忘れてはいけない-3.11 8
4月29日(木)
加○邸 二日目 です。
昨日と 引続き 同じ 段取りで
作業を 進めて 行きます。
「おい! スコップ 使ってんだから
ちゃんと 腰が 入って ね~ぞ!!」
「あっ はい ・・・ すいません!」
見てください! ビニールトタンの上に
こんなに たくさんの 海から 運ばれた
砂の量を!!
ここ 加○邸は 二日間で 終わらせる
予定なので バリバリ 解体 して行きます。
「おい! 中も ガンガン 攻めろよ!!」
「はい! 中は 任せて 下さい!!」
午後に 入って 一気に 攻めます。
お孫さんも 一緒に 手伝って
くれてるので 助かります
ありがとう ・・・ (ノ_・。)
そして、 やっと 見えてきました。。。
かなり 片付きました 玄関回り
廊下も こんなに!!
あんなに とっ散らかってた 居間も!!
「もう ここには住まないですから!」
と言われた 言葉は 俺達には
関係はないんです・・・。
今まで 住んでいた家なんですから
極力 きれいにしてあげれば
家も 先祖様も ぜったいに
喜ぶはずです・・・。
という気持ちで 手伝いに
来てるんです!!
そして この現場での 最後の 一枚!
この かわいい お孫さん ・ ・ ・
地震当日は 名取市の 学校に 居たみたいで
津波が来たときは 屋上へ 逃げて
学生のみんなが 助かったと話していました。
それから 水が ひき始めて 学校を 出て
雪がちらつく中 時には 胸辺りまで 冷たい水に
浸かって 歩き続け ・・・
一晩は 見づ知らずの 家の2階へ 泊めて
もらったとか ・・・
飲まず 食わず ずぶ濡れで 命辛辛
まる二日 掛けて 家に 帰れたって事も ・・・
被災地の 声を いろいろ 聞いたが
また 今日も いろいろ衝撃的な
出来事を聞いて 複雑な 気持ちでしたが
すごく元気な お嬢さん の
姿と言葉 から また元気を もらって
さよならを し 戻る事にしました。
ちょっと 疲れが 出てきた 5日目 ・・・
帰りの 南部道路から 見えたのは
くもり空 雨まじりの中
何気なく 右前を 見ると
雲の切れ間から 閃光のような光が (ノ゚ο゚)ノ
「おいっ! あれ見ろよ!」
すごく きれいに 見える 光を目の当りにして
「なんか すっげー うれしいじゃ~ん!!」
神様 応援 してくれてんのかな ・・・
と感じて ・・・ また やる気が・・・
みんな! 明日も やんぞー \(*`∧´)/
多賀城市 応援団 有限会社 将 電 工
緊急告知!!
まだまだ 忘れてはいけない3.11 シリーズを
アップし終わって いないのですが・・・
明日 12月5日 AM:2:00 出発 します!!
そうです!
あの 「多賀城市へ!!」
今回は ボランティア活動では ありませんが
どれだけ 復興しているか
どれだけ 変わったか
どうしても この目で 見て 確認し
もう一度 みなさんと ふれあって
勇気を もらいに 行きます!!
あの 4月 5月と行った
ボランティア活動 を 終えて ・・・
神奈川に 帰ってきてから ・・・
また 必ず 多賀城へ 戻ろうと 決めてから ・・・
有難い事に ずーっと 仕事が 忙しくて ・・・
いつ行こうか いつ行こうか と ・・・
思い続けて ・・・
やっと ここで 何現場か 納まり ・・・
ちょっと 強行も あって
仕事関係の 人には 迷惑をお掛けしますが
スタッフ全員で 行きます!!
行くと決めたら 絶対に 行きます!!
何人の人に 会えるかは わかりませんけど
あの みなさんの
すばらしい笑顔 を 見に ('-^*)/
手土産は ほんの気持ち程度の
厚木名物 とん漬け かな~!?
やっべ やっべ~!
早く これから 用意しなきゃ (^_^;)
「多賀城市のみなさ~ん!
待ってて下さ~い!!」
有限会社 将 電 工
忘れてはいけない-3.11 7
4月 28日 PM 13:00
用意していった
HILTI 製 充電式 レシプロソー
を使用して 頑丈な部分の 鉄骨を 切断!
「おいっ! 手元! つっ立ってねーで
しっかり 押さえろ!!」
「あっ! はぃ! すいません!!」
この レシプソー ガンガン 切れます!!
そして ガンガン 解体 します。
と・・・その時 お孫さんが寄って来て・・・
「そこの 左入口門と 鉄骨柱の 間に
以前、 飼っていた 犬の お墓が あるんです・・・」
・・・と
「わかったよ!」 とちょっと やさしく言って・・・
「おい! 専務! 慎重に 鉄骨を根元から
カットしてくれ! 重機では 倒さず
ゆっくり こっちに 手作業で 倒すから!」
「そうすれば お墓の 近くの 土を
持上げることなく 倒せるから!!」
「わかった!!」
その近辺は 慎重に 解体します。
普段の 仕事 でも かなり スコップは
使用するので 慣れたものです。。
そして この日は 次の日の 段取りと
片付けまでして・・・
立会してくれた お孫さん とも 話をし
多賀城 V・C へ 報告をして
川崎町へ 戻りました。
寝泊まりした プレハブ の 中 の 様子です。
布団の 下に 電気カーペットを 敷いたので
川の字 5人で
かなり 快眠 できました。
「はい! お疲れさん!!」
「お疲れ様です!!」
この日は 天気もそこそこ良く 少し早めに
上がれたので 洗濯機を 回して
早めに ルポポ温泉へ行き 早めの夕食でした('-^*)/
ここの土地を 提供 してくれた
俺らの中では 言ってたら きりがない程の
伝説の人 佐○長一 さん ヽ((◎д◎ ))ゝ
この日の 夕食を 自宅で 用意をしてくれて
ホルモン焼きを 中心とした
いろいろ 畑で採れた物など ご馳走 してくれました。
自分らも 厚木の 美味いホルモンを 食べ慣れて
いますが ・ ・ ・
また 厚木の タレと違った 絶妙な 味で
いっや~ スッゲー 美味かったぁ~~~
γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
※ 料理の 写真 忘れたし 。(´д`lll)
・ ・ ・ ただ しいて 言わせて もらうと ・ ・ ・
全員が 腹十二分位 食べさせて もらった後に
宮城弁で
「はやぐっ けーっ!!」 (はやく 食え)
「ぜんぶっ けーっ!!」 (ぜんぶ 食え)
・ ・ ・ って 何回も
もう マジ 食えねーし 動けねーし ( ̄Д ̄;;
長一 さん
本当に あの日は ご馳走 様様でした。
有限会社 将 電 工