人事労務日記~所長のつぶやき~ -167ページ目

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

令和元年5月27日

 

  私が現役サラリーマン時代、「毎日出社はして来るけれど、

会社では特に熱心に仕事をするわけでもなく、机の上に

白紙のメモ用紙を置いているだけで、文章を書くでもなく

ダラダラと時間を過ごし、終業時間になるとサッと帰ってしまう」

という先輩社員がいました。

 

  所謂「窓際族」です。当時はこのような窓際族の定義

を知って、“もしかして俺も窓際族?”とゾッとしたり、

“いやいや自分は違う”と慌ててその気持ちを否定した人も

いたようです。

  然し、中には「窓際族でなにが悪い」と開き直った人も

現れたのです。

 

  当時は年功序列の終身雇用が守られていた時代でした。

今は、そうはいきません。

 

令和元年5月25日

 

  以前我が家では二代に渡って愛犬が家族の一員と

なっていました。「ハナ(のパグ)」と先代の「タロー(

ウェリッシュ・コーギー)です。

  妻が元気な頃の「ハナ」ちゃん(当時2~3歳)との

楽しかった日々を今でも時々思い出し、懐かしがっています。

 

  現在ハナちゃんは、私の住まいから2駅離れた次女夫婦

と生活しています。駅から遠いので足の悪い私には中々会い

に行けません。そこで、先日に思い切って、ハナちゃんに会いに

行きました。ハナちゃんはほぼ1年振りの再開でしたが、

すぐに私と分かり飛びついて来ました。

  

  1年振りのハナちゃんは元気でしたが、随分齢をとった印象でした。

もう10歳になったんでした。犬は人間の7倍の速さで齢と取ると言われます。

これからは最終コースを目指してハナちゃんと私の年寄競争です。

ハナちゃん、元気でね!

 

令和元年5月24日

 

  高齢者の交通事故がたびたび報道されて、世の中には

「高齢者は心身の老いを自覚して!」と免許の自主返納を

促すような風が吹いています。
また、逆に人ホームなどでは認知症などの高齢者が虐待

されたとの報道も相次いでいます。
高齢化が進む日本では、高齢者に係る社会事象が大きな

問題となってきています。

   歳を重ねるとともに心身に現れる変化は徐々に進むので、

自分ではどれほど衰えたかは「認識の不感知」ということで

中々気が付きません。
他方で久しぶりに会った知人については、その老けた姿を

見てびっくりすることがあります。
これは自分の頭の中ではその人の若いときの姿が認識

されて残っているからでしょう。

 

 

令和元年5月23日

 

 先日、仕事で遠方へ出かけた際、帰りは夕方になって

しまいましたが、そこでサラリーマン時代に一緒に

働いていた人と遭遇しました。

私の隣の席に座っていたのです。

 

 10年振りの再会でした。本当に人生は、思いがけ

ないことが起こります。
    若し、私がその日、仕事で遠方に行かなかったら・・・
    若し、私の帰りの時間帯がチョッとづれていたら・・・

    若し、私が思い切ってロマンスカーに乗り込まなかったら・・・

    若し、私の席が違う場所であったら・・・・

私の人生で、その人とは2度と出会うことはなかったでしょう。

 

 「人生は、本当に偶然の積み重ね」かもしれませんね。

 

令和元年5月22日

 

  現役サラリーマンのときに偉かった人もそうでもない人も、

定年退職すればただのジイサンとなります。

でも、偉かった人ほど退職後も「威張りたい症候群」か

ら抜けきれないとよくいわれます。

 

  一度も「権力の座」に就いたことのない人は、威張りたくても

威張る仕方を知らないので、何か気に障ったことがあっても

ブツブツ言っているだけで済みます。

しかし、一度でも(どんな小さい権力でも)握ったことがある人は、

その蜜の味が忘れられず、権力がなくなっても、威張ることで

気を晴らす傾向があるそうです。

 

 「威張りたい症候群」の症状が重い人は、会社で威張ること

が出来なくなった分、家で奥さん相手に威張ってしまい、深刻な

トラブルになることもあるようです。

 

