人事労務日記~所長のつぶやき~ -214ページ目

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成29年1月9日

 

  長い時間を会社一筋で過ごしてきた元サラリーマンに対して、

退職後は会社の他に「自分の居場所を作れ」とよく言われます。

とはいっても実際に作ろうとすると、これがなかなかの難物です。

 

  お金は一杯あることに越したことは無いですし、健康で

なければ楽しい「老後」は夢のまた夢になってしまうからです。

 

  しかしサラリーマンが引退したあと、実際に最も必要なことは、

「自分の居場所」を作ることだと説く人が少なくありません。

 

平成29年1月6日

 

 誰もが迎える定年退職。

そして、誰もが定年退職した翌日、朝起きて一瞬“あれっ”

という戸惑いに気づきます。

“もう会社へは行けないんだ”ということに気づいたとき、

“じゃあ、これから俺は、何をすればいいんだろうか?”と、

前に経験したことのない難問に直面します。

――多少の退職金と、仕事で築いた多少の人脈と、「寂寥感」と「夢」の残骸を

抱えて、一体何をすべきなんだろうか?・・・・

――退職後の退屈な生活に対する備えもなく、突然膨大な「自由時間」を

与えられ、何を励みに生きて行けばいいんだろうか?・・・・

等々の不安で胸が一杯になってしまうのです。

 

でも、誰もが乗り越えられる難問ですから、そんなに心配する

こともありません。

 

平成29年1月5日

 

  最近は、年寄りの一人暮らしを称して「独居老人」という言葉が

結構言われるようになりました。

 

  ご近所の老人たちのゴシップや病気の話なんぞには興味が無く、

同年代の友達がいるかと問われれば、“ひとりもいないよ、嫌いだから!”

と答える偏屈な「独居老人」(私もとうとうそんな「独居老人」に

なってしまいましたが・・・)が増えているそうです。

 

 その心の底には、寂しさがあるようです。

サラリーマン時代には周りからチヤホヤされ、自分の一挙手一投足が

注目されていたのに、現役を退いたら「ただの年寄り」扱い。

「周りからは注目もされず、じゃけんにされたりもする」、これが一番こたえる

ようです。

平成29年1月4日

 

  人と人との間では、会えば、必ずいつか別れが訪れます。

だから会っているその時を大事にしたいという「一期一会」

という言葉があります。「人生は、出会いと別れ。

 

  産まれも育ちも違う人と人とが出会い、一緒に生き、

そして別れる」ということを思い出させる言葉です。

私は、人との別れの中でも最も辛い妻との死別を経験しました。

そして、その別れの場面は、今でも鮮明に覚えています。

もう寝返りも打てなくなった妻が最後の力を振り絞って私の手を

握って言った“今までありがとう”という言葉とそのときの顔を、

私は生涯忘れることが出来ないでしょう。

平成29年1月3日

 

 今日は1月3日。

世間的には未だ正月休みですが、家に居てもやることも

ないので、オフィスに出て来ています。

 

  年が明けて「私はまた1つ年」をとりました。

年をとればとるほど、間違いなく「気は短く」なるようです。

私は、以前と比べて随分怒りっぽくなったように感じます。

多分、年とともに堪え性もなくなって行くのかもしれません。

 

  そして、

きっと年をとるにつれ、人生の残り時間の短さを感じて

「俺の残り時間を無駄にしないでくれ」という心の叫びが

外にでるようになるのかなと思っています。

平成28年12月29日

 

 オフィスの窓から見える靖国神社の銀杏並木も

すっかり葉を落とし、裸の茶色い枝を青 い空に

浮かばせております。

 今年も残り僅かとなりました。年が明けると、

「私はまた1つ年」をとります。 私ぐらいの年になると、

「1つ年をとる」というのは大きな意味を持って来ます。

 

