人と話すことが極端に苦手ということもあり、ぶっちゃけ本当にしんどかった。この点については金大さんや我々の部員が問題という訳ではなく単に僕自身の能力と気質の問題なのだが、だからこそその怖さを拭いきることは最後まで出来なかった。この点についてごまかすつもりはない。

 しかし、否、だからこそ。複数回にわたったレクリエーションを通じ、そういう自分が存在することを否定しなくていい、という価値観を再認識できたことはとても重要な機会であったし、自分という存在の芯を改めて見つめ直すことのできた有意義な時間であった。もともとそういう生き方をしてきていたし、その正しさは心に抱えていた筈であったが、やはり他からの意見による補強は心強いものがある。そこはまだ、僕の確信が弱かった証左なのだろう。それを否定する気はないけれど。

 

 無論、学ぶことも多かった。理屈だけでなくそれに関連する感覚の双方を十二分に理解してから実際の行動に反映させたい自分としては、特にラダーの切り方の細かなディテール、視線の位置や指先に伝わる感覚など、コースが真っ直ぐな戸田だからこそ極められる部分が多く、とかく非常に勉強になった。一日何周もするなかでのたった数周だけだけど、自分のラダーに少しだけ、そして初めて満足することができた周もあった。そして、久しぶりにCOXが、ボートが楽しいと思った。嘘偽りない思いである。

 

 

「イラストっていうのはね、宗教と一緒なんですよ」

 イラストレーターとして活動する傍ら、Vtuberや歌い手として様々な場所でその力を発揮するしぐれういが、「絵の添削」というテーマに端を発しイラストレーターとしての自身の考え方を説明した、実に端的な表現である。

 イラストはそれぞれに描き方があり、理想とする姿がある。また、それを受け取る側の価値観によっても、その評価は大きく変わる。さながら、それぞれに信仰している宗派が異なり、またいずれの信仰も自由に認められる宗教のようなものである。であるならば、描き手と異なる感性を持つ自分が他者のイラストを添削するのは、自身のポリシーに反する。と、こうした趣旨を踏まえての発言である。

 イラストとボート。ジャンルこそ違えど、それらを「人生」という言葉に置き換えたとき、きっと通じるものがある。その一言で、この言葉を合宿最終日のブログで紹介した理由としては充分に伝わる筈である。

 余談ではあるが、Vtuberの配信は僕自身たまにではあるが視聴する。その最大の魅力は「人生」をリアルタイムで共にしている感覚だと、僕は思う。Vtuberの努力や挫折、または成長を配信という形でリアルタイムに共有し、形になった成果を共に喜ぶ。画面の先で直接触れ合えるわけではないけれど、そこには紛れもない「共有された時間」があるのだ。

 …というわけでこのブログをお読みの皆さん、もしよければ何人かVtuberの配信を見に行ってみてください。「ご自身の趣味+Vtuber」で検索すれば、何人かヒットすると思います。もしかしたら、人生を変える出会いがあるかもしれませんよ。

 

 また昨日は国公立大学の前期試験でもあった。僕自身、広報長としてカウントダウンに主体的に関わってはいたので、少なくとも他の部員よりはある程度の感覚は共有できているはずである。そちらのテーマについては昨日のブログで触れたので、二重で触れることはしないが、受験生皆さんの人生が明るく照らされていることを切に願っている。

 

 

 さて本日は、今月20日のブログで宣言した毎日投稿の最終日であった。厳密には昨日がそうだったのだが、1日番外編を挟んでいるので後ろにずれている次第である。この期間中に投稿したブログは、上に添付したリンクのものに初日の宣言を加え計6本。ここまでの毎日更新が閲覧数に与えた影響などについては、近いうちにまた別の記事で紹介できればと思う。

 まずは、拙い文章の毎日更新にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。今後も部員一同でブログを更新して参りますので、よろしければ覗いてやってください。

 

文責:COX・広報長・漕手2年 谷村

 本日は国公立大学二次試験、前期入試でした。本日の試験に挑んだ方々、まずは大変お疲れさまでした。満足のいく出来だった人、後悔が残った人、様々な感想があると思います。中には前期試験の出来について何かを察し、中期・後期試験に向けてリスタートを切った人や、既に予備校探しを始めた人もいるかもしれません。いずれにせよ、今朝ボート部Instagramにも投稿したように、自分の努力を一番知っているのは自分です。ここまで努力を重ねてきた自分を、今日くらいは褒めていいと思います。そのうえで、それぞれに異なるであろう今後の進路に向けて、また明日から一歩ずつ歩き始めましょう。