令和元年5月21日

 

  2009年「アカデミー賞の長編アニメーション賞」には

「カールじいさんの飛ぶ家」が受賞しました。

この映画の冒頭シーンの内容は、「カールじいさんが

子供時代に妻と出会い、結婚し、日々を積み重ねて、

やがて妻を失い一人になる」という流れを無声画像で

綴るものでした。

 

 私はすでにこのシーンで涙していました。

印象的なのは、妻が毎日ネクタイを締めてあげるシーンでした。

ここのカットで一気に年月が経つのですが、実際の人生も

そうかもしれないぁと思ったりしました。

 

  なにか特別なことが積み重なるのではなく、ルーティンワークの
ような日々の積み重ねが人生をつむいで行く・・・・。そして、

その同じことの繰り返しを一緒に過ごす相棒こそが、人

生の伴侶である妻や夫なのだろうと思ったのです。

その人生の相棒が、突然に亡くなり一人になる悲しみ・・・・。

私にはカールじいさんの悲しみが心に響きます。

 

令和元年5月18日

 

  最近は「キレる高齢者」が問題となっていますが、それは

「威張りたい症候群」と言われる一種の病気だそうです。

その症状が重い人は、定年後会社で威張ることが出来なく

なった分、家で奥さん相手に威張ってしまい、深刻なトラブル

になることもあるようです。そして、奥さん相手に「威張りたい願望」

を叶えられなくなると、外に出て店員や駅員やらの威張っても

文句言われそうもない人相手に威張って憂さを晴らすように

なるそうです。

 

  ここから「キレる高齢者」が、次々と誕生して行きます。

「キレる高齢者」は、駅や病院などお客が多数集まる一方で、

お客とのトラブルは避ける傾向のある場所に多く出現している

ようです。私がよく利用する電車の中でも、偉そうに周りを

へいげい(睥睨)している不機嫌なお年寄りをよく見かける

ようになりました。

 

令和元年5月17日

 

  昨年定年退職した某氏は、夫婦二人の生活と

なったのでこれからは二人だけの生活を楽しもうと

思った矢先に、「妻は“四六時中あなたと一緒に居る

のは息が詰まる”と、さっさと自分の友達に会いに

出掛けてしまい、今は、家で“一人ポツン”と

テレビを見るだけの毎日になってしまった」と嘆いていました。

 

  「定年後は時間ができるから」と妻と旅行やら

食事やらを一緒に楽しもうと思う人が多いのですが、

それが出来るのは現役時代から子供や家庭を

奥さん任せにせず、きっちりと奥さん孝行に励んで

来た人に限られるようです。

 

令和元年5月16日

 

  日本は昔の成功体験が忘れられずにいたため、

デジタル革命に乗り遅れたと言われていますが、

「昔の成功体験を忘れられない」という現象は、

サラリーマン個々の定年後人生でも起こります。

 

  仕事や会社中心の人生を送ってきた人ほど、

定年後をどのように過ごすかが大きな課題となります。

会社や組織を背負って来た人ほど、ひとりの個人として

生きていくことに戸惑いが出るようです。

 

  例えば、定年後の「肩書き」です。

「よくある」と言われているのが、定年後の一寸した

集会でも“私は、元○○会社の○○部長をやって

いました”と自己紹介する例です。

どうしても現役時代の栄光が忘れられないことと

「定年後の自分の肩書き」をきちんと見出せないことから、

こう言ってしまうのでしょう。

 

令和元年5月15日

 

  最近、「終身雇用はもう維持できない」と発言する

経済界の大物が相次いでいます。

でも「終身雇用」や「年功序列」を信じ、「勤務を続けて

いればいずれ中高年になったとき報われるから」と、

私生活を犠牲にしてまでサービス残業や休日出勤も

こなしてきた多く中高年サラリーマンには

予想外の出来事です。

 

  若いときに安い給料でも不平を言わずに働いてきた

のに、「年功的賃金体系」のメリットを享受しようとした

段階になって急に制度を打ち切られるなんて、約束違反

だと怒っているのです。

実に「サラリーマンは辛い」のです。