忘れてはいけない-3.11 6
ブログ・・・ またまた 久々です ( ̄_ ̄ i)
4月28(木)
いつも通り 多賀城市 V・C で 受付しまして
多賀城市 宮内1丁目 ○藤 邸 に 到着です。
全然 手つかず です
道がなく 作業車も 遠回りして やっと 付きました
今回の現場は ・・・ こちらからも お願いをしました。
前日 作業が終わり V・C に戻った時
社会福祉法人
多賀城市社会福祉協議会
菊○ さん と お会い しました。
連日の 疲れも 見せずに 対応して頂きまして・・・
こちらで持ち込んだ 作業車 重機 等
それなりの 用意 をしてきたのを 見込んで
「ボランティアの中でも まだ手つかず地区の
ガッツリ 厳しい地区を お願いします。」
と 菊○さんに 指示してもらいまして
着いた 現場 です。
自分らは 何でも やるつもりで 来たのですから
ありがたい お言葉でした 。 。 。
神社です
言葉に できません
本殿?! でよろしいのでしょうか?
しかし 本殿だけは
この状況の中で しっかりと 建ってます!!
神様 も どういう 心境だったのでしょうか・・・
これが 周りの 様子です
まだ 普通に たくさんの 自衛隊の人達が
すぐ近所で 捜索を しています
自分の腕に付けた ボランティアの腕章が
分かったのか 何人かの 自衛隊の人達が
すれ違う時や 遠くからでも こちらに向かって
敬礼!! してくれます。
非常に 恐縮です。
自分も 敬礼をする習慣がない生活の中で
この時ほど 背筋を伸ばして
相手の目を見て・・・
マジで・・・
敬礼!! を返したのは初めてです。
何か 仲間意識 というか
何かが 俺を 搔きたててきます
気合いしか 入りません!!
家の中も この状態で 他から 流れ込んだきた
物も たくさん あります。
先ずは 出入り口付近の 片付け
ハイドバンでの 整地!
家の中から 搬出を始めようとした時・・・
ビニールトタンが 風で バタバタ と
よく見てみると・・・
《お~ぃ! この車庫の 柱2本共 ぶらぶらで
効いてねーぞぉ!》 Σ(゚д゚;)
ちょっと 屋根を あおると ぐらんと
落ちてくる 寸前 !!
危険予知は 絶対だし 通行してる時に
もし頭上から 落ちてきたらと
段取り変更!!
家主の お孫さんに 許可を得て
先に 車庫の 解体から 始める事に!
なかなか 普段の仕事でも 建築がうるさくない限り
メットを かぶる事が 少ないのですが
危険現場に限っては 「はぃ、全員メット着用~!!」
トタンと 下地材 の 撤去作業
ある程度は 手作業で バラします。
構造を 把握した上で 次は 鉄骨解体です
専務と 順番の段取りをして 進めます。
この作業に あまり時間を 掛けてられないので
防塵メガネ着用で バリバリ 解体!!
そして 12:00
ちょっとした 広場 で
「昼飯~!!」 o(^-^)o
作業中 以外は なるべく
和になって 会話を しました。
PM へ つづく
有限会社 将 電 工
忘れてはいけない-3.11 5
久しぶりに ブログ 書きます (-。-;)
4月 27日 AM 6:00 起床
晴れです !!
昨日と 同じ 様に 洗濯物 を 干して
気合い 入れて 出発 っ ! !
多賀城市 ボランティアセンター で受付して
本日は 多賀城市 桜木 に 住まれる
小○ 様邸 到着です。
床の 一部を 業者の方が はがしており
住まれている 小○さん の 手で
ほぼ 片付け が きれいに終わって いました。
さ ~ て
お客さん と 話も 進めて・・・
段取り も 終わって
腰道具 も 付けて 作業 開始 !!
先ずは 床 はがしから です。
くぎ抜き バール げんのう など を
使用して 捨て張り材 を
はがしていきます 。
まわし縁 や 柱を 傷つけないように
慎重に はがして いきます。
はがした 材木 は 門横の 所
まで 運びます。
「おい! 無理やり はがすなっつぅのっ!!」
「はい! すいません 。 。」
午前中 作業 終了 ! !