 
 無論、面接や別日程の試験など、前期試験が本日だけでは終わらない方々もいらっしゃると思います。是非とも最後の最後まで、自分の納得のいく試験に挑めるよう醜く足掻いて頂ければと思います。
 
 また、推薦入試や私立試験を本命として既に合格を決めている皆さん。本当におめでとうございます。ひとまず、人生における一つの重要な分かれ道において、皆さんは志した進路を実力で勝ち取ったことになります。その点について、まずは胸を張りましょう。
 そして、合格そのものは大変喜ばしいことではありますし、あらゆる方面から口酸っぱく言われていることではあると思いますが、くれぐれもそのことを周囲に誇ったり努力している姿を揶揄したりしないように。この時期には自分の人生の一大イベントである受験に集中するため、他の出来事や人にまで気を遣う余裕がなかなか持てないものです。そしてそれは自然で、致し方ないことでもあります。推薦受験の方は1年生からの定期試験で、私立専願の方はその受験に向けて周りより少し早い時期から、同じように「自分のため」に少なからず時間をかけていた筈、と言えばその理屈は納得できることでしょう。というわけで、くれぐれも皆さんお気を付けください。私はこれをされて友人だった人を1名ほど失いました。
 
 
 
 ともかく、いずれに該当するにせよ人生はこれで終わりではありません。高校では進学実績の関係上、とかく志した大学名や学部を重視する傾向にあります。しかしながら人生において、進んだ大学の名前が人生に直接関係するのは多くの人の場合長くて大学院までの6年間、長く見積もっても就職して実績がモノをいうまでの10年間位です(無論そこまでの人生を経験したことはありませんが、ここまでの人生における伝聞を集約した結果、上記の結論に至りました)。人生100年時代、という表現は現在の平均寿命から考えると大げさにしても、平均寿命80年のうち上記の年数が占める割合など1/8です。滋賀県全体の面積に占める琵琶湖の割合1/6よりも小さい割合、と言えばその小ささが理解できるでしょうか。いや寧ろ琵琶湖の割合が想像より小さいことに皆さん驚いたかもしれませんね。私も初めて父から聞いたときはそんな馬鹿なと思いましたが、なんと事実だそうです。県のど真ん中にあるので実際より大きく見えるのでしょうか。琵琶湖といえば、西日本におけるボートの聖地のひとつ。私自身、電車の車窓からしか眺めたことがありませんので、いつか目的地にして行ってみたいものです。
 
 …あれ、いつの間にか琵琶湖の話になってしまいました。兎に角、人生は長く、受験はその通過点にすぎません。過ぎてしまった結果にとらわれすぎることなく、なんとかして前を向きましょう。
 
 
 
 この小噺を持ってくるにあたり、滋賀県出身の父にもっとも有名な滋賀県(旧近江国含む)出身の偉人を聞いたところ、何人かの名前を挙げてくれました。そのうちパッと最初に挙がった石田三成の名言が、今回のブログのテーマに合致していたのでここで紹介したいと思います。
「命を惜しむは、ひとえに我が志を達せんと思うがゆえなり」
 命を投げうってでも名誉を求めた戦国時代当時の価値観にあって、この「目標を達成するために、命を大切にする」考え方は異端ともいえるものでしょう。現在でも「死に物狂いで」「命をとして」など、命を削る系の表現は幾つも世界に残っています。しかし、前述した通り人生は長い。遠回りでも、横道にそれても、目標達成の手段などいくらでも見つけられます。今を完全燃焼で生きるのも大変結構ですが、それに拘るだけでは気づけないものも人生にはある筈です。受験生は特に、前期試験という一区切りがついた今こそ気持ちに少しの余裕を持って生きていただければと、大学受験の経験者としては思います。
 
