トオルのブログ -14ページ目

天皇家の姫君たち(渡辺みどり)

トオルのブログ-渡辺みどり
新宿の紀伊国屋書店で、”発見”!


現在、絹の文化の継承は美智子皇后によって受け継がれ、折にふれ「小石丸」を手にとって世話をされている。


生糸は古くから東洋の特産品で、古代東西文化交流に重要な役割を果たした内陸路はまさに絹の道「シルクロード」であった。


絹は西欧の人々のオリエントへの憧れの象徴ともいえる。『ギリシャ案内記』を書いたパウサニアスは、「中国人(セーレス)は蚕(セール)を飼育して、その吐き出す糸から絹織物が作られる」と記している。この記述は中国における養蚕についての、ヨーロッパでもっとも古い記録となっている。中国は後漢の時代だという。


・・・・蚕(かいこ)も、不思議なものですね!昔のヒトも、神秘的なものを感じたに違いありません!


宮中の古い言葉では、女性の生理のことを「まけ」と呼ぶ。昔の女官は「おまけさん」と言った。


女性皇族は生理中は宮中三殿-賢所・皇霊殿・神殿-で催される祭儀には出席できない。


・・・・なんと!女帝などは、宮中の祭祀はどうしていたのでしょうか!?さらに調べて見たいと思います!


一読すると、宮中とは言え、時代に寄り添い、”変革”した来たんだと判ります!

中国雑話中国的思想(酒見賢一)

トオルのブログ-酒見賢一
これは前から持っています!


中国武術の歴史や系統立った研究を困難にしていることの一つには、その資料の少なさがあげられる。中国は史の国であり、物事を記録するということについてはただならぬ執念を持っているのだが、こと武術に関しては非常につれなく、諸道芸術の膨大な記録群に比べれば武術関係書は無きが如き数である。まず信頼性の高い武術関係書が書かれるようになったのは清代以降であるといえ、それ以前のことは証明し難い伝説であることが多い。


中略


そもそも武術家の社会的地位が極めて低かったせいでもある。


中略


近代の武術家は呑気に稽古もしていられず、清末の動乱、抗日戦争、中共軍と国民党軍の内戦といった動乱期を生き抜かねばならなかった。中華人民共和国の成立で落ち着いたのも束の間、文化大革命が起こり、これは旧弊打破迷信破壊の運動でもあったが、武術家も標的にされた。


・・・・中国にも優れた武道家が沢山いたんだろうけど、戦争、内戦、文化大革命で、かなりのダメージが!


話を戻せば気功であるが、気功という言葉は意外と新しく、ほぼ現代中国語である。気功とは気の功夫(鍛錬)という意味であり、自ら心身に気を充満させ、コントロールする行法である。


中略


そして武術家たちも気功の極めて有力な伝承者であった。しかも現実に生き死にに直面するのが当然であった武術家であるから、無効なもの曖昧なもの無駄なものは徹底的に削ぎ落とされていった。今はそれを硬気功、武術気功と呼んでおり、汎く太極拳も含まれ、もちろん医療気功と対立するものではない。仙道や道教の気功と原理は同じなのであろうが、ともすれば秘教的神秘的に伝聞されるそれらに比べ、武術家の気功はざっくりと分かりやすいのが特徴である。ただし頭で分かりやすいのではなく、身体で分かりやすいということだが、気功である以上それはしかたがあるまい。心身による具体的体験なくば、気はいつまでたっても理解不能なものなのだ。


・・・・まあ、その通りですね!具体的体験は大切です!


日本伝来の古神道の気合い術と、気功は、どういう関係なのか?ちと研究課題です!


他に、王向斉とか、易とか、仙人だとか、興味があるヒトは、是非是非♪








風涛(井上靖)

トオルのブログ-井上靖
下記の本で、”発見”!図書館で借りました!


韓国・北朝鮮の嘘を見破る 近現代史の争点30(鄭大均 編、古田博司 編)

http://ameblo.jp/ntoru/entry-10972974823.html


合浦から発航して行った四万の将兵も、江南から発した范文虎の率いる十万の軍も、その悉くが、日本近海での戦闘中、一夜暴風に襲われて覆没してしまったということであった。


・・・・この井上氏の風濤では、高麗は、被害者・・・・というスタンスです。


淡々と描かれていますが、元の世祖、フビライに頼まれもしないのに、胡服、辮髪にし、事大主義と言われる、彼の国らしさは、昔からなんだなぁ~と、感心!


高麗側から見た、元寇を知る、良書です♪


嘘と少年(永瀬隼介)

トオルのブログ-永瀬隼介
上野の明正堂書店で、”発見”!


「山に入ったら、逆らっちゃいけない」


和也は焚き火を見つめて言った。負けん気の強い顔が、いまは炎に照らされて揺れ、秘めた不安をあぶり出しているように見えた。


「逆らったらパニックに陥る。パニックになれば、なにも見えず、聞こえず、不安と恐怖に心が千切れてしまう。深い闇に飲み込まれ、凍った雨に打たれ、それで終わりだ。野犬やキツネに食われて骨になる。焦るな。朝まで待て」


・・・・ヤマは、すぐに天候も変わるし、怖いですね!


読んでいて、ヘェ~と思ったのは、ヤマに、塩とマッチも持っていくということ!これは真似したい!


ネタばれになってしまうので、ある映画に似ていることは記しませんが、少年時代を思い出しながら、楽しめた作品でした♪


永瀬隼介氏の作品


http://ameblo.jp/ntoru/entry-10585293206.html


http://ameblo.jp/ntoru/entry-10430930290.html


http://ameblo.jp/ntoru/entry-10374755330.html


http://ameblo.jp/ntoru/entry-10270642006.html




沈黙の宗教‐儒教(加地伸行)

トオルのブログ-加地伸行
神保町の書泉グランデで、”発見”!


いつであったか、中国人留学生が日本に来てみて驚いたという話がある。電車の雑誌広告を見ていると、あっちにもこっちにも不倫、不倫と出ている。日本の家族道徳はいったいどうなっているのかと。因みに、それでは現代日本で使っている不倫、すなわち既婚者の恋愛を中国人はどう表現するかと言うと、「外遇」である。訳すと「外で遇う」-なるほど。


・・・・フム。(笑)


第二次世界大戦後も、中国大陸で、もとの小作人がもとの地主の墓を暴いて辱めた。日本では、戦後、そのような例は聞いたことがない。このように、中国人は死者を死後も生きた人間と同じように思っているから、靖国神社に祭られた方々を神(かみ)と思わず、人間の霊魂としての神(しん)と思っているから恨みをはらそうとするのである。


・・・・墓を暴くっていうのは、ニッポン人には、ちと理解しがたいところ。


仏壇業者も考えを改めるべきである。ばかでかく華美な仏壇を作るばかりが能ではない。簡素で親しみやすく、掃除もしやすいコンパクトな仏壇を作るべきである。今のような行きかたをしていると、京都は西陣の業者の二の舞(華美で高価な和服作りに走り、結局、人々からそっぽを向かれ、行き詰まっている状態)となるであろう。


・・・・P111にも、苦言が載っています!シンプルで、掃除しやすいのが良いようです♪


一読すると、如何にニッポンも、儒教に影響されているかが、判ります!


臓器提供問題も、儒教的立場からの、”解決策”も示しています!


位牌やお墓、散骨と、興味があるヒトには、面白い本だと思います♪