私がナレーターになるまで(②学生期編) | ナレーター森沢 幸のボイスラボ 〜声と表現研究室〜

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東京23区在中。ナレーション(スタジオ・宅録)・影アナウンス・ボイストレーニング・朗読講師・音声収録編集で活動中。声の魅力を追求し、自由にのびのび表現できる世界を目指して日々研究。声や表現のお役立ち情報やプライベートもUP。直接依頼可能。インボイス登録事業者。

私がナレーターになるまで(幼少期編)

の続きです。

 

今回は、声優への夢をもちはじめてから

大学受験までのお話です。

 

下矢印

当時、

絶賛!声優ブームキラキラでした。

声優さんがコンサートや雑誌に載ったりと

大活躍されていました。

 

そこで「声優」という職業を

私も知ってしまったのです。

 

声優になれば

「アニメの主人公になれる!」

「自分以外の誰かになれる!」

と興味を持ちはじめ、どんどん声優への

夢を膨らませていきました。

 

下矢印

 

ハサミハサミハサミハサミハサミハサミハサミハサミハサミ

中学時代は、乗馬で落馬して頭打って

ちょっと記憶喪失気味なので飛ばします(マジ)

 

記憶喪失だなんて、大丈夫なのこの人?

と思われるかもしれませんが、

 

大丈夫ですパー

 

ウンジュウネンもたてば、記憶喪失なのか

ただ昔過ぎて忘れちゃっただけなのか、

よく分からないぐらいなので。

 

記憶喪失とはいっても、一夜漬けの勉強を

翌日すっかり忘れちゃった程度の感覚です。

 

ハサミハサミハサミハサミハサミハサミハサミハサミハサミ

下矢印

 

高校入学時には、確か「声優になる」

と決意していたような気がします。

 

競馬の騎手になれなかった経験から

「目標に向かって逆算して計画をたてる」

ことの大切さを本能で悟った私は

 

高卒で就職してしまうと声優養成所との

両立は難しい!と考え

 

→①進学

→②学校と養成所を同時に通う

→③声優になる

 

という計画をたてました。

 

しかし、

 

私には大きな問題

ありました。

 

わたくし、

本当に、

まったくもって

 

お勉強ができないのデス

 

口笛チューぶー

 

勉強のやり方もわからな〜い口笛

 

大学なんて受けられるレベルじゃ

ございません。

 

実は小学1年生さんすう

お勉強はとっくのとーに脱落

していたのです。

 

とりあえず、みんなが行ってる

予備校に通ってみました。

 

 

いやー、もう無理ですね〜笑い泣き

 

 

今までまったく勉強していなかった人が

塾なんてハードルが高すぎて

 

ゼミ方式も多人数系の塾でも1対1の塾でも

先生が宇宙語を喋っているようにしか

聞こえませんでしたおばけおばけおばけ

 

うーん、どーしよーもやもや

 

他にもゼミ方式から少人数型

個別型まで色々な塾に行って

みたんですけどね、

いまいち成果が上がらない。

 

1年ぐらいそんな感じでさまよっていました。

 

そうしたら、

ナイスタイミングで助言者

現れわれてくれたわけですよキラキラ

 

私と下位を争っていたお友達です。

 

彼女は、ある日突然、成績が伸びて

私は、置いてきぼりになりそうでした。

 

成績アップの秘訣を聞いてみると

1冊の本本を貸してくれました。

 

内容は

「暴走族だった男の子が彼女に振られたのを

きっかけに大学進学を決意して小学生の勉強

からやり直して大学に受かる」

というものです。確か。

 

ご存知の方もいらっしゃるかも。

有名な予備校の大人気先生にもなった方です。

今ネットで調べると色々ありますが

真偽のほどは、私にとってはどうでもよくておいで

 

とにかく

 

途方に暮れていた私の背中を力強く

押してくれた本に出会ったわけです。

 

バカでもやればできる!