 
 ちなみに完全に余談ですが、この記事を以て本ブログはちょうど投稿本数150本に到達いたしました。開設から恐らく3年弱。これも、渋い顔をしながらもなんだかんだブログを書いてくれる部員の皆と、日頃から本ブログに足を運んでくださるOBの皆様や部員の保護者様、また折に触れて顔を出してくださる読者の皆様の温かいご支援があってこそです。更新頻度もまばらな本ブログですが、これからもゆるりと更新してまいりますので、宜しければまた足を運んで頂けますと幸いです。
 それでは。
 
文責:COX・広報長・漕手2年 谷村

 連日ブログへの訪問をいただき、ありがとうございます。連続更新中の谷村です。大変申し訳ありませんが、合宿における本日の消灯時間を誤認していた関係で、本日分の大規模なブログ更新が確実に間に合わない見込みとなりました。
 内容的にあまりないがしろにしたくないテーマということもありますので、本日分の更新は番外編とし、本編の更新は明日に回させていただければと思います。丁度ノルマの更新最終日が26日、つまり合宿最終日と重なるのが勿怪の幸いでしょうか。

 

 お詫びと言っては何ですが小噺を一つ。最近、神社仏閣巡りとそれに付随する御朱印集めを密かなマイブームとしております。新潟市内に留まらず、遠征先や旅行先、果ては帰省時など…折に触れて散歩がてらこうした、空気の澄んだ場所を巡ることで、いい気分転換になります。また御朱印や御守り、御神籤の類などはそこに「思い出」を内包するという意味で、ふとしたときに当時のことを思い出すきっかけになります。

 やはりそこは多趣味の時代ですから、部員にはなかなか広まってくれませんが、文化への造詣を持つことで何倍にも楽しめる趣味です。同好の士が一人でも増えてくれることを祈って、小噺といたします。

 

 今回は本当にオチもなければ教訓もない、文字通りの番外編でした。たまにはこういう文章を書くのも息抜きになっていいでしょう。それではまた明日、本編でお会いしましょう。

 

文責:COX・広報長・漕手2年 谷村

 「『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』と言えり。」

 福澤諭吉の著作「学問のすゝめ」の、実に有名な書き出しである。実際に彼の言葉とする説も、またアメリカ独立宣言からの引用であるとする説もあり、仮に後者であればこの言葉は厳密にいえば福澤が初出ではないことになる。とはいえ、いずれにせよ日本にこの言葉を拡げたのは紛れもなく彼であろうし、また教育をはじめとする彼の様々な功績が揺らぐことも全くもってない。読者諸氏のなかにも、旧一万円札を「諭吉」などと不遜な呼び方とともに崇め奉った経験があるという方は少なくないだろう。

 そんな彼の、人類の平等を説いた一節。一見すると理想的な、美しい世界を表現することばである。しかしながら、この言葉には重要な続きがある。

 

されば天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物を資り、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲ととの相違あるに似たるはなんぞや。その次第はなはだ明らかなり。『実語教』に、「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり。

 

 ごく簡単に意訳すると以下のとおりである。

 そうであれば天から人が生まれたときは、皆が皆同じような立場で、あらゆるものの根源である心身の働きによって、人を邪魔することなく望むとおりの人生を送れるはずである。しかしながら現実を顧みれば、賢い人もいれば愚かな人もいる。豊かな人、尊ばれる人もいれば貧しい人、蔑まれる人もいる。なぜこうした雲泥の差が生まれるのか。その理由は明白である。「実語教」には、「人は学ばなければ智慧がなく、智慧なきものは愚かな者である」とある。であるならば、賢き者と愚かな者の差は学ぶか否かによってできるものなのである。

 

 現実社会は、仮に生まれながらに平等であっても少しずつ差が生まれてくる。また、私は福澤と異なり、生まれに貴賤はなくともその立場や出自により「スタートライン」についての差は間違いなく存在すると考えている。もしそれが事実なのであれば、間違いなく掴み得る機会の数や質は人によって異なるだろう。

 その機会を間違いなく掴むために、だからこそ人は学ぶのだろう。どこにでも転がっている学びの要素を拾い上げる意識を常にもっていきたい。

 金大さんとの合同合宿は今日で最後。明日からは新大単独での合宿になる。コールや操舵、リギングなど、、未熟な箇所ばかりであっても少しずつ、着実に知識を学び取っている実感はある。これを実際に自分の身体に馴染むチカラとして会得し、残りの期間、そして今後の部活動における自分の血肉としたい。

