甘いものが減らせない
こんにちは。
歯を残す生涯のかかりつけ医 野地美千代です。
歯科医16年、神田小川町に開業13年のキャリアから、お子様をむし歯にしないお母さまのためのブログを書いております。
大人の患者さんの食生活についてお話する中で、よくあるのが、「甘いものはなかなか減らせない」というお声です。
そして、私どもから見て、甘味が多いと感じる方には、注意喚起するのですが、そもそもご自身の甘味摂取量が多いと思われていない方も少なくないです。
かくいう私も、甘味を制限するのには、とても苦心しています
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甘味嗜好の習慣の多くは、幼少期に築かれます。
ここで、ご自身の「普通」が作られるのですね。
私は幼少期から、ジュース・炭酸・甘いお菓子はたくさん食べて育ってしまったので、甘いものは大好きですが、主人からよ〜く注意されます
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幸い、どのように食べ飲みするとリスクになりにくいかを知っているので、大ごとになりにくいですが、明らかに主人より甘味嗜好が強いです。
自分自身の経験からも、幼少期の食生活と甘味の取り方が、大人になってからの歯の健康にとても影響することがわかります。
お子様が小さいうちに、甘味のコントロールをしてあげてくださいね。
お子様が大人になった時に、明らかな差が生まれますよ
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おかげさまで13年目
こんにちは。
歯を残す生涯のかかりつけ医 野地美千代です。
歯科医16年、神田小川町に開業13年のキャリアから、お子様をむし歯にしないお母さまのためのブログを書いております。
おかげさまで、この4月で開業13年目になりました
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13年前の4月の診療開始10時にいらしてくださった、当院初の患者さん。
いまは定期検診をずっと受け続けてくださっていて、つい先日も元気なご様子で嬉しく思いました。
この患者さんは、電車を乗り継いで当院に通ってくださっています。
おかげさまで、わざわざ電車に乗って当院に来てくださる患者さんも多く、ありがたく思うとともに、ご期待に添えるよう、気の引き締まる思いでおります。
そして最も長いスタッフは10年目になり、当院の大切な大切なスタッフの1人です。
後輩スタッフも、とても気立ての良い方で、当院はスタッフ達に恵まれて幸せだなと、心から感謝の気持ちでおります。
多くの患者さんやスタッフに支えられて、13年目を迎えることができました。
これからも、患者さんの歯の健康に寄与できるよう、粛々と努めて参ります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます
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診断のための治療期間
こんにちは。
歯を残す生涯のかかりつけ医 野地美千代です。
歯科医15年、神田小川町に開業12年のキャリアから、お子様をむし歯にしないお母さまのためのブログを書いております。
治療を受けていたが中断してしまった、という状況の歯は、治療前よりも悪化していることがございます。
特に、根の治療に入った歯を、放置してしまい、見るも無惨な状態になってしまった歯は、助けたくても助からないこともあります。
難しい状況の歯は特に、診断用のプロビジョナルレストレーション(診断用の仮の歯)を用いて、必要な治療を進めながら、咬ませて機能させるステップが欠かせません。
咬合力に耐えうるか、外れ易さはどうか、
など、検証いたします。
いずれにしても、悪化させてからの治療は、患者さんだけでなく、術者にとっても、悩ましいことがございます。
早期発見、早期治療が出来るように、歯で困る症状の無い時から、きちんと定期検診に通ってくださいね。
歯で悩まされている患者さん達にお会いするたびに、子供の頃の食生活や歯磨きの習慣が、とても大事だなぁと切に思います。
治したところからまた悪くなって、、というパターンや、日頃のケアを疎かにしたために、さまざまな歯のトラブルが引き起こされているパターンなど。
長い年月に培った結果なのですね。
お子さまが小さい時は、親がコントロールしてあげられる時期です。
そこでしっかりとした習慣を身につけさせ、羽ばたかせてあげてくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
食べる楽しみを長く味わえますように
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