「税界タイムス4月1日号」に掲載されました
みなさん、こんにちは。
先週末4月1日、
税理士業界新聞「税界タイムス」様に、
私たちの取り組みについて、
インタビュー記事のご掲載をいただきました。
https://nmc-ao.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/info_220401_zeikaitimes86.pdf
昨年、Webセミナー形式で開催いたしました
「エヌエムシイ税理士法人実践事例セミナー」に
全国から300事務所以上のご参加があり、
そのうち約1/3の税理士先生から、
個別相談会のご依頼があった旨も
採り上げていただきました。
どなたでも、私ももちろんそうですが、
同じような職業、同じような
役割で働いている人がいれば、
「どんな仕事の仕方をしているのかな」
「どんな気持ちで仕事に取り組んでいるのかな」
と気になるものではないでしょうか。
見せてもらえるものなら、
ちょっと覗いてみたくなります。
もし、
同じような悩みで苦しんでいたり、
それを克服した経験があれば、
「どうやって...」と
直接聞いてみたいと思いますよね。
そんな探求心のある税理士先生や職員の方に、
今年も同セミナーの開催をご案内させていただきます。
初日は明日、
4月5日(火)13:30~ となります。
こちらは、ありがたいことに
すでに全国から45事務所様以上のお申込みがあり、
私も講師として、ご相談対応担当者の一人として
とても楽しみにしています。
現在6月までのスケジュールを
ご案内しておりますので、
まだ、ご参加いただいたことのない先生はぜひ。
エヌエムシイ税理士法人実践事例公開セミナー(4月5日より開催)
お申込み受付中!
https://nmc-ao.jp/seminar/consulting/
いよいよ明日から
みなさん、こんにちは。
全国的にも桜が見ごろのシーズンを
迎えておりますが、
いよいよ今日で3月も終わり。
明日から、新しい仲間を迎える
会計事務所様もおられるのではないでしょうか。
昨日お電話いただいた先生は、
インターンシップで来られていた学生さんが、
明日から晴れて入社の運びとなったそうです。
おめでとうございます。
税理士業界においても、
インターンシップを上手に活用されている
会計事務所が全国的に
増えてきていることを感じます。
入社前にお互いの様子を知る事ができて
本当に良い制度だと私は思います。
年齢を重ねていくとついつい、
「今どきの若者は...」と
小言を言いたくなってしまうこともありますが、
どんなに未熟であったとしても、
これからを担う若い戦力を
仲間に迎えられるということは
本当に喜ばしいことであり
組織活性化の起爆剤にもなりますよね。
前述の事務所様もそうなのですが、
意外とそこで気になるのは、
新入社員と同年代かそれに近い年齢の先輩が
所内に一人もいらっしゃらない職場が
多いという実態。
ちなみに一番お若い方でも、
15歳近い年齢差があるそうです。
ただそんなギャップにも負けず
立派に成長して欲しいと心から願うばかりです。
私は新卒で入社して初めて配属された先で、
素晴らしい上司の方と巡り合い、
30年近く経ったいまでも
その当時に褒められたこと、叱られたこと
相談に乗ってもらったことを
はっきりと覚えています。
社会人一年生にとって、
先輩や上司の影響は絶大だと思います。
その責任を噛みしめつつ、
私たちベテラン社会人も、
日々の業務に取り組んでいきたいものですね。
みなさんの事務所ではいかがでしょうか。
エヌエムシイ税理士法人実践事例公開セミナー(4月5日より開催)
お申込み受付中!
https://nmc-ao.jp/seminar/consulting/
“気合”より“テクノロジー”で乗り切ろう
みなさん、こんにちは。
いまからちょうど16年前。
確定申告期を過ぎた直後でしたが、
税理士H先生が亡くなられました。
51歳という若さでした。
確定申告期に入ってすぐ、
脳梗塞で緊急入院し、
その後一旦症状は落ち着いて、
「いやぁ、木村さん困ったよ。
これから事務所をどうしてばいいか...」
と入院先から携帯電話で
やり取りをしたわずか半日後、
先生は突然旅立ってしまいました。
ビジネスという堅苦しい枠にとらわれず、
フランクに人生相談などにも気軽に乗ってくれる
やさしい頼りになる税理士先生でした。
当時H先生は、事務所の所在する東京都内と
生活拠点のある長野県とを
新幹線で行き来していました。
仕事の丁寧さと人柄の良さからでしょうか、
紹介から紹介というかたちで両拠点に
お客様が次々に増えていきました。
しかしH先生は、
「私はヒトの上に立つのが苦手で、
今後も採用とか教育はまったく考えていないんだよね」
ということで、
お一人事務所として対応できる
お客様数を意識しつつ、
フットワークの軽さとできるだけ
自計化をお願いすることで、
何とか対処されていました。
しかし、ハイペースで増え続ける顧客数、
自計化とはいいつつ実質的に入力代行先が増えていく状況、
そして確定申告期限直前ながら
立て続けに税務調査の予定が入り、
問題が山積みの状況をなんとかおひとりで打開すべく
ハードワークと精神的なプレッシャーで
乗り切ろうとしたことが、
H先生を追い詰めてしまったのだと思います。
もし、それらが
2022年であったとしたら、
溜まりに溜まってしまっていた
入力代行の仕事は在宅スタッフにシフトし、
一件一件訪問していたお客様は、
Web会議やクラウド情報共有化ツール、
たとえば『私書箱』などを使って、
インターネット上でのコミュニケーションの割合を増やし、
H先生は税務調査対応に集中できる環境を、
私なら迷うことなく
提案していたことだと思います。
ところが16年前となると、
そこまでのデジタルインフラを簡単に活用できるだけの
充分な環境自体整備されていませんでした。
大変残念なことです。
しかし、
現在はそれらの手段は十分に整っています。
時間も人も場所も限られている
少人数の税理士先生こそ、
テクノロジーの力を積極的に使って
ご自身の業務環境を賢く
快適に保つべきだと私は思います。
無理に気合で乗り切ろうとして
健康を害してしまったり、
命に関わるようなことになってしまえば
元も子もないのです。
あれから一度もお会いする機会がありませんでしたが、
H先生の自慢だった
当時中学2年生のお嬢さんもいまや30歳。
私も今年で生前のH先生の年齢に追い付きます。
今や、手の届く範囲で
簡単にテクノロジーの恩恵にあずかれるのに、
“知らない”“知っていても取り組まない”ことで、
H先生のような悲しい事例が
世の中から一件も無くなって欲しいと
心から願うばかりです。
エヌエムシイ税理士法人実践事例公開セミナー(4月5日より開催)
お申込み受付中!
https://nmc-ao.jp/seminar/consulting/