親しかったX先生の悲しい思い出
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
私は、11月半ばが近づいてくると、
「そろそろ、業界に本格的な繁忙期が始まるな」
と感じます。
9月決算法人の申告、年末調整、償却資産申告
そして確定申告...。
その繁忙期が終わる4月を待たず、
奥様と、まもなく中学校2年生を迎える娘さんを
残したまま、X先生は他界されました。
享年51歳。早すぎる死。
いまから3年半ほど前の話です。
日常的なハードワークがたたり、
脳溢血と心筋梗塞を併発したことが
原因だったと聞きました。
X先生は一人で事務所を切り盛りしていましたが、
自宅がある信越地方から、毎日新幹線に乗って
税理士登録している都内の事務所まで通う、
本当にアクティブで気さくな方でした。
会計システムCASH RADARによる顧問先の自計化を
推進したことにより、
たったお一人にもかかわらず、地元と東京と
合わせて45社程の顧問先をお持ちでした。
「お客様がCASH RADARで自計化してくれるなら、
あと20社増えても、私一人で全然大丈夫だね!」
と笑いながら言っていたのを覚えています。
私は、CASH RADARをご利用いただいているX先生の
顧問先社長から連絡をいただき、脳溢血で倒れた
事実を知りました。
慌てて、入院先の先生の携帯に電話し、
今後の事務所運営について話し合いをしていた
わずか半日後の心筋梗塞によるご逝去。
本当にショックでした。
その後、後見の税理士先生の存在を知り、
その先生と一緒に、甲信越にある地元に赴くこと
になりました。
CASH RADARをご利用の顧問先と、今後の運用の
ご相談と、仮オフィスにあったサーバ機器類やバック
アップデータの処置についてお話しする為です。
ドアを開け、なかを覗いてみると、
地元にある、“主のいない仮オフィス”は、
いまにもX先生が帰ってきそうに見えました。
そこで、私はさらに悲しい思いをすることになりました。
その内容については、週明けに。
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