「 昼 飯 ~ っ !!」
朝、 川崎町 の コンビニで
買ってきた物を クーラーBOX から
出して ランチタイム です 。
ユンボーの 座席に 一人
ユニック車 の 荷台に 一人
俺は たぬきうどん で 力 つけます 。
他の 若い衆は どこ行った ??
一服 の 後 は ・ ・ ・
用意していった グラブ と ボールで
軽く キャッチボール ('-^*)/
こう見えても 神奈川県厚木市ソフボール協会
に 登録 している チーム
【 サムライ ゼロ 】の セカンド やってますんで
体が なまっては いけないと 思いつつ ・ ・ ・
被災地で キャッチボール なんてと ・ ・ とも
思いながら ・ ・ ・
始めた とたん 小○さんが 外へ 出てきて
満面 の 笑顔 で
「 わー 久しぶりに 見る !! 」 と
感動して頂いて
その 喜ぶ姿を 見た 瞬間
逆に 自分達にも 元気を もらいました。
その後 調子に 乗って いつも以上に
長い時間 投げたのは
言うまでもありません f^_^;
会話の中で ・ ・ ・
旦那さんは 仕事の 出張みたいで
ある程度、家の片付けが 終わり
少しだけ 気が抜けて
脱力感が 出はじめた
時期 の 事 みたいでしたので
本当に 自分達 も 嬉しかったです !!
また 卓球では かなり有名な
小○さん夫婦 と聞いてましたが
先日、小○さんから 頂いた 手紙の中に
「震災後は 卓球を する 気力を
失っておりましたが キャッチボール を
する 様子を 見て 再び 卓球を
始める キッカケ となりました。」
と いう 文面と
同封された 元気そうにラッケットを持つ
小○さんの 写真の姿
を見て 胸がいっぱいになりました。
そして 社員 一人 一人 が
あらためて やっぱり 行って
良かった と 言っておりました 。
それと 一緒に 送って 頂いた
石巻の ささかまぼこ 最高でした
γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
ふんわりとした触感と 絶妙な味は
神奈川では 食べた事のない
初めて 食べる 美味しさ でした。
ありがとうございました。
午後からは 泥だしが メイン です。
PM4:00頃
泥だしまで 終わり 最後の 掃除です。
作業 終了 です v(^-^)v
最後に 近所の方も 入って
一枚 カシャ!!
みんな 良い 表情 でしょ~ o(^▽^)o
作業終了後も いろいろ 話しました
揺れている中 この道路に 出た
小○さんが 目にしたものは・・・
裏側の隣家の 瓦が 何枚も
真横に 飛んでいたそうです
また 揺れがおさまった時に
なぜか とっさの判断!!
表側の隣家に 飛び込んで行き
「津波が来るから 逃げるわよ~!」 と
家に のこると 断る 家族を
無理やり 一緒に逃げて 助かった話も
感動しました。
普段の 生活は 普通に 送っていますが
被災地では 思ってた以上に
ほんの 些細な 事でも 勇気をもらい
また 勇気を 与えられる事が できる様な
気が した 一日 を 過ごせました。
小○さん! 本当にありがとうございました!
それと 最近 NETで知った 被災地での
中学校 卒業式の答辞の 動画ですが
すばらしい 中学生の 答辞です
また 言葉がつまり
心を 大きく 打たれました
もし 良ろしければ 観て下さい。 ↓↓↓
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/news_business/p929006bf79c9fa854178e6c4e9c8ba7b
忘れてはいけない-3.11 4
4月26日 6:00
会社では 工具入倉庫に使用している
プレハブを改修して 家で使っていない
じゅうたんやホットカーペットを敷き
その上に 各自用意した布団で
初日の 起床です ヽ(=▽、=)ノ
被災した方たちの事を 思えば
最高の 寝床 に違いありません。
母屋の外水道を借りて
洗顔し 歯を磨いて
特攻服(ユニホーム)に着替えて
7:00
出動準備完了!!
