つわり中も妊娠期全体を通しても、便秘に悩まされる妊婦さんは大勢いらっしゃいます。
妊娠していないときの便秘と違い、お腹に力を入れるのが怖いとか、下剤を飲むのは気が進まないとか、妊娠中ならではの悩みもありますよね
もう色々と試したけれど、なかなか改善されないというあなた
海外発の妊婦さん用便秘対策も一度試してみては如何でしょうか
Photo by kanenas.net英国マタニティケアの第一人者であるデニス女史が、著書の中で、妊婦さん用の便秘対処法をご紹介されています。
便秘は、世界中の妊婦さん共通の悩みなのです
― 飲食物
・1日3リットルの水を飲む。お茶の摂取量を減らす。
・朝起きたらまず、スライスレモンを入れた白湯を飲む。
・食事のときは食物繊維豊富な生鮮食品から食べ始める。：サラダ、生野菜、果物
・食物繊維豊富な食材を摂取する。：オレンジ、グレープフルーツ、みかん、ブラックカラント、ドライプルーン、ドライアプリコット、セロリ、さくらんぼ、水菜、キャベツ、ホウレンソウ、アーティチョーク
― お手洗いにて
・便座に座っている間、深呼吸し骨盤底の筋肉をリラックスさせる。なるべく力まない。
・他人に邪魔されないトイレの時間と空間を確保する。
・片方の膝を曲げ、踏み台に足を乗せる。（片足だけしゃがんでいるような恰好 ※筆者注）
― 自然療法
・タンポポコーヒー、ゼニアオイのお茶をお湯で淹れ、毎日飲み続ける。
・オレンジのアロマオイルを３～４滴、小さじ1杯のキャリアオイルに混ぜ、それをお風呂に入れる。
（筆者エミ訳）
Denise Tiran 『Have a Happy Pregnancy』(2011, Hodder & Stoughton)
ISBN-10: 1444100963
ISBN-13: 978-1444100969
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水分や食物繊維を意識して摂るというのは日本でもよく言われることですが、お勧めの食材のラインナップが日本とは少し異なりますよね
便秘対策にアロマオイル入りのバスタイムとは、なんだかお洒落
リラックス効果も期待できそうです。
勿論病院で処方してもらえる妊婦さんが使える下剤もあります。
どうしてものときは頼る必要がありますが、自分で出来る対策も講じていきたいですよね。
効果を実感できる方法に出会えますように