  一年生き続けると、身体が一年だけ去年より古びて

きて、一年だけ更にミシミシと ガタついて来るからです。

でも、不思議なことにこのガタついて来る身体に宿る

心の方 は、一年経とうと二年経とうと、もう余り変わらない

のです。 きっと心の方は、もう年をとるのを止めてしまって

いるのでしょう。 そして、古びてくる身体の中で、一生懸命

「まだまだこれから………」と頑張っている のでしょう。

 

  「病は気から」とはよく言ったもので、気が張り詰めている

と身体も何と か頑張ってついてきてくれるようです。

平成28年12月19日

 

  もう直ぐこの一年も終わろうとしています。

人生の最終コーナーを目指してまた一段階段を登る

ようなものかもしれません。

 

  思えば、サラリーマン人生とは、階段を登っていくようなものかも・・・。

「会社から目標が設定され、それに辿り着くため、自分で小さな

目標を設定して一つ一つクリアーしていき、やっと会社目標を達成する。

でも、当初の目標を達成しても、また新たな目標が設定されているので、

更にそれらにチャレンジし続ける・・・・・・」。

 

  まるで「階段を一段一段登って、やっとの思いで二階に辿り着く。

でも二階に行ってみると、三階に続く階段がある。その階段も登り続けると、

また四階につながる階段がある・・・・」。これでは“何階まであるんだよ!”

と嘆き節でも出てしまうでしょう。

 

でも、もう直ぐ今年も終わりです。

 

 

平成28年12月16日

 

   サトウサンペイさんの4コマ漫画「フジ三太郎」が電子書籍になり、

販売されています。先日、知人から教えてもらい、購読してみました。

  

「フジ三太郎」は、朝日新聞で昭和40(1965)年から平成3(1992)年まで

連載され、庶民に大人気でした。今から20年~50年近く前に描かれたもの

ですが、今も根強い人気を誇っているようです。

   私も20代の頃、朝日新聞は苦手でしたが、「フジ三太郎」は大好きで、

図書館に行っては新聞コーナーで楽しんだことを思い出します。

 

    この時代を象徴するCMに丸善石油の「オー・モーレツ!」があり、

「モーレツ社員」という言葉も生まれました。

三太郎は「モーレツ」から脱落した「落ちこぼれ社員」でしたが、

それでも毎日満員電車にぎゅうぎゅう詰めとなって職場に通い、

通勤途上のミニスカートOLに胸を躍らせながらもせっせと働いて、

当時の「モーレツ日本」を支えた一人でした。

 

  思い出せば、活気に富み面白時代でした。

平成28年12月13日

 

 年ととも気は短くなります。これはなにも私だけの事ではなく、

時間感覚は年齢を経るに連れ短く感じるということを調べた調査

があります。

  シチズンホールディングスが行った年代別のビジネス項目別

時間感覚(項目別にどの位の時間をイメージするか)調査によると、

次のような結果が出ています。

    (電話で)ちょっとお待ちください:平均24.3秒、50代21.9秒

なるべく早くお願いします:平均29分49秒、50代24分45秒

  •     すぐ処理します:平均26分15秒、50代23分18                                  

これらはすべて自分が相手の対応を待つ際の待ち時間にあたりますが、

50代は全てで平均と比べて待つことに耐えられないとの結果なのです。

50代でこの結果ですから、60代や70代では、益々拍車がかかっている

ことになるのでしょう。

きっと年を経るに連れ、人生の残り時間の短さを感じて行くからなのかもしれません。

平成28年12月12日

 

  夫や妻を亡くし、独りぼっちになった人を「ロスト・シングル」

と言い、そういう人が増えていることが、随分深刻な社会問題

になって来ているそうです。
 

  朝日新聞の調査によれば、配偶者に先立たれてからの

平均余命は、女性の場合22年、男性の場合は5年なのだ

そうです(ただし、調査対象は65歳以上の夫婦)。
 

  ロスト・シングルが社会問題になった理由は、妻に先立たれた

夫がロクに食事も家事もできず、生きる気力も無くし、衰弱して

亡くなっていくケースもあるからだそうです。

 

  でも私の場合は、大丈夫。食事も家事もこなしていますし、

仕事をする気力も未だ十分ですから・・・・・。