世界金融危機の懸念残る IMF報告「連鎖破綻リスクの兆し強く」(www.nikkei.co.jpより)
ワシントン=藤井一明】国際通貨基金(IMF)は28日、金融安定化に関する報告の最新版を発表し「世界の金融市場はもろい状況が続き、システミックリスク(連鎖破綻リスク)の兆しも強いままだ」として、金融危機の懸念が残るとの厳しい判断を示した。米国を中心とする住宅の値下がりに伴う不良債権の増大などを背景に「銀行のバランスシートは新たな緊張を伴っている」と認めた。
以前、このブログでサブプライムの問題に欧米の金融機関が素早く資本増強をして対応している状況について書いたが、どうも事は「素早く対応したのですぐに立ち直る」のではなく、「素早く対応しなければもっと深刻だった」というのが正確な状況だろう。
今回の問題はある意味において日本のバブル崩壊に似ているところがある。それは「底が見えない」という事である。「もうそろそろ下げどまりだろう」と思った時点からさらに下がる。これがさらなる負の心理状況を作り、さらなる価格下落を招く。この連鎖だ。その負の連鎖を断ち切るための資本増強だったが、今のところ、これが功を奏した形跡はない。むしろ、日本のバブル崩壊時と同様に「そこまで深刻だったのか」と却って不信感を招いている。
一方、原油を始めとする商品価格はここへきてようやく落ち着きを取り戻しつつあるとは言え、依然高いままだ。
こんな状況は冷静に考えて続くわけはないのだが・・
ワシントン=藤井一明】国際通貨基金(IMF)は28日、金融安定化に関する報告の最新版を発表し「世界の金融市場はもろい状況が続き、システミックリスク(連鎖破綻リスク)の兆しも強いままだ」として、金融危機の懸念が残るとの厳しい判断を示した。米国を中心とする住宅の値下がりに伴う不良債権の増大などを背景に「銀行のバランスシートは新たな緊張を伴っている」と認めた。
以前、このブログでサブプライムの問題に欧米の金融機関が素早く資本増強をして対応している状況について書いたが、どうも事は「素早く対応したのですぐに立ち直る」のではなく、「素早く対応しなければもっと深刻だった」というのが正確な状況だろう。
今回の問題はある意味において日本のバブル崩壊に似ているところがある。それは「底が見えない」という事である。「もうそろそろ下げどまりだろう」と思った時点からさらに下がる。これがさらなる負の心理状況を作り、さらなる価格下落を招く。この連鎖だ。その負の連鎖を断ち切るための資本増強だったが、今のところ、これが功を奏した形跡はない。むしろ、日本のバブル崩壊時と同様に「そこまで深刻だったのか」と却って不信感を招いている。
一方、原油を始めとする商品価格はここへきてようやく落ち着きを取り戻しつつあるとは言え、依然高いままだ。
こんな状況は冷静に考えて続くわけはないのだが・・