 

なかなか中身がまとまっていないブログになってしまった。その原因は明白である。消灯時間まで残り2分。そしてそれは、毎日投稿宣言遵守のための残り時間と同義である。そういうわけで、本当に申し訳ないのだが本日は乱筆をお許し願いたい。明日は余裕を持った投稿を徹底いたします。すみませんでした。

 

文責:COX・広報長・漕手2年 谷村

 1日10時間。昼寝も含め、僕がフルスペックを発揮する際に必要な睡眠時間である。その前提を以て鑑みれば、合宿や遠征といった集団行動が求められる場において毎度もっとも苦慮するのが睡眠時間の確保であることはなんとなくでもご理解いただけるだろう。普段であれば練習の合間、隙間時間に気絶したように眠るのだが、こと今回の合宿においては隙間時間にはレクリエーション活動が多く入っている。そうであるが故に前述のタイミング・長さの睡眠をとることが叶わず、18時を過ぎると急激に眠くなりぱたりと眠る。ここ二日、正しくそんなルーティーンが続いている。そうなると夕食の時間に脳の再起動が間に合わず、まともに話したり考えたりすることが出来なくなる状態の出来上がりである。この合宿においてCOXでも作業でもなく、まさか睡眠不足に苦しめられるとはだれが想像しただろうか。

 一説には、人間が睡眠なしで稼働できる時間は15時間であると言われるが、朝6時から動き続けて18時に充電が切れるあたり、どのような事柄でも例外は存在するのだ、と妙な感心もするものでもある。僕個人の身体的特性という側面から見れば、分かり切っていた事実ではあるのだが。

 

 

 誤解しないで頂きたいのだが、レクリエーションが僕にとって不愉快という訳では全くもってない。寧ろ今日まで3回あったレクリエーションは、僕にとって興味をそそられることの連続である。誰しも自身のなかにある「優先順位」を再認識し、その共有を促していただいた安島コーチの「価値観ワーク」、視界がないという「当たり前」が変容した環境の中で、相手に伝わる声掛けや動き方を直感的に理解させていただいた加藤さんの「コミュニケーション講習」、それに社会の在り方やそこに関わるプレイヤーの多様性、そして地球環境保護の難しさと楽しさをゲーム形式で学ぶことができた吉田さんの「ゲーミフィケーション」と、このように学んだ内容は実に多岐に渡るし、そのどれもが思わず膝を打たされるものばかりであった。

 

 それとともに感じたのは、ひとそれぞれに異なる「人生」の多様性である。ここ3日の講師の方々は勿論、金大さんや我々新大ボート部のひとりひとりに至るまで、今日の自分に繋がる人生があり、直面した人生の岐路があり、選び取った選択がある。だからこそその価値観は多様であるし、大切にしているものや考え方もひとそれぞれに異なる。そして、「伝えたい」と意欲を持つ、人生をかけたいものも。

 

 「普通かそうじゃないかなんて、考えることがそもそもおかしい」

 映画化・漫画化もされた小説「かがみの孤城」の一節。そして、加藤さんのレクリエーションで強調されていた「普通について」という問いに対する、一番しっくりくる僕なりの答え。きっと、誰もが普通で、普通じゃない。そして、普通であることに安堵する必要も、普通でないことに恐怖を感じることもない。これを読んでいる貴方も、僕も、そして誰の人生も、世界から見ればたった一つしかないのだから。

 

 講師の方々それぞれの人生観に触れ、それを「他人の人生」と片付けるのも選択肢の一つ。しかし、その講師の方々はもれなく、また紛れもなく、それぞれの人生を、僕とは違う経験を重ねて生きている。いつか自分ひとりの価値観では乗り越えられない何かに直面したときに、そういった「人生観」は必ず僕を助けてくれる。だからこそ、レクリエーションをただのレクリエーションとして消費するのではなく、自分なりに「消化」し、腑に落ちる「経験」として刻み付けたい。

 そして。それぞれの人生を歩む、色々な人がいるからこそ思うのだ。

「少なくとも、オレたち、助け合えるんじゃないかって」

 

