著者: 夏石 鈴子
タイトル: バイブを買いに

数年前に読んだ本です。

当初、今の彼氏ではない彼氏にどっぷりはまってて
セックスするのが楽しくて仕方がなかった。

人と裸でくっついていることがこんなに、暖かくて安心して
せつなくて、癖になるものだなんて。

でも、あんまりうまくいってなかった。
だから余計にその時間を貴重な時間に思えていたんだな

そのときは偉く主人公に感情移入できたし、そうだよね、そうだよね
って思えた。

他に7編?短編がはいっていて、後半3編は続き物になっている
どうしようもない男(たいてい、訳ありか既婚者)を好きになって
しまった女のせつない話。

でも若すぎない(苦笑)女性であれば、それなりに恋愛経験がある
女性であれば、それをバカだなぁ。の一言で片付けられないで
あろう。

私もとても共感できたし。
好きな男の腕の中は、何にも変えられない至福の時を与えてくれる
と思っていた。

ついこの間、読み直してみたら
そんな自分が若かったなぁ~なんて思ってしまった(笑)

でも思い出深い一冊。
読んで損はない一冊。


著者: 桐野 夏生
タイトル: グロテスク

結構前に読んだ本だ
当初、結構な取り上げ方をされていて、とても期待に胸を
膨らませて読んだ記憶が・・

私には、よくわからなかった。。

世の中のすべての差別について書きたい。という作家のコメント
があったみたいですが。

私には、あまり共感できる部分もなく、出てくる醜い(?)人たちの
他人を恨んだり蔑んだりする気持ちばかりが前面にでていて
途中でリタイアしたくなった。

最後まで読んだけど良さも意図も伝わってこなかった。
私が未熟者なんだろうな、きっと



著者: 山田 あかね
タイトル: ベイビーシャワー

昨日まで読んでいた本

39歳の女性二人。美園と今日子、どちらも自分で選んだ仕事をもち。
自立して生活してる。
結婚にはあまり興味がない、でも出産。という経験をしないまま、この
ままでいいのかな?・・私、子供を産む!!と美園が思ったことから
はじまるストーリー。

そのみんなが望まれて生まれてきた男の子の回想から話がはじまっていく

自分はまだ39歳じゃないけど、主人公二人の気持ちはよく
理解できた。
今は、こういう女性が増えてきているんじゃないのかな。
傍からみたら、「素敵な生き方」と羨ましがられる。自分でも
満足してる。普段生活していて楽しいけど、どっかで焦りとか
不安とか。あのときこうしていれば?みたいな後悔。

途中、年下のロッカーがからんで、ゲイの俳優がからんで。
今日子が子宮頸がんだったり。

重苦しい話ではなく、淡々と話は進んでいく.


美園と今日子は対照的だが、二人とも不器用で、素直で。
かわいらしい。

作者がテレビのディレクター件作家の女性だという点で
男性や、作家を専業でしている人(?)よりもリアルに
二人の感情をかけたのではないのかなぁ。と納得。

「ベイビーシャワーとは妊娠8ヶ月の妊婦をかこんで
女性だけで行われるパーティーのこと」なんだそうだ。
自分も妊娠したらやろうかな(笑)



著者: 野沢 尚
タイトル: 魔笛

野沢尚さん。
テレビの脚本なんかでも知られている、超有名な方。
私も名前は何度も聞いたことあったけど、本は読んだことが
なかった。

何気なく選んだ本だったけど

すごく面白かった!
久々に、続きが読みたくて仕事に戻りたくないな。って
思った(昼休みに読んでた)

ちょっと昔のオウム全盛のころだったらもっともっと
盛り上がったんだろうな。
細かい描写に辟易。っていう本もたまにあるけど、苦にならず

礼子が捜査で宗教に潜り込んでいく過程、そこから生き残りとして
一人で日本中を相手に戦っていく有様。沖縄での過去の殺人。

ドラマ化なんかされてないよね??
でも、いかにもドラマになりそうな感じだなぁ。

これからもうちょっと野沢尚さん読んでみます!




