にじいろ音楽室 -15ページ目

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15Oct
- センターの意識
  朝、街頭のテレビでマラソン中継が流れていました。スポーツ観戦を一切しない私は、見るつもりはなかったのですが、先頭集団の走者のひとりの走り方がきれいで、思わず見とれてしまいました。身体の中心がはっきりしており、身体の無駄な動きがない。足がスッと前に出て、手の動きも最小限。横から見たら、上体がきれいに立っている。そして、頭が動かず、走りがブレない。ああ、この方が声を出されたら、身体がきれいに響きそうだなあ、きっと良い声の持ち主だろうなあ、、、と思いました。センターの意識、中心の意識って、ボイストレーニングを通して身につけていただきたい感覚のひとつなのですが、それはボイストレーニングだけでなく、芸術と言われる分野、スポーツの世界、いやいや、どの分野においても必要なことなんだろうなあ。もちろん私も、まだまだ発展途上人で、無駄な動きばっかしていますが。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
14Oct
- だらーんとしていました。
  今日は、東京へ旅行に行っていたはずだったけど、東京行きをキャンセルし、朝からレッスンを行い、レッスンの合間にコンサートの準備をして、その後、浜益温泉につかり、ちょっと昼寝をして、オロロン街道をドライブしながら夕陽を見ました。私はずっと助手席でだらーんとしていました。平和な１日でした。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
13Oct
- 来年、東京へ行きます
  明日は、ＮＨＫ交響楽団の演奏会に行くつもりでしたが、９６歳の指揮者、ブロムシュテットさんの来日中止が決定したため、私も東京行きはキャンセルしました。来年、９７歳になられるブロムシュテットさんは、もうＮＨＫ交響楽団との来年度の演奏会の契約を結ばれている、とのこと。必ず、来年は東京へ行き、明日聞くはずだったブロムシュテットさんのブルックナーを聞きたいので、どうぞ今は、体調の回復につとめていただきたいです。さて、ぽっかり空いた土日。いつも、土日にレッスンに来てくださる生徒さん達に、『この土日は休むつもりでしたが、通常通りレッスン行います』と連絡を差し上げようかと思いましたが、もう、色々とご予定を組まれているかも。ということで、この土日は、にじいろ音楽室に行って、来月行われるオータムコンサートの準備、通常レッスンの準備、飛び込みでいらっしゃる生徒さんのレッスン、そして、自分自身の休養にあてようかと思います、、、と言いつつ、もし、レッスンご希望される方がいらっしゃいましたら、遠慮せずにご連絡くださいませ（土曜日午後は休みます）❗みなさまのお越しをお待ちしています。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
12Oct
- ひまわりの約束
  今年は、秦基博さんの『ひまわりの約束』を聞かせていただくことが、本当に多いです。２月に行った、にじいろ音楽室カフェライブでは、小学生の生徒さんが歌い、６月に行ったプレサマーコンサートでは、高校生の生徒さん、そして今は、中学生の生徒さんと。もちろん大人の生徒さんも、ボーカルレッスンで選曲されることもあり、いつもこの歌と共にいる気がします。子供たちは、この曲のどこに惹かれ、選曲したのでしょう。選曲の理由を聞いたことはないのですが、若い彼ら、彼女らの琴線に触れる何かがあるのかなあと思っています。私は、子どもたちが真剣に音楽と向き合っている姿に、いつもじーんとしてしまいます。そして、今年１年、その機会に多く恵まれたことに感謝しています。うーん、今年１年、と言い切っちゃうには、まだ早いか。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
11Oct
- にじいろ音楽室　オータムコンサートのお知らせ