文責:COX・広報長・漕手2年 谷村

 北陸新幹線「とき」に揺られ、日本海最大の都市・新潟から一路大宮を目指す。車窓かも見える景色は灰色から白、茶色、そしてまた灰色と、まちの賑わいと季節の移り変わりを視覚に訴えるかのように姿を変えつづけた。

 
 本当はこの道のりは高速バスで旅する筈だった。しかし前日になって、前日分(20日) のバスを誤って予約してしまっていたことが発覚。三連休の初日ということで翌日の予約など取り直せるはずもなく、新幹線での移動を余儀なくされた次第である。
 
 そうはいっても、起きてしまったことは仕方がない。
「こういうハプニングがあってこそのひとり旅だよね ふふふ ロマンがあるな」
 漫画「ちびまる子ちゃん」の一節である。別に一人旅などではなくしっかりと部活動ではあるが、旅にハプニングがつきもの、という部分では通じるものがあるだろう。これも一つのイベント。折角なら楽しまないと損である。
 
 ちなみにバイトの関係で、帰りの交通手段も新幹線が確定している。さよなら、僕の2 万円。自業自得とはいえ大学生の身分として小さい額ではない。アクスタやガンプラなら 10個、ポケカなら4箱分、漫画新刊なら30冊。そう考えると相当に痛いものがある。何のことを言っているのか分からない?ご想像にお任せしよう。
 
 
 何はともあれ、今日から合宿である。4ヶ月ぶりの戸田は、どんな景色なのだろうか。戸田のコースは狭く、COXとしては非常にラダーが切りづらかった印象がある。今回こそはミスをなくそうと意気込みつつも、久々の操舵、久々の戸田。正直なところ怖くて仕方がない。
 
 その気持ちを覚える自分も受け入れて。この合宿期間、少しでも多くの学びを得られるよう、精進しようと思う。
 気付けばもうすぐ戸田公園駅。さて、今日も1日頑張ろう。
 
文責:COX・広報長・漕手二年 谷村
 

 お久しぶりです。谷村です。

 

 突然ですが、とある事情により大至急ブログを6本書かなければならない事態が発覚しました。正直なところ、最近ブログを更新するモチベーションが落ちていたところに降ってわいたこの事態。

 

 

 

 

 

 実に素晴らしい。活用しない手はございません。ということで、20~25までの6日間、他の部員はどうか分かりませんが、少なくとも僕個人によるブログの毎日更新をここに宣言いたします。

 奇しくも明日からは戸田合宿。トピックには事欠きません。タイムスケジュールの関係で短い文章ばかりにはなるでしょうが、毎日更新することに意味があるという判断のもと、少ない自由時間を削って困難な道に挑みます。

 

「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」

 

 2004年10月1日、84年もの間破られなかったメジャーリーグのシーズン最多安打記録を塗り替えた夜、そうインタビューに答えたのはかのイチローです。彼の成した偉業に比べれば毎日更新など取るに足らない、世界に埋没する文字通り「小さいこと」かもしれません。それでも、新大ボート部としては初のこの「小さな」試みが、いずれ「とんでもない」何かに繋がればいい、そう思っています。

 

…ここだけの話、ブログの文章量と更新頻度がブログのインプレッション数に与える影響の実証実験も兼ねています。広報長として(なんと今年度における「長」付の役職を頂きました。光栄です)、打てる手は可能な限り打っておきたいですからね。

 

 

 

 最近こういった類の文章を書く機会が中々ないため、なかなか面白味のない文章になるのは自明です。それでも、文章執筆のリハビリも兼ねて、表現の拙さを承知で全力で取り組みます。それでもいいという方、また少しでも面白おかしく思ってくださる方、よろしければ今日から1週間弱、「新潟大学ボート部の信濃川紀行」にご注目ください。

 それでは、簡素ではありますがご報告までに。

 

文責:COX・広報長・漕手二年 谷村

 こんにちは。ボート部1年の櫻井優音です。


 最近は1月と比べて少し暖かくなってきましたね。日も伸びて暗くなる時間が遅くなっているように感じます。冬が終わってしまいそうで少し悲しいです。最近は時間が経つのがすごく早く感じます。私もこの部活に入ってから約10か月が経ちました。あと少しで後輩ができると考えるとすごく楽しみで新歓もわくわくです🐱



