SLOW&GRAND
川井凉平（かわいりょうへい）です。
妻は1〜2年前うつ病・パニック障害で苦しい生活を送りました。
一番苦しかったのは妻だとは思うけれど、一緒に生活していた自分も苦しんでいた。
なぜか。
支える側の情報がかなり少なく何をしたらいいかわからなかったから。
この経験はなった人じゃないとわからない事だし、情報を少しでも知れたり、シェアすることができれば当時の自分にはかなり救いになると思った。
なので、このブログを通して必要な人に伝わったり、広まったりすればいいなと感じたので状況を絞って書いていこうと思います。
妻の場合はうつ病・パニック障害と診断されて約2ヶ月くらい、とにかくよく寝てました。
起きる時間もまばらだし、今日は子どもが学校へ行く時間に間に合って起きたなーって思ったら、その後少し家事をしてまた睡眠。起きたのは子どもが下校の時間。
多い時で18時間くらいかな。
連続じゃなくても、起きて、食べて、寝て、起きて、TV見て、寝て、起きて、料理作って、寝て...
みたいな生活。
妻が寝てる間、僕はどうしているか。
次男がまだ幼稚園に行く前（3歳）だったので、一緒に遊んでいたり、家事したり。
でも、妻が起きた時に僕がいないと不安症がグングン大きくなってきてしまうので、基本家の中。
公園や買い物も行けない。
せいぜい外は、家の前の通りで次男の自転車の練習をしたり、庭の家庭菜園やガーデニングをする程度。
この時思っていたことは、
この生活がずっと続くんじゃないか？
いや、もっと悪くなってしまうんじゃないか？
という不安。
そして、
早くよくなるためには僕には何ができるだろう？
この不安と、やれることがないか？探しの毎日で僕の心の中はいっぱいだった。
自分の時間も欲しいな...という思いも少しはあったが、早くよくなってくれれば、早く仕事に復帰できると考えていたので、「今は我慢、我慢」って言い聞かせていた。
この葛藤期は当時めちゃ辛かった。
人には相談できないし、
好きな時に出かけられないし、
いつ起きてくるかわからないし、
急に怒りだすし。
いくら妻のことが大好きで、「支える」と決めていても正直、その思いも疑ってしまうくらいな現実がやってくる。
今支える側として一番大事だなと思うことは、
「今この状態」を共有してもらうこと。
当時の僕は、
「経験したことのない人に話して、大丈夫だよ！と励まされても、この現実が変わるわけじゃないから意味ない」
と思って強がっていた。
だから、自分で必死にネットで調べたり、本を読みあさったり、何かにすがりたい様な気持ちで一人で戦っていたけど、
実際は毎日泣きそうになるし、
助けて欲しかったし、
わかって欲しかたし、
でも、言えない自分もいる。
でもね、僕は恥ずかしくて、言えなくて1人で抱え込んでこんな思いをしたから、これは、オススメできない。
やっぱり、
一歩踏み出して話してみる。
経験して、学んだからわかるけど、こっちのほうが断然早いし、軽くなる。
長丁場の戦いに、この我慢は毒のようにジワジワきいてくるので。
話せる人が知り合いにいなければ、
そういう専門の窓口を探してみるのもよし、
探せばたくさんあります。
そんなところにお金をかけるなんて...
って思いもあるかもしれないけど、
「そんなところ」じゃないよ。
それ以上に自分は価値のあるもので、
大切にしなきゃいけないもの。
背追い込みすぎないで。
頑張りすぎないで。
経験した僕だからわかります。
辛い時、一緒にわかってくれる人がいるだけで、本当に心が軽くなる。
無理しないで。
川井家もそうだけど、
ずっとは続かないから。
良くなるから。
あなたの勇気を信じてます(^^)
今日も良い1日をお過ごしください(^^)/
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