  ーーーーーーーーにじいろ音楽室　オータムコンサート１１月１１日（土）　午後開催モエレ沼公園　ガラスのピラミッド（アトリウム２）入場無料ーーーーーーーーにじいろ音楽室主催のコンサートが、ちょうど１ヶ月後に開催されます。入場無料です。どうぞみなさま、秋のモエレ沼公園を散策がてら、聞きにいらしてくださいませ。出演される生徒さんは、それぞれのペースで、練習、レッスンに励んでくださっています。にじいろ音楽室の名に相応しい色とりどりの歌で、みなさまのお越しをお待ちしています❗にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
10Oct
- 自分を自由に語れない
  私は、ここ、にじいろ音楽室ホームページの中で、自分自身が性的マイノリティーであることや、過去に鬱で休職したり退職したことを含め、自分自身をそのまま書いてあり、自分を隠すことなく過ごしてきました。また、たとえホームページを見ていただかなくても、誰かに聞かれたら、自分自身の事は、正直に話してきました。が、ここ最近、《自分を自由に語る》ことができない場面があり、正直辛い。《自分を自由に語れない》事が、今の私にとっての学びなのか、もしくは、いつでも何処でも、《自分を自由に語る》訓練が必要なのか、その狭間でもがいています。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
09Oct
- 贅沢なこと
  今朝は、にじいろ音楽室最寄り駅から音楽室まで、歩いて行きました。毎日、同じ道を自転車で駆け抜けていき、頭の中は今日のレッスンのことばかり考えているのですが、ゆっくり歩くと気分が良い。途中にある市営住宅の中庭が素晴らしく、イングリッシュガーデンのよう。コスモスを見つけたので、そばによると、コスモスの香りがしました。自転車で駆け抜けていたら気が付かなかったでしょう。歩くって、贅沢なことだなあという気持ちになりました。レッスンで、あいみょんの『愛の花』を連続で聞かせていただき、改めて名曲だなあと感じました。ムズいけど❗にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
08Oct
- ディズニーランドの思い出あれこれ
  東京へ修学旅行に行きました、という生徒さんから、ディズニーランドで買ってきてくれたお土産をいただきました。か、かわいい、、、ディズニーランドは、もう４０周年なんですね。ーーーーーーーー今から３５年前、私が中学生だったときの修学旅行が、東京ディズニーランドでした。班行動しなさい、と決められていたのに、班長だった私は班員に、『みんな行きたいところ違うから、バラバラに行動しようよ』と提案・実行したことが担任にバレ、夜のホテルで思いっ切り殴られ、廊下に長時間正座させられたこと。高校１年の時、仲の良いクラスメイト数人で、何度かディズニーランドに行った事があるのですが、しばらくディズニーランド行っていないなあと思っていた頃、担任に呼び出され、『お前も先週の土日に、生徒達だけでディズニーランド行ったのか』と聞かれ、『いいえ、先週の土日は行っていません』と答えてはじめて、自分だけ誘われなくなったのだと知り、悲しくなったこと。中学校で働いていた時、単学級（各学年ひとクラスずつ）編成の学校に勤務したことがあるのですが、その学校の修学旅行先は、毎年信州でした。私が３年生の担任だった時に『子供たちには、信州の大自然よりディズニーランドの方が喜ぶだろうなあ。どうせならディズニーランドとディズニーシーの両方に連れてっちゃえ』と思い、職員会議で提案すると、案の定、他の先生達から反対されたけど、私の案を押し通し、その後、東京ディズニーランドに決まった事を生徒たちに伝えたら、大喜びしていたこと。その時の修学旅行の下見は、たったひとりで行かされ、カップルだらけのディズニーシーをひとりで回ったこと、、、などなど、お菓子の缶を見ていたら、ディズニーランドにまつわる思い出が色々蘇りました。お土産をくれた生徒は、修学旅行楽しめたのかなあ。お土産、ありがとうね。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
07Oct
- 札幌交響楽団　第656回定期演奏会