  1年生になったばかりの頃は、部活と学校の両立をするのに必死でした。特に週3で朝練があった時は、大学生なのになんでこんなに早起きしているんだろう、と不思議な気持ちになりながら活動していました。ですが、今ではもう日常すぎて何も感じないです。同期のマネージャーが1人やめてしまったときは、すごく悲しかったですが、今では残っている4人のマネージャーでうまく回すことができていると思っています。結局、部活と学校の両立はうまくできているかは微妙ですが、なんとかなっているので大丈夫です👍

 

 マネージャーの主な仕事は部員に料理を作ることなのですが、おいしいものを作らなきゃと考えすぎて、栄養面について深く考えてメニューを作っていなかったのが反省点の一つだなと感じています。特に大会前などは、漕手達のことをもっと考慮した食事提供ができるといいなと思います。少しずつ知識を身につけながら、選手のサポートができるよう頑張ります。


 来年は今の二年生が部活に顔出す頻度が少なくなるそうなのですごく寂しいし、不安です。特に私は、2年生のマネージャーに頼りすぎていることが多いので、早くひとりだちできるようにしとかないとです。お金の管理や時間配分などあやふやなところが多々あるのでそこらへんをもっと意識して動かないとですね。  

 また、来年は後輩が入ってきますが、うまく先輩できるかすごく心配です。ですが、新入生の頼れる先輩になることが憧れなので、そんなふうになれるように頑張ります✨二年生に上がったら、私のプログラムではあまり忙しくないらしいので、すごく楽しみです!やっぱり大学生活は部活で忙しいで終わりたくないのでいろんなことやってみたいなと思います!  



 来年も適度に真面目に頑張りたいと思います。


 これからもボート部をよろしくお願いします🍭

こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

ボート部1年の根津陸です。前回私がブログを書いてからおよそ7ヶ月ほどたってしまいましたが覚えている人はいるでしょうか。こんなに早く時間が過ぎたことに驚きを隠せません。気づけばもう春休み。この1年、本当にあっという間でした。振り返れば数え切れない思い出があふれてきます。バイトに8連敗したり泣。来年はどんな風になるかと楽しみでもあります。

 

さて、この1年想像していた大学生活と異なり、なんだかボート部中心な生活を送ってしまいました。練習して、大会について行って、練習して、大会について行って、練習して... あれ1回も大会に出てませんね。大学に入ってレースが1000mから2000mになりましたがそれを経験せず2年目に入ろうとしています。まあいいか。以前の私ならそんな風に思っていたでしょかね。今はそんな言葉では片付けられない。そんな風に思えるのはこの部活の人間が私が申し訳ないくらい頑張っているからですね。こんな態度でいては失礼だなと思ってしまいます。1年間なんだかんだ部活についてきました。いや振り落とされないようにギリギリで耐えていただけかもしれません。部活にはずっと文句を言いながら過ごしてきました。でも同時に自分を変えることもできていなかったのでしょう。今のままでいても何も力になれません。そんな実感が湧くような1年でした。

 

気づけば2年生はてなマークきっと単位は足りてるでしょう。そう先輩になります。20歳にもなります。悲しいですね。どんな後輩が入ってくるか楽しみです。後輩に恥ずかしい姿を見せないようにしたかったですが変わるのが簡単じゃないことは自分が1番分かっています。来年は気長に少しずつでも殻を破っていけたらいいなと思っております。

 

日焼け止めの話がなく申し訳ありませんが現場からは以上でした。これからも私たちのことをよろしくお願いします。

 ご無沙汰してます。お久しぶりです。1年漕手の豊です。

 毎度ご愛読ありがとうございます。前回が好評だったおかげで無事第2弾となりました。

 なぜ下の名前で名乗っているかと言うと、こういう場ではほとんどの人が苗字で名乗るため、あえて下の名前で名乗ることでインパクトをつけて周りと差をつけていくというスタイルですね。

 はい、どうでもいい話です。僕がどういう人か、ぼんやりわかっていただいたところで本題に移りますか。

 

