令和8年8月22日
私が単身で広州に駐在していた頃、今でも記憶に
鮮明に残っているのは、着任後一時帰国した際、
任地に戻る日の朝の出来事です。
その日のうちに広州に着くには朝早く出発しなくて
はなりませんでした。成田空港を目指して先ずは荷物を
満載した車付きスーツケースをガラガラ転がしながら
徒歩で30分かけて最寄り駅まで行かなければなりません。
妻と補助輪付きの自転車に乗って一番下の子が
駅まで見送りにきてくれました。
朝早いため周りが静かな中、ガラガラと音を響かせ
ながらただ黙って3人で歩きました。
駅に着くと“それじゃ、行ってらっしゃい。頑張ってね”
と言う妻。“子供を宜しく。元気でね”と言う私。
後は3人で手を振って別れました。
もう半世紀近くも前の出来事ですが当時の様子が
今でもありありと浮かびます。