  　10月7日(土)午後5時札幌コンサートホールKitara開催指揮　ハインツ・ホリガーソプラノ　サラ・ウェゲナーーーーーーーーーフィリップ・ラシーヌ作曲愛－大管弦楽のためのホリガー作曲薄明－ソプラノと大管弦楽のための５つの俳句ヴェレシュ作曲ベラ・バルトークの思い出に捧げる哀歌バルトーク作曲弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽ーーーーーーーー今夜の札響定期演奏会は、私の知らない曲ばかり。唯一知っているのは、最後に演奏される、バルトークのみ。この曲は、略されて『弦チェレ』と言われることがありますが、音楽学校、打楽器科出身の私は、《打》の文字を省かれるのが、さ、さみしい、、、バルトークは、管弦楽曲（←そもそもこの言い方もさみしい。オーケストラは、弦楽器パート、管楽器パート、打楽器パートで構成されているのに💢）の中で、打楽器の扱い方が素敵❤さらに打楽器奏者には有名な、『２台ピアノと打楽器のためのソナタ』なども作曲され、打楽器を大切に思ってくれている作曲家（だと信じたい、、、）。だから、関係者のみなさま、略す時には『弦チェレ』ではなく、『弦打チェレ』と言ってくださいませ。ちょっと言いにくいけど。それでは今から楽しんできます❗にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
06Oct
- 新しい友人
  ラジオをつけたら、超カッコいいピアノ曲が流れ、思わず聞き入ってしまいました。曲名は、カプースチン作曲の、８つの演奏会用エチュード。カプースチン御本人の演奏でした。そういえば少し前に、同じラジオ番組でフィリップ・グラスの声楽曲を聞いたのですが、これも格好良くて、その後しばらくYouTubeで繰り返し聞いていました。もはやタイトルは忘れてしまいましたが、、、世の中には、自分の知らない曲で満ち溢れています。友人が少ない私は、ふとした偶然で新しい曲と出会った時、新しい友人が増えたような気持ちになって、とても嬉しいのです。カプースチン作曲『８つの演奏会用エチュード』より演奏　辻󠄀井伸行Nobuyuki Tsujii / Kapustin: 8 Concert Etudes Op.40 No.1 "Prelude"2018年2月にサントリーホールで収録した演奏会の模様より、カプースチンの≪8つの演奏会用練習曲≫から第1番≪前奏曲≫を迫力ある鮮明な画像とクリアなサウンドでお届けします。カプースチン：8つの演奏会用練習曲より第1番前奏曲2018年2月28日東京・サントリーホールKapustin: 8 Concert Et...youtu.beにじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
05Oct
- いっぱいいっぱいですよ
  今日、体験レッスンに来ていただいた生徒さん。ここ、にじいろ音楽室の体験レッスンでは、発声練習中心か、いきなりボーカルレッスンを行うか、生徒さんに選んでいただいているのですが、今日の生徒さんは、きちんと発声練習をしたいと仰る。発声練習をしていると、途中で美空ひばりの『みだれ髪』の話になり、実は歌いたいんですよね、と仰る。歌ってみますか、と提案すると、歌いたいとのこと。話は飛びますが、にじいろ音楽室のボーカルレッスンの課題曲は、自分で選曲するのですが、美空ひばりを歌いたいと仰る方は、なぜか『みだれ髪』か『川の流れのように』を選ぶ人が多い。ということで、過去に何度かこの曲のレッスンをしているので、私自身、この歌は練習なしでも歌えそう。緊張している生徒さんは、ひとりでは歌えないと仰るので、私も一緒に（女性キーで）歌う。歌い終わったあと生徒さんが『先生は、太い声で、らくそうに高音が出ますね』と仰るので、『いえいえ、私もこの最高音を出す時は、いっぱいいっぱいですよ。涼しい顔して歌っていますが』と伝える。私はこの歌に限らず、音が高かろうが低かろうが、歌う時はいつだって、いっぱいいっぱいなんです。余裕なんて、全くないですよ。未だに❗みだれ髪　美空ひばり YouTube 360p本拷貝影音係愛好歌唱者練習曲，如涉及版權請通知本人立即刪除影片。美空ひばり（1937年生），在飽受病痛與紛擾之後，於1989年離開了曾經絢爛卻爭議不斷的人世。這位令人懷念的偉大藝人，以不死鳥之堅毅，在不離不棄的倆位前輩恩師 -星野哲郎及船村徹作詞、作曲下，於1987年推出一樣經典的"みだれ髪"(亂髮)，那正是訴說...youtu.beにじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
04Oct
- 素敵な恩送り
