の続きです。
今回は、養成所時代〜事務所所属のお話です。
短大に入学と同時に念願の
声優の養成所にも入りました
養成所では、有名な声優さんが講師に
来てくださって現場のお話やエチュードを
見てもらえたり、実際にアニメに声を当てる
練習をやらせてもらったりと、
声優世界のザックリした概要を教えて
もらった感じですね。
「ぼっ●くり養成所」と言われていましたが
夢に向かってようやく進めると
かなり浮かれていました。
同じ夢を目指す子たちがいっぱいで
とにかく楽しかったです
(夢は叶う前が楽しいよね!旅行の前とおんなじ気持ち!)
養成所は土日しかない2年制でしたが
さすがに1年目の終わり頃となると
ぼっ●くり感に気づき
別の養成所へ行くことにしました。
次のところも「ぼった●り養成所」と
言われていましたがw(そんなんばっか)
講師の方がすごく親身になってくださり
私はここで恩師と呼べる方と出会うこと
ができたのです。
楽しかったなぁ〜
授業後にいつもみんなで飲みに行って
終電逃したら、誰かの家に転がりこんで
芝居の話をしながら朝まで飲む
いやはや若かったw
そして、この養成所で初めて
ナレーションの世界
を知ってしまいました。。。
最初の印象は「なんじゃそりゃ」
「全然わからん」でしたけどね
ナレーションのレッスンが1番苦しかった気がする。
本当にどうすればいいのかわからなかった。
わからないまま、過ごしていきましたよ。
養成期間を終えて、
のちに事務所に所属できました。
やったやったー
計画通りよ〜
でも、その後がうまくいきませんでした。。。
とにかく仕事がこなくて、
オーディションを受けてもうまくいかず
たまの仕事も映像のエキストラだったり
(楽しかったけどw)
ギャラも支払ってもらえなかったり。
(こういう事務所はダメだから!)
自己投資と思って、ボイトレやバレエを
習ったり恩師の個人塾に通ったり
ひたすら自己研鑽の日々が続きました。
しかも業界は
アイドル声優ブーム
可愛い女の子がどんどん出てきて
歌にダンスに、グループをつくって・・・
苦しかったわー。
無理にキャラを合わせていて
痛々しかったわー。
自分がアイドル声優になれるとは
絶対に思えなかったけれど
そういう風にもっていかないと
仕事をもらえないと思い込んで
いたんですね。
結果。
事務所をやめました。
(ギャラは最後にまとめて支払って
もらいました。ダメだからソレ)
あんなに苦労したのに!
あんなに頑張ったのにっ!!
とは、思わなかったですね
そこに至るまでのプロセスを「苦労」とは
とらえていないからですかね。
ただもう無理している自分が
苦しかったのでやめました。
今思えば、そこまで無理して周りに
合わせる必要はなかったのになー
と思いますね。
自分は自分のままで良いのにねぇ。
焦っていたのでしょうねぇ。
受験の時は、外堀埋めて効率良く
目標達成をしてましたが、、、
なんですかね、、、
養成所時代の行き当たりばったり的な感じ。
もっと養成所もよく調べれば良かったのに。
事務所もよく考えれば良かったのに。
1番肝心なところでいい加減で。
情報が今ほど手に入りにくい時代でしたが
もうちょっとなんとかすれば良かったなと
今にして思いますね。
ありー?まだ終わらない。
次回に続く。
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