本当にあった救急現場の出来事

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​本当にあった救急現場の出来事

もうずいぶん昔の話だが。

救急の当番日だったとある夜

急性腹症疑いで、救急搬送された女性

確か、40歳前だった　

とにかくお腹が痛い、どうにかして！

と叫び倒していた

医師は、まず、腹部エコーをする予定だった

あまりに痛がるので

じゃあ先にCTをということになった

異常なくらい、痛がるから

何が起こっているのか？

早く検査しないと、危険かもと

緊張が走った

ストレッチャーに移し乗せた瞬間

女性患者さんが

「あー！ウンコが出るー！！」

と、叫んだので

え？え？

オムツ持ってきてー！

と、もうひとりの看護師とオムツを当てた直後に

オギャーーー！！！！！！

出てきたのは、ウンコではなく

赤ちゃんだった

うっ、嘘でしょーーーーーッ！！！！！

目が点！！

どういうこと？？？？？

一瞬、全員立ち尽くした

覚えているのは

その女性と一緒に付き添って来られた男性が

「じゃあ、籍入れよう」

と、言っていた…

あの腹痛は、陣痛だったんだ

もう、ありえないーい

あんな光景は、初めてのことだし

それ以来もない

こんなことがあるのか⁈

今だに忘れられない

それにしても

救急はおもしろい

いろんなドラマもある

厳しい状況も多々ある

学びが多く

判断力やスキルアップには近道な場だった

今でも信じがたいあの光景は

一生忘れられない場面のひとつ

人の数だけドラマがあり、学びがある看護の世界は

やりがいそのもの

『こんな新人ナースは伸びる！』

では、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♡

『すいません→ありがとうに変えて起こった変化』

『「できない」にフォーカスしがちな看護師の世界』

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