  朝一番にレッスンに来てくださった生徒さんが、ライブチケットを２枚くださいました。生徒さんが街歩きをしていた時、路上で歌っていた女性シンガーが、自分が出演するライブのチケットを、その場で販売していたそうで、応援の意味を込めて２枚購入した、と仰っていました。にじいろ音楽室の生徒さんで、ライブに行ってみたい人がいれば、その方にチケットをプレゼントします、とのことでした。さらに、その生徒さんは、『自分が若い頃、よく先輩に連れられて、飲みに行っては奢ってもらっていました。今度は自分が若い子を応援してあげたいのです』と仰る。ああ、なんて素敵な恩送り。ということで、１１月５日の日曜日、１３：３０から札幌CrazyMonkey（ライブハウス）で行われるライブチケットを預かっています。お値段４０００円。先着２名さままで。もちろん無料でお渡しします。私も恩送りの橋渡しができて、嬉しいです。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
03Oct
- ふてぶてしくなったのか
  理想とは程遠い、グダグダな１日でした。昔は、そんな日を過ごした夜には、海より深く落ち込んでいたのですが、今は落ち込むことは、ない。《全ては神のご加護のもとに》と、歳とともに敬虔深くなったのか、はたまた単にふてぶてしくなっただけなのか。いやはや、こんなふてぶてしい私でしたが（←結局ふてぶてしいと言ってる）、今日出会った全ての人の優しさに、感謝。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
02Oct
- じーんとする②
  今日のレッスンで、SHISHAMOの『明日も』を聞かせていただきました。歌うのは、小学２年生の生徒さん。彼女は、ここで行う課題ひとつひとつを、一生懸命取り組む。歌も、一生懸命歌う。一生懸命というのは、音程やリズムを無視して、ただ大きな声で、がなったように歌うのではなく、与えられた課題を、懸命にこなそうとする姿勢のこと。彼女の歌から、『少しでも上手くなりたい』という情熱がよく伝わってくる。そんな懸命に歌う姿に、おじさんはいつだって、じーんとしてしまうのである。SHISHAMO「明日も」2017年2月22日リリースのアルバム「SHISHAMO 4」よりNTTドコモ"ドコモの学割「ししゃも？」篇"のCMソング『明日も』のMusic Videoを公開!!!2017年　フカツマサカズ監督作品撮影協力：等々力陸上競技場川崎市役所川崎フロンターレ-----2017年2月22日リリースアルバム「SHISH...youtu.beにじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
01Oct
- 良い姿勢は財産
  今日のレッスンでのこと。ここ最近、ある生徒さんの姿勢が良くなってきており、それに伴って声も安定し、以前は出なかった高音域も出るようになってきました。レッスン中に、『〇〇さん、ここ最近の姿勢の良さのおかげで、声が変わってきていますよ』と伝えると、『ウォーキングのレッスンを受けているのですが、先生から、《良い姿勢は財産です》と言われたので、それ以降気をつけています』と仰る。おおお、素晴らしい名言❗早速、にじいろ音楽室でも使わせていただくことにします。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
30Sep
- 本当の目的は、それだったのね
  今日体験レッスンに来てくれた、若い男性の生徒さん。ここで、どんな事を学びたいですか、と聞くと、《裏声で低音を出せるようにしたい》とのこと。そうなんですね、と伝え、彼の望みに沿うような発声練習をするけど、しっくりこない様子。『なぜ裏声で低音を出したいの❓』と聞くと、地声と裏声がひっくり返るのが嫌だけど、地声では高い声が出ないから、それなら全部裏声で歌った方が良い、と言う。私は、低音域（地声）と高音域（裏声）の２区分と捉えず、低音域、中音域（ミックス域）、高音域の３区分の音域があると考え、ミックス域を習得して、低音から高音までなめらかに音が出せるような発声練習があることを伝え、髭ダンの『プリテンダー』を歌いながら説明の補足をすると、『その声で歌えるようになりたいです』と言う。本当の目的は、そこだったのね。発声練習を途中でやめて、生徒ときちんと話し合い、生徒の本当の望みを知れて良かった。自分の望みの声が出るよう、発声練習頑張ってね。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
