既存顧問先からプラスアルファの報酬を得る!
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
「新しいお客さんは増えないし、ましてや既存客の
報酬を上げるなど夢物語だよ。」と
嘆かれる所長先生が多い、今日この頃。
会計事務所に送られてくるDMや新聞等を見ると、
「MAS監査で、報酬が○○%アップ」、
「経営計画実施で、報酬○○万円獲得」などの
記事が、頻繁に目に飛び込んできます。
しかし、実際のところはどうなのでしょう。
対象となる既存客は、どれだけありますか?
特定の職員だけに、仕事が集中しませんか?
高額報酬のサービスは、継続出来るでしょうか?
ある近畿地方の先生が、こう嘆いていました。
「顧問料とは別に、月10万円の報酬もらって経営
コンサルしてるお客がいるんだけど、正直しんどく
なってきたよ。」
「最初は一生懸命やってたけど、実質的に私しか
対応出来ないので、時間と手間ばかり食って
しまって。こちらから勝手にやめられないし..。」
既存客の報酬アップは非常にありがたい話なのですが、
それが先生の“足かせ”になってしまうようでは意味が
ありません。
私どもが応援しております会計事務所では、
事務所側の時間と手間を抑えた
「既存客の報酬アップ」を実現しています。
例えば、
新システムの管理メニュー範囲に絞った、シンプルな
サービスを付加することによる「少額の報酬アップ」
キャッシュフロー計算書や資金繰り計画など
管理メニューを提供することで1社あたり月額500円~
4,000円程度の報酬をお客様より頂きます。
新しい顧問先獲得が難しくなっている昨今。
どの事務所も、あの手、この手で報酬アップの手段を
模索しているのが実情です。
新しいシステム導入をきっかけにして、
職員の個人スキルだのみにならないような、
オプションサービス料金の構築することも、
有効な一手段といえるのではないでしょうか。
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親しかったX先生の思い出 その2
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
先週末に続き、
お亡くなりになられたX先生のお話です。
私は、後見の税理士先生から、地元にある
仮オフィスにあるサーバ機器や、お客様のバック
アップデータの処置を任せていただきました。
その最中にX先生の奥様がいらっしゃいました。
オフィスで、何かを探されていたようだったのですが、
後から、生命保険の証券だということが分かりました。
専業主婦の奥様は、これからどうしていくか、
途方にくれている様子でした。
その後、証券は見つかったのでしょうか。
相続の案件をいくつも処理してきたX先生といえども、
51歳で亡くなるとは夢にも思っていなかったでしょう。
ご自身の保険証券の所在について、
気に留めていなかったことは、想像に難くありません。
さらに、顧問先の社長さん方も集まって来ました。
私は、どなたとも面識はありませんでしたが、
X先生とは、本当に親しくさせていただいていたことも
あり、みなさん私のことを先生から聞いていたようです。
そのお一人、ある社長はこう言っていました。
X先生と学校の同級生だったそうです。
「Xは本当にいいやつだった。性格が良いから、
みんなから“あれやって、これやって”と頼まれると
嫌がりもせず、何でも引き受けてくれていた。」
「いま思えば、我々が、甘えてお願いしていた仕事が
溜まってXを追い詰めてしまったのかもしれない。
頼まれても、“出来ない”と断ってくれていたなら、
Xはこんなことにならなかったかも..。」
と声を詰まらせていました。
本当にやるせない思いをした一日でした。
全国には、先生お一人で営んでいる事務所、職員さんを
抱えている事務所があります。
どちらの場合においても、働く人が過労や心労によって
二度とこのような悲しいことが起こらないよう
事務所の業務効率のアップや、余裕をもって仕事をできる
環境への改善に向けて、
これまで以上にお手伝いしていかなければならないと、
強く誓った出来事でした。
あらためて、X先生のご冥福をお祈りいたします。
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親しかったX先生の悲しい思い出
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
私は、11月半ばが近づいてくると、
「そろそろ、業界に本格的な繁忙期が始まるな」
と感じます。
9月決算法人の申告、年末調整、償却資産申告
そして確定申告...。
その繁忙期が終わる4月を待たず、
奥様と、まもなく中学校2年生を迎える娘さんを
残したまま、X先生は他界されました。
享年51歳。早すぎる死。
いまから3年半ほど前の話です。
日常的なハードワークがたたり、
脳溢血と心筋梗塞を併発したことが
原因だったと聞きました。
X先生は一人で事務所を切り盛りしていましたが、
自宅がある信越地方から、毎日新幹線に乗って
税理士登録している都内の事務所まで通う、
本当にアクティブで気さくな方でした。
会計システムCASH RADARによる顧問先の自計化を
推進したことにより、
たったお一人にもかかわらず、地元と東京と
合わせて45社程の顧問先をお持ちでした。
「お客様がCASH RADARで自計化してくれるなら、
あと20社増えても、私一人で全然大丈夫だね!」
と笑いながら言っていたのを覚えています。
私は、CASH RADARをご利用いただいているX先生の
顧問先社長から連絡をいただき、脳溢血で倒れた
事実を知りました。
慌てて、入院先の先生の携帯に電話し、
今後の事務所運営について話し合いをしていた
わずか半日後の心筋梗塞によるご逝去。
本当にショックでした。
その後、後見の税理士先生の存在を知り、
その先生と一緒に、甲信越にある地元に赴くこと
になりました。
CASH RADARをご利用の顧問先と、今後の運用の
ご相談と、仮オフィスにあったサーバ機器類やバック
アップデータの処置についてお話しする為です。
ドアを開け、なかを覗いてみると、
地元にある、“主のいない仮オフィス”は、
いまにもX先生が帰ってきそうに見えました。
そこで、私はさらに悲しい思いをすることになりました。
その内容については、週明けに。
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