コンビニで 昼飯と 飲み物 を買って
クーラーBOXに入れ
286号線 ~ 仙台南I・C ~
仙台南部有料道路 ~ 仙台若林JCT ~
仙台東部有料道路 ~ 仙台港北I・C
まだ 有料道路の つなぎ段差部分は
激しいものが 残っています。
7:45
多賀城市役所 ボランティアセンター 到着!
先ず 目に飛込んできたのは
一生懸命 ボランティア活動の
受付をしている みなさんの姿 だった。
この人達は 地元の人達 だけでなく
他県から来ている人も 多いことを
後から知った。
「リーダーを決めたいのですが?」
あつかましいですけど・・・「はい!」
危険現場は少しだけ 自信あり
だったので
受付を済ませて 活動出発準備!!
将電工 部隊 5名
千葉県から来た方 1名
鳥取県から来た方 1名
地元の方 1名
合計 8名
伺う先は 多賀城市 八幡 佐○邸 です。
作業車 ユニック車 3名
作業車 ハイエース 2名
重機 工具等 満載で
8名は 乗り切れないので
他の3名は 佐○様が 送迎してくれる
との事で その車の後ろを
付いて行きます。
9:30 八幡 佐○邸 到着!
主に 泥だし作業 と聞きました。
「やれる事は 何でも やるつもりで
来てるから 何でも 言ってください!」
1階の床下の中が見える程
前回に来られた ボランティアの方が
はがしてくれてたので
手わけに 別れて 作業 開始!!
作業前の状況
へ泥のようなものが土上に
5~6Cm程 積っています
スコップやちりとり などで
バケツやふねに 一度入れて
ネコで近くの 仮捨て場所に
運びます。
余震がまだありましたが
昼休み後も ガンガン 行きます。
この家は 約1500mm程 浸かった
みたいで 1800mm以下は 全壊 扱いでは
ないみたいです
1日の作業を終えて
いろいろな話をしました
奥さまである 佐○さんは
地震直後 津波を 察知して
自宅から少し離れた職場先の
屋上へ避難して助かったみたいで・・・
娘さんは 近所の飲食店で アルバイト中
やはり屋上へ避難したらしいです
しかし 流れていく津波の中に
目にしたのが・・・家族である・・・犬!!
首輪が付いているまま
するすべもなく
目の前を 流れて行ってしまった と
たしか 会話の中の記憶だと・・・
津波から 2日経過し 自宅に戻り・・・
家族は 犬 以外の 生存確認ができて・・・
水が 徐々に 引き・・・
片づけを 徐々に はじめて・・・
そして、
「だから 凄く あの仔 かわいいのよ!!」
って 言葉!!
5日後に
戻ってきたんだって!!
食べ物と飲み水が なかった為
かなり 衰弱 していたみたいですが
すぐに 体調は 良くなって
元気を取り戻した みたいです
自分も 柴犬を 2匹 飼っていますので
気持ちは痛いほど わかります
「帰って来れて ホント良かったな~!!」
「おまえも 俺たちに 勇気くれんのか!?」
と ちょっと強く 顔を撫でた
佐○さん
ボランティア活動
手伝わせてくれて
話を聞かせてくれて
ありがとう ございました!!
多賀城市役所VCに戻り 作業終了報告を
「明日も 宜しく お願いします。」
そして、初日の作業を終えて
複雑な気持ちをおさえて
・・・川崎町へ
そして この日は
蔵王にある 遠刈田温泉へ 出向き
温泉に浸かり 初日の 疲れを取り (* ̄Oノ ̄*)
【 番屋 】 という 居酒屋で 夕食 を
食べました。
非常に 良い 温泉で
食事も 最高に 美味しかったです p(^-^)q
(もし 行く機会が あれば おすすめ ポイント です。)
その後 プレハブホテル に 戻り
就寝 しました 。 。 。