著者: よしもと ばなな
タイトル: ハゴロモ
10年以上も前、吉本ばななさんの「キッチン」が大ブレイク
してた。
私はどうしてか?その頃、吉本ばななさんの本にまったく
興味をもてなかった
どっかで意地になってたんだと思う。
勝手に想像して自分には合わないなんて生意気なこと
思ってたんだ。
一冊も手にとることがないまま、時が過ぎた。
でっかい失恋をしたのを機に。なんか心にしっくりくる
本を読みたいなって思ってこの本を買った
どうして今まで読まなかったかなぁーっっと大後悔する
ほど、グっときた。
ポロポロ涙がでて。胸が苦しくなった
大切な人を失うっていうこと。
喪失感、悲しみ、寂しさ。それを丸々うけとめて理解して
自分で消化するしかないんだよね。
その傷が治るまで、悪あがきしたってどうにもならない
時間が少しずつ解決してくれる。
そして、悲しいことがあっても生きている限り
ささやかな幸せや、笑っちゃう様なまぬけなこと
明日につながる希望みたいなものが
絶えず自分をとりまいている。
絶対に、「ここで終わり」なんてことはなくて、人はどんどん
進んでいくんだ。