忘れてはいけない-3.11 4
4月26日 6:00
会社では 工具入倉庫に使用している
プレハブを改修して 家で使っていない
じゅうたんやホットカーペットを敷き
その上に 各自用意した布団で
初日の 起床です ヽ(=▽、=)ノ
被災した方たちの事を 思えば
最高の 寝床 に違いありません。
母屋の外水道を借りて
洗顔し 歯を磨いて
特攻服(ユニホーム)に着替えて
7:00
出動準備完了!!
コンビニで 昼飯と 飲み物 を買って
クーラーBOXに入れ
286号線 ~ 仙台南I・C ~
仙台南部有料道路 ~ 仙台若林JCT ~
仙台東部有料道路 ~ 仙台港北I・C
まだ 有料道路の つなぎ段差部分は
激しいものが 残っています。
7:45
多賀城市役所 ボランティアセンター 到着!
先ず 目に飛込んできたのは
一生懸命 ボランティア活動の
受付をしている みなさんの姿 だった。
この人達は 地元の人達 だけでなく
他県から来ている人も 多いことを
後から知った。
「リーダーを決めたいのですが?」
あつかましいですけど・・・「はい!」
危険現場は少しだけ 自信あり
だったので
受付を済ませて 活動出発準備!!
将電工 部隊 5名
千葉県から来た方 1名
鳥取県から来た方 1名
地元の方 1名
合計 8名
伺う先は 多賀城市 八幡 佐○邸 です。
作業車 ユニック車 3名
作業車 ハイエース 2名
重機 工具等 満載で
8名は 乗り切れないので
他の3名は 佐○様が 送迎してくれる
との事で その車の後ろを
付いて行きます。
9:30 八幡 佐○邸 到着!
主に 泥だし作業 と聞きました。
「やれる事は 何でも やるつもりで
来てるから 何でも 言ってください!」
1階の床下の中が見える程
前回に来られた ボランティアの方が
はがしてくれてたので
手わけに 別れて 作業 開始!!
作業前の状況
へ泥のようなものが土上に
5~6Cm程 積っています
スコップやちりとり などで
バケツやふねに 一度入れて
ネコで近くの 仮捨て場所に
運びます。
余震がまだありましたが
昼休み後も ガンガン 行きます。
この家は 約1500mm程 浸かった
みたいで 1800mm以下は 全壊 扱いでは
ないみたいです
1日の作業を終えて
いろいろな話をしました
奥さまである 佐○さんは
地震直後 津波を 察知して
自宅から少し離れた職場先の
屋上へ避難して助かったみたいで・・・
娘さんは 近所の飲食店で アルバイト中
やはり屋上へ避難したらしいです
しかし 流れていく津波の中に
目にしたのが・・・家族である・・・犬!!
首輪が付いているまま
するすべもなく
目の前を 流れて行ってしまった と
たしか 会話の中の記憶だと・・・
津波から 2日経過し 自宅に戻り・・・
家族は 犬 以外の 生存確認ができて・・・
水が 徐々に 引き・・・
片づけを 徐々に はじめて・・・
そして、
「だから 凄く あの仔 かわいいのよ!!」
って 言葉!!
5日後に
戻ってきたんだって!!
食べ物と飲み水が なかった為
かなり 衰弱 していたみたいですが
すぐに 体調は 良くなって
元気を取り戻した みたいです
自分も 柴犬を 2匹 飼っていますので
気持ちは痛いほど わかります
「帰って来れて ホント良かったな~!!」
「おまえも 俺たちに 勇気くれんのか!?」
と ちょっと強く 顔を撫でた
佐○さん
ボランティア活動
手伝わせてくれて
話を聞かせてくれて
ありがとう ございました!!
多賀城市役所VCに戻り 作業終了報告を
「明日も 宜しく お願いします。」
そして、初日の作業を終えて
複雑な気持ちをおさえて
・・・川崎町へ
そして この日は
蔵王にある 遠刈田温泉へ 出向き
温泉に浸かり 初日の 疲れを取り (* ̄Oノ ̄*)
【 番屋 】 という 居酒屋で 夕食 を
食べました。
非常に 良い 温泉で
食事も 最高に 美味しかったです p(^-^)q
(もし 行く機会が あれば おすすめ ポイント です。)
その後 プレハブホテル に 戻り
就寝 しました 。 。 。