パーパーパーパーパーパー

ドーンッて(笑)

 

自分と同じように勉強が苦手な方が

どのように勉強して成績を上げ、

目標を達成していったかが記されていて

勇気をもらいましたね〜お願い

 

そこから私も著者の方と同じように

小学生の勉強からやり直しました。

でも学年が進むにつれて徐々に理解度が

落ちてくるんですよ。

 

うーん、このままでは間に合わないもやもや

そこで、またまたお友達登場

今度は「公文」を紹介されました。

 

「くもん」ってナニ?キョロキョロ

 

すみません。

だって、お勉強してこなかったから。

そういうの知らないのです。

 

さっそくお友達に連れられて、

私は公文のドアを叩きました。

 

お教室には、小学生がいっぱいランドセル

 

問題を見てみると、同じような式が

いくつも書いてある。これを繰り返し

ひたすら解いていくのだという。

 

これでなんで成績が上がるのか

さっぱりわかりませんでしたが

成功体験者がいることだし、

他に方法も思いつかなかったので

とりあえず入会しました。

 

小学生に混じって問題を解く高校生w

へたすりゃ、そこに通う小学生よりも

簡単な問題を解いているという。

 

子供たちよりも付き添いの大人がびっくり

していましたね。

なんでここに高校生がいるの?って(笑)

 

でもね、

周りの目は全く気になりませんでしたよ。

「夢の実現」

という明確な目標がありましたからね。

 

ものすっごい勢いで課題をこなしていきました。

 

公文式は私に合っていたようです。

 

びっくりするほどグングン成績が

上がりました100点

 

さらに、少しでも入試でラクをするために

「3年間無遅刻無欠席」

「部活の部長」「クラス委員」もやって

推薦点・内申点アップも狙いました。

(注意:ウン10年前の受験事情です)
 

こうして1年弱ぐらい公文に通い続け

寝食忘れて猛烈に課題をこなし

なんとか高校レベルまで知識をもっていった

ところで3年生になりました。

 

本格的な受験シーズンに突入です。

 

志望校を相談する面談で、学校の先生から

思ったより上のレベルの大学を薦められて

すごく嬉しかったのを覚えています。

 

そんなところ私が受けていいの?って(笑)

 

でも、あくまで大学は、養成所と両立ができる

ことが前提なので、大変光栄でしたが

先生のおすすめは遠慮させていただきました。

 

志望大学は、なるべく自宅から近くて

養成所と両立できそうなところを選択。

 

公文はやり切ったので卒業卒業証書

 

毎日早く寝て、朝4時ぐらいに起きて

入試のためだけの勉強をやりました。

過去問とか、問題の解き方のノウハウ本とか

やっていましたね。

 

下矢印

努力のかいあって、

1番最初に受けた短大に合格お祝い

 

推薦枠だったので、受験科目も少なく

他は受けないまま、誰よりも早く

私の受験はおしまーい花火

 

3年生の中盤から、遊んでましたね。

車の免許とか取りに行ったり。

 

こうして

私の目標1段目は達成キラキラ

したのでしたチョキ

 

こうして過去を振り返ってみると・・・

目標に向かって行く時の取捨選択が

徹底してますね(笑)

 

あまり薦められた入試対策じゃないですね。

 

でも、私はこの経験が人生の支え

になりました。大袈裟じゃなく。

 

「やればできる」という実体験が

後々の自信にも繋がっていきました。

 

上手くいかない時も、受験の時ほど

自分は本当に努力をしているだろうか?

まだどこか甘えて逃げていないか?

と問いかければ、まだまだだなと思うし。

 

自分はもっとできるはずだ!

と自分を信じるようにもなりましたね。

 

結果はどうあれ、私は無駄ではなかった

と思っています。

 

 

あれー、また長くなってしまった。

また次のページも読んでいただけたら

嬉しいです。

 

➡︎私がナレーターになるまで(①幼少期編➡︎②学生期編➡︎③養成所編➡︎④なったぞ編

 

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