一人の男の生涯、その時々に愛した女性が彼を
思い出すことではじまる短編集。

環が魅力的でとてもいい。
自分でもきっと惚れちゃうだろうな
誰も彼を憎んでないんだよね。

大胆で無邪気で率直で、長く付き合うには不向きでも
一度は付き合ってみたいタイプの男性だ。

「恋」とか「欲望」もいいけど
私はこの本が好きです。




著者: 小池 真理子
タイトル: 蜜月
図書館で借りた、分厚い上下巻。
いやがおうにも期待が高まる。。

しかし長かった。
長くてもあっという間に読めてしまうものではなかった

「おきあがり」といって死人が起き上がって吸血鬼になり
村全体を支配していく。という話。

吸血鬼になりたくてなったわけじゃない。
でも永遠の命のためには人を襲わなければ。。
人を襲うことをためらってはいられない、人間は食料
なのだ。

家族や愛する人を襲って、もしその人がおきあがってくれ
たら・・
また一緒に永遠の時間を過ごすことができるかもしれ
ない。

と一方的な吸血鬼退治の話ではなく、
その吸血鬼になってしまった人たちの悲しみや葛藤
も書かれていた。

村を守る医者と僧侶のそれぞれの思い、考え、友情。

ホラー小説ではないな。
怖くなかったし。




著者: 小野 不由美
タイトル: 屍鬼〈上〉


著者: 魚喃 キリコ
タイトル: 南瓜とマヨネーズ

これは小説ではなくマンガです。

何気なく絵が好みだな。って手に取った

最高に好きな一冊になった。

絵も、ストーリーも、セリフも、雰囲気も・・
私のツボ。

他の人と付き合ってても、前の相手を忘れられなくて
ひどい男にほど執着してしまう。
そいつのことが一番好きだったって思い込もうとしてる
けど、みじめにフラれた自分をどっかで見直して欲しいだけ
なんだ。そいつを見返してやりたいだけなんだ。


ラストがせつなくていい。救いのある話でよかった
せいちゃんはイイヤツだよ。

恋愛ものはハッピーエンドでなくてはね。

私も今は幸せな恋をしている。



ちなみに私の持っているのはオリジナルのブルーのもの
これは再版されたものらしいです
これは、職場の先輩(女性)が誕生日にプレゼントして
くれた本です。


「わたしはあなたのこんなところが好き」


このての本はほんと巷にあふれていて、小説好きな私
には一生手に取ることがないと思われる(笑)
そんな一冊だった。

ほんの5分で読み終わる。

でも、私の気持ちを代弁してるかのような素直
セリフ。そしてイラスト。

「私はあなたのこんなところが好き」
「やっぱり一番は・・私を好きでいてくれるとこ」

こんな的確な言葉ってないなぁ。と思った。

例えばルックスが好みだ、性格が優しい・・と好きなところ
を挙げたら千様万別、キリがないと思う。

でも、一番嬉しいこと、彼のいいとこ(?)は
「大好きなあなたが私を好きでいてくれること」だって
思うなぁ。

好きだから優しい目で見つめて、優しい言葉をかけてくれる
愛しい人が自分を好きだっていう幸せ。
好きな人の一番が自分だということ。
うんうん。

先輩は私の気持ちを知ってたのかな?

どうもありがとう。
これは、「だらしな日記」の藤田さんがいちおし
していたこともあって、早速買って読んだ本です。



著者: 豊島 ミホ
タイトル: 日傘のお兄さん

表題作もよかったけど、ここに収められている「すかやかなるのぞみ」
がよかった。

ずっと仲良しで付き合ってこれた幼馴染。
いつするのな。どうなっちゃうのかな?と期待に胸をふくらませて
いたのに、彼は実は「できない体」「勃たない体?」だったのだ!

結果はこちらもハッピーエンド。

私も彼が勃たない体だったら悩むなぁ~・・
男女が仲良く付き合っていく上でセックスはなくてはならない
ものだと思っているから。

この物語の主人公はどっちも初めて同士だから、それで
成り立つような気もするぞ。
彼女が経験者であれば、また違う展開になったかも??
なんて邪推したりして。

とはいえ、この物語はとても好きなお話。
こうでなくちゃね。







著者: よしもと ばなな
タイトル: ハゴロモ



10年以上も前、吉本ばななさんの「キッチン」が大ブレイク
してた。

私はどうしてか?その頃、吉本ばななさんの本にまったく
興味をもてなかった
どっかで意地になってたんだと思う。
勝手に想像して自分には合わないなんて生意気なこと
思ってたんだ。

一冊も手にとることがないまま、時が過ぎた。

でっかい失恋をしたのを機に。なんか心にしっくりくる
本を読みたいなって思ってこの本を買った

どうして今まで読まなかったかなぁーっっと大後悔する
ほど、グっときた。

ポロポロ涙がでて。胸が苦しくなった

大切な人を失うっていうこと。

喪失感、悲しみ、寂しさ。それを丸々うけとめて理解して
自分で消化するしかないんだよね。
その傷が治るまで、悪あがきしたってどうにもならない
時間が少しずつ解決してくれる。

そして、悲しいことがあっても生きている限り
ささやかな幸せや、笑っちゃう様なまぬけなこと
明日につながる希望みたいなものが
絶えず自分をとりまいている。

絶対に、「ここで終わり」なんてことはなくて、人はどんどん
進んでいくんだ。