 今回僕は、「冬トレを経て」「日焼け止め」「対校クルーについて」の3つのテーマでお話したいと思います。


 まず、"冬トレを経て"についてお話します。

 今はほぼ冬トレが終わった状態ですニヤリ強いていえばあと1回月曜日にエルゴが残っている状態で、それが終われば乗艇がまた始まります。今年の冬で僕は60分UTの平均アベレージが2:00.7まで伸びました。予想以上の記録を出せて僕は驚いています。週2回のエルゴはそこまで辛くなく、意外とあっという間で、「冬トレってもっとしんどいものじゃなかったっけ」と感じています。この調子でいけば4年生になる頃にはいい記録を出せるのではないかと思ってました。

 ところがですね、なんと4年生のインカレまで冬トレがあとたったの2回しかないんですよ‼️4年生という遠い未来に感じるものが、こう考えてみるととても近いんです!ってことは、僕にはそこまで残された時間が無いんだなって知っちゃいました。

 あと、僕はエルゴが好きなのかもしれないです。この間のUTの時、音楽聴くよりエルゴの音聞いてた方が気持ちよく漕げました。とても辛くてしんどいものだけど、終わったあとのどうしようもか快感がなんかクセになってます。変態なのかもですねびっくり


 次に、"日焼け止め"です。

 最近はほぼ毎日雪が降っていますね。そのおかげで周りを見渡せばそこら中が白く染まっています。そんな環境の中で、よく黒い何かが顕著に目立って目に入ります。どんくらい目立つかと言うと、エルゴが終わったあとの足の臭いくらいです。なんだと思いますか?それは僕自身です。スマホを手に取ったときに、自分の肌の黒(茶色?)さに驚きました。僕は別に地黒という訳では無いので、完全にボートで焼けたものですね。来年こそは、雪と同化するような肌を作りたいと思い、アンダーをしっかり着て、日焼け止めも毎日塗ろうと決意しました。(毎年失敗しています( ˟ ⌑ ˟ )


 最後に"対校クルーについて"です。

 ここでは少し真剣な話をさせていただきます。

 僕は昨年度、全日本新人選手権で対校フォアとして大会に出場させて頂きました。僕にとって、初めての大学のレースで、対校として出させていただき、非常に良い経験が出来ました。今年も対校に選ばれようと、日々研鑽を積んでいます。

 ですが、実は、僕は対校が嫌いです。

「対校に選ばれたいって奴が何言ってるんだ」って思われるかもしれません。自然な反応でしょう。僕が対校に選ばれたいのは勝ちたいからです。僕は凄くボートで勝ちたいと思っているので、1番勝利に近いであろう対校を目指しています。じゃあ何が嫌いなのか。それは、雰囲気とでも言うのでしょうか?

 具体的に言えば、対校だから頑張る、対校だから誰よりもやらなきゃいけない、対校だから、対校だから、、、、というようなものですね。あ、別に対校だけど頑張りたくない!って訳ではないんですよ。ただ、何となく今の部活では「対校だからやって当たり前」みたいな空気感を感じるんです。でもそれって本来周囲にある、囲いのようなものではなくて、本人が心の中に持つべきものだと思うんです。当人が心の中で「対校に選ばれたからには頑張ろう」ならわかるんですけど、それが外に出てきちゃうと、やっぱり対校に対して疎外感があったり、怖いって思われることに繋がるのかなって思います。

 僕は部活は、そこまで競争的である必要はないのかなって思っています。僕の思う部活は、部員同士が各自の目標を持ちながら、互いに励まし支え合って共に伸びてゆく、そういうものです。その中で、競争し合ったり、時にぶつかることもあるのでしょう。対校というものは、あくまで部活の1部であり、特別なものではなくて、他の部員と同じように互いに応援しあって高めていく、そうあるべきものではないのかなって思ってます。

 少し話は変わるのですが、部活でやっぱり1番大事なことは、部員同士が支え合うことなのじゃないでしょうか。その最も基本的な形が同期なんだと思っています。部活の中で1番身近で、1番分かり合えるところが多い、そういう存在でしょう。だから僕は同期を大事にしたいと考えています。対校クルーになるためにも、これからも、まずは僕の同期同士で支え合って共に頑張っていきたいと思っています。


 普段心の内を話すことがないので非常に長くなってしまいましたが、僕のお話はここまでです。拙い文章ですが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

これからも新潟大学ボート部の応援よろしくお願い致します🙇‍♂️