29Sep
- 音を楽しむ、音で楽しませる
  １１月１１日（土曜日）の１４時から、モエレ沼公園ガラスのピラミッドで、にじいろ音楽室オータムコンサートを開催します。出演希望される生徒さんは、それぞれのペースで練習に励まれており、あと１か月後のコンサートが今から楽しみです。音楽は、音を楽しむと書きます。音楽は、音で楽しませるとも言えます。誰かの前で演奏する時には、歌っている自分だけでなく、聞いてくださる方にも、音を楽しんでいただけるよう、練習を積んでいただきたいなあと願っています。よろしければ、秋のモエレ沼公園の散策がてら、にじいろ音楽室の生徒さんたちの歌声を聞きに来てくださいませ。入場無料です❗にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
28Sep
- リアルな《語りつぐ戦争》
  毎週木曜日は、９４歳の生徒さんのレッスン日。今日も、いくつかの歌を練習したのですが、その中の１曲が、童謡『かわいい魚屋さん』でした。この曲が昭和１２年に作られた曲であることを説明すると、『ああ、私が小学校２〜３年生の頃だ。満州事変の前後かねえ』と仰り、『その頃は軍歌ばかり歌っていたから、《かわいい　かわいい♪》なんて歌えなかった時代だよ』と仰る。リアルに《語りつぐ戦争》体験を聞かせていただいた感じがして、しばらく言葉が出ませんでした。かわいい魚屋さん byひまわり🌻歌詞付き｜童謡｜ひまわり🌻の歌う童謡唱歌シリーズ。歌詞（日本語・ローマ字）付き。おままごとの魚屋やさん遊びをしています。お魚がたくさん売れてよかったね！いいね👍　と　チャンネル登録＋🔔通知を　よろしくお願いします❗****************************　歌詞と動画情報*******************...youtu.beにじいろ音楽室馬場利英May you be Happy
27Sep
- それも、自分。
  やらなきゃいけないタスクが、どれほど積み重なっても、結局目の前にある事しかできないのだから、ひとつひとつ丁寧に対応していけばいいのに、気ばかり焦って、中途半端にこなしてしまう。２０代の頃から、ずーっと同じこと思っている、５０歳の自分。それも、自分。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy画像はお借りいたしました。
26Sep
- あの頃のように
  私が大学を卒業し、勤めはじめた２５年以上前のこと。仕事帰りに近鉄電車に乗ったら、まあまあ混んでいる。吊り革につかまってボーッと立っていたら、向かいに座っていたサラリーマンの腕時計がパッと目に入りました。そして、もうその腕時計から目が離せなくなりました。どうしても欲しい、、、ちなみに、私は今５０歳ですが、この時ほどの『一目惚れ』をした経験は未だにない（←威張ることでもない）。目を凝らしてメーカーを確認するけど判別できず。そろそろ自分の降りる駅に近づいたけど、メーカーは分からないまま。降りる駅でも結局降りられず、そのサラリーマンの降りる鶴橋駅まで乗ってしまう。彼が降り、私も降り、決死の思いで声をかけ、身に着けていらっしゃる時計がむちゃくちゃ格好良いこと、どうしてもメーカー名を知りたいことを伝えると、快く教えてくださいました。そのまま近くの銀行でお金をおろし、なぜか難波まで行って、勢いに任せて買っちゃた時計。さて、四半期過ぎ、もうすっかり身につける事はなくなり、ずっと机の上に置いてありました。先日、ふと気になって時計屋に持っていったら、オーバーホールしたほうが良いこと、この型番のオーバーホールは、あと数ヶ月後にオーバーホール受付が終わるから、今やらないと一生オーバーホールできないと言われる。どうせなら、もう一つ気に入っている時計も一緒にオーバーホールに出しちゃえっと思い、見積を出してもらったら、なんと１０万円超え❗つい最近オーバーホールが終わり、２０年ぶりくらいに身に着けたら、腕への装着感、心地良い重さ、その全てが素晴らしい。時を超えて、また私の腕に戻ってきてくれた時計。あの頃のように。にじいろ音楽室馬場利英May you be Happy