3年ほど前
大学入学と一人暮らしを始めた息子
同時にコロナ禍となり
大学の授業もほぼリモートに
大学に行けない
ひとり、悶々と部屋に引きこもる毎日
部活も休み
バイトもできず
親と離れて暮らす不安
そんな中でも1年生時はわりに頑張っていた
2年生になり
音信不通な日々が続く
心配だったけど
マザコンぽく頻繁にかけたり、干渉するまいと
わりと放置していた
そんなある日
「俺、大学辞めて働くわ。大学に入った意味がわからんなった。行けんし、友達もいないし、何のために大学に行くのか、意味わからん。東京行って働こうかと思う」と。
電話しても出ず
メールでやり取りして
本当に辞めたいのか
仕事すると言っても甘くはない
せっかく入ったんだからよく考えて
という、内容をしばらく繰り返し
またしばらく音信不通
基本的には、もう本人の意思に委ねる事にした
だから、こっちから連絡するのを辞めてみた
そんなある日
「俺、留年になったよ」
え…。
あらら、大変だったね
「大変だったよ。言ってないけど、うつ病みたいになって。ひとりで戦ったよ。本当にしんどかった」
と。
……
そんな彼も
今年度はコロナも明け、バスで毎日大学に行き
むしろ勉強頑張っている様子
授業は、一番前の真ん中にすわり
その席を取るために
早めに自宅を出る
しかも
弁当を作って行っているという…
ご飯もほぼ自炊で
作り方など聞いてくるようになった
なぜ、ここまで変わったかなんて
聞いてもないが
ただただ、褒めまくった‼️
得意なドイツ語や美術に関する話を
目をキラキラさせて話してくれる
うんうんとしっかり話を聞く
親として、何一つこれと言ったことをしていないが
子供の持つ力を信じて
過干渉しなかったのが功を奏したのか？
変に心配しすぎなかったのが良かったのか？
何はともあれ
現在夏休みを満喫中
子供の持てる力を信じる事
心配よりも信頼・信用
大事なこと以外は口出しをしない
息子よ、ありがとう
子供だけどもう子供ではない息子を誇りに思った日
では、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♡
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