梨さんのブログ -109ページ目

白い杖

本日の就業は定刻からの超過勤務が3時間10分。

帰宅時、電車の乗り継ぎの為に一旦駅ホームへ降りた。

近くを目の不自由な方が、杖をつき歩いていた。

その時は特に問題もない様子。

私は周囲の人の流れに沿い階段を上っていった。


しばらくすると、私の足元後方に何かがふれた。

振り向くと、先ほどの杖をついたその男性がいた。

杖をつくあの独特の音は、階段では発生しないんですね。


それまで全くその気配に気が付かなかったので

「大丈夫ですか」と接近し声をかけると

「あ、JRの乗り継ぎでない出口はどこですか」

と聞かれ、ちょうど階段も登りきったところで

「右側です」

と応えたものの、うまく言葉で案内することができなかったので

「こっちですよ」

とその方の腕に軽く手を添え、すぐ近くの改札口まで一緒に歩きながら

「左が南口で、右が北口です」

と説明したが、これで分かってもらえるのかなと不安に思っていた。


そこへ、その改札口の利用者と思われる方が寄ってきて

「大丈夫ですか、私が案内しましょう」

と後の案内を継いでくれた。


私はJRへの乗り継ぎが必要だったので

その親切そうな男性に、その後を安心して任せることができた。


普段積極的に、杖を使っている方に声をかけるようなことはないが

こうして何かお役にたつことができると嬉しい。

さらに、その後を引き継いで案内してくださる方が現れ

世知辛いだけの世の中じゃないなと、救われる思いがした。


その一連の出来事は、決して特別なことではなく

その立場になれば誰もが行う当然の行為に過ぎず

思い上がりかもしれないが

何だか一日、いや一週間の疲れも吹き飛ばされる清々しい思いがした。


明日はどんな日にしようかな。



暗号通信

中学生の頃。

近所の同級生と朝の登校を共にしていた頃があった。


友だちは部活の早朝練習の日もある。

私もごくまれに部活の早朝稽古があった。


また、朝の身支度が待ち合わせの約束の時間に

間に合わなかったりすることもある。


理由はいろいろだが、そんな時の二人の独自の連絡方法があった。


第一報

約束の時間に遅れそうだという合図を相手に送る方法として

定刻おおよそ10分前に相手に電話のうえ、コールを2・3回鳴らして切断。

当時は携帯電話など普及していないので、もちろん家の固定電話だ。


第二報

待ち合わせの場所は公民館へ入るわき道の角。

そこには車の為の確認鏡や街灯などがたっている。


待ち合わせに遅れた相手に対し、待たずに先に行くことを伝える為

もしくは部活の都合で先に登校することになった場合

自分が先に登校したことを相手に伝える為に

その柱部分に鉛筆で日付を記しておく。


定刻以後、その場に後から来た方は、

当日の日付があれば相手は先に行ったことを了承できる。



学校ではクラスも違うし

全クラス10組ん?12組だっけ?定かでないが、教室も離れていたので

顔を合わせることもなかなかできなかった為苦肉の策ともいえるが

そういう暗号めいた通信手段を、結構楽しんでやっていた。


公共物に落書き…既に20年以上も前の話、時効ですよね。


その友だちとは別々の高校に進学し、

ごくまれに近所でバッタリ会うことがあったくらい。


そういえばどうしてるんだろう


決してないがしろにしているつもりはないのだが

友だちとの連絡を、自分から密にとる方ではないので

ともすると疎遠になりがち…。


私の心の中の暗号通信、友だちに届いてくれればいいな…

ってそりゃ、ただの無精者ですね。

失敬失敬。


やっぱり年賀状書かなきゃ。

昔は年賀状とか暑中見舞い

凝って凝って凝りまくって描いて送るほうだったのに

いつに間にやらこのテイタラク…。


さっそく次の連休予定のひとつ決定。

実行せねば。


海に還る

先日書いた、‘死後は海への散骨希望’について追記


火葬して灰や骨と化した私の亡骸。

それを何者かの手を借りて、最寄の海へ投下されることを希望する訳だ。


散骨者は安全の確保できる程度の崖っぷちに立ち、

その灰が順風に乗って遠くに散る様が理想的。


それまで順風であった風が、突然向かい風となり

灰が散骨者に撒き散らされ

「ゲホゲホ」

「ペッペッ」

(いけね。灰が口の中に入っちゃったよ)


とかゆう事態になり、灰を払い除く場面も面白いな…

などと夢想するにつけ楽しくなる私は、自虐的嗜好なのかもしれない。


きっと余裕のある環境だということで…